幸せな結婚を叶えるために本当に必要なこと/採用のプロと白熱トーク⑤

「恋愛デスマッチ」特別企画として、友人のSさん(42歳)に登場いただきました!

 Sさんは私が新卒の時、採用担当だった男性。
現在は「採用のプロ」として人事採用コンサル会社を経営しつつ、書籍の出版や講演等で広く活躍されています。

 灘校→京大卒のエリートだけど、恋愛面では草食。
結婚12年目の一児のパパで、ルックスは色白童顔のカワイイ系。
そんな彼と白熱トークしましたよ♪

 前回の<親に愛されなかった人間は他人を愛せない」とか言うな!>もどうぞ。

【第14回】重要視すべき「価値観」はどれ?

アルテイシア 恋愛 デスマッチ 愛 価値観 bigbirdz

アルテイシア(以下、アル):「結婚ってどうですか?幸せですか?」と独身の子に聞かれるけど、相手によりますよね。夫婦のマッチング次第だから。
私は夫じゃなきゃ無理だったし、既婚者でそう語る人は多いです。
100組の夫婦がいれば100組の結婚のカタチがあるから、「自分は結婚に向いているのか?」と悩むより、「どんな相手とどんな結婚するのが向いてるのか?」を考える方がいいと思う。

S: そうだね。人事でいうと、採用と教育ではマーケット規模が全然違うんだよ。
教育を否定するわけじゃないけど、やっぱり採用が一番大事。
社員教育にお金をかける企業は多いけど、正直いい年した大人はそんなに変わらないから。

アル: 研修とかで変わっても3日くらいですよね。

S: うん(笑)。人事の要は5割が採用で、3割が配置。その人が向いている場所に配置することがすごく大きい。
だからやっぱりマッチングなんだよ。

伴侶はおせんべいの片割れ

アル: 私は「伴侶はおせんべいを割った片割れだ」とよく書いているんです。無理して自分を削らなくても、そのままでピッタリ合う相手。
そりゃ、ある程度の歩み寄りは大事だけど、相手に合わせて自分を削っても結局は破たんするじゃないですか。

S: うん。恋愛は無理が楽しかったりするけど、結婚は違う。何十年も一緒に暮らすんだから、無理しなくていい相手、そのままでマッチングする相手を選ぶべきだと思う。

アル: 婚活サイトで「価値観マッチング」をしている会社があるんです。
その会社の調査によると「家に人を呼ぶのは好きか嫌いか」「下ネタは好きか嫌いか」といった価値観のマッチングは、夫婦の幸福度に影響するらしい。
でも「肉が好きか野菜が好きか」「食べ物の好き嫌いは多いか」とかは、影響しないそうです。

S: それは正しいよね。僕も食の好みとか重要じゃないと思う。

アル: 旦那が『美味しんぼ』の山岡さんなら重要かもしれないけど(笑)。
「味覚が合うのは大事」とか言う女子って、結局グルメで舌の肥えた遊び人が好きなんじゃ?って思う。

S: 基本、女の子の方がグルメでお店とか詳しいもんなあ。

アル: 私はファミレスでも何時間でも話せる相手がいいと思います。
あと夫にするなら、グルメじゃない方が楽。うちの夫は何作っても喜んで丸飲みするから楽です。

S: アルは『夫とは外食も旅行もしない。そこは女友達で満たして、夫は家でご飯を食べるのが楽しい相手だ』と言っていたよね。

アル: うん。夫に「たまには旅行でもすっか」と言ったら、「じゃあ野宿しよう」と返されて「じゃあって何だ!」みたいな。

S: 野宿はハードだよなあ(笑)。