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  • 2014.11.05

幸せな結婚を叶えるために本当に必要なこと/採用のプロと白熱トーク⑤

「恋愛デスマッチ」特別企画として、友人のSさん(42歳)に登場いただきました!

 Sさんは私が新卒の時、採用担当だった男性。
現在は「採用のプロ」として人事採用コンサル会社を経営しつつ、書籍の出版や講演等で広く活躍されています。

 灘校→京大卒のエリートだけど、恋愛面では草食。
結婚12年目の一児のパパで、ルックスは色白童顔のカワイイ系。
そんな彼と白熱トークしましたよ♪

 前回の<親に愛されなかった人間は他人を愛せない」とか言うな!>もどうぞ。


【第14回】重要視すべき「価値観」はどれ?


アルテイシア 恋愛 デスマッチ 愛 価値観
by bigbirdz

アルテイシア(以下、アル):「結婚ってどうですか?幸せですか?」と独身の子に聞かれるけど、相手によりますよね。夫婦のマッチング次第だから。
私は夫じゃなきゃ無理だったし、既婚者でそう語る人は多いです。
100組の夫婦がいれば100組の結婚のカタチがあるから、「自分は結婚に向いているのか?」と悩むより、「どんな相手とどんな結婚するのが向いてるのか?」を考える方がいいと思う。

S: そうだね。人事でいうと、採用と教育ではマーケット規模が全然違うんだよ。
教育を否定するわけじゃないけど、やっぱり採用が一番大事。
社員教育にお金をかける企業は多いけど、正直いい年した大人はそんなに変わらないから。

アル: 研修とかで変わっても3日くらいですよね。

S: うん(笑)。人事の要は5割が採用で、3割が配置。その人が向いている場所に配置することがすごく大きい。
だからやっぱりマッチングなんだよ。


伴侶はおせんべいの片割れ


アル: 私は「伴侶はおせんべいを割った片割れだ」とよく書いているんです。無理して自分を削らなくても、そのままでピッタリ合う相手。
そりゃ、ある程度の歩み寄りは大事だけど、相手に合わせて自分を削っても結局は破たんするじゃないですか。

S: うん。恋愛は無理が楽しかったりするけど、結婚は違う。何十年も一緒に暮らすんだから、無理しなくていい相手、そのままでマッチングする相手を選ぶべきだと思う。

アル: 婚活サイトで「価値観マッチング」をしている会社があるんです。
その会社の調査によると「家に人を呼ぶのは好きか嫌いか」「下ネタは好きか嫌いか」といった価値観のマッチングは、夫婦の幸福度に影響するらしい。
でも「肉が好きか野菜が好きか」「食べ物の好き嫌いは多いか」とかは、影響しないそうです。

S: それは正しいよね。僕も食の好みとか重要じゃないと思う。

アル: 旦那が『美味しんぼ』の山岡さんなら重要かもしれないけど(笑)。
「味覚が合うのは大事」とか言う女子って、結局グルメで舌の肥えた遊び人が好きなんじゃ?って思う。

S: 基本、女の子の方がグルメでお店とか詳しいもんなあ。

アル: 私はファミレスでも何時間でも話せる相手がいいと思います。
あと夫にするなら、グルメじゃない方が楽。うちの夫は何作っても喜んで丸飲みするから楽です。

S: アルは『夫とは外食も旅行もしない。そこは女友達で満たして、夫は家でご飯を食べるのが楽しい相手だ』と言っていたよね。

アル: うん。夫に「たまには旅行でもすっか」と言ったら、「じゃあ野宿しよう」と返されて「じゃあって何だ!」みたいな。

S: 野宿はハードだよなあ(笑)。

「価値観や思想が合わない人は無理」


S: 育ってきた環境の違う他人同士が暮らすんだから、全てマッチするのは難しい。アルみたいに「ここが合えばいい」ってポイントが明確だといいよね。

アル: 私は根っこの価値観や思想が合わない人は無理です。
たとえばニュースや事件の感想で「は?なんだその意見」と違和感を感じると、その時点で無理。
今はTwitterとかで価値観や思想がわかるから、事前に探っておくといいかも。

S: うーん…ただ「行動だけ変えてもらえばいい」とは思わない?価値観や思想を変えるのは難しいけど、自分が望む行動をとってくれたらいいって風に。
たとえば「男も率先して家事をすべき」って思想ではないけど、ちゃんと家事を分担してくれればOKとか。

アル: 理屈ではOKだろうけど、私は無理。
「俺も育児は協力するから」とか言われると、「は?協力ってなんだ?育児はするもんだろーが」と思っちゃうから。「共稼ぎでも家事育児は女主導でやるべきって思想なのだな」と萎えます。

S: そこで判断されてしまうと、男としては厳しいというか…。

アル: 厳しすぎるのはわかっているけど、理屈じゃなく萎えちゃうんですよ。
エリートの元彼に「母親が姑を介護した話」を美談として語られた時も、「どっから説明すりゃいいの?」みたいな。
「かつて夫婦は主従関係で、嫁は家政婦・保育士・介護士・娼婦として雇われた。それが先人達の努力により女性の社会進出が進み…とか話しても、絶対かみ合わないよな」って。

S: 伝わるように話したら理解するんじゃないの?

アル: いや、こっちはアサーティブに話しても、相手は「なに怒ってるの?なんで俺責められてるの?」と萎縮するかムッとするかで、話し合いにならない。

S: そういう男もいるのか…。

アル: いるのかっつうか、Sさんが特別ですよ。こんなに話が通じる男は珍しい。さすが採用のプロ!

S: まあ、おばさんぽいってよく言われるしね…。
アルの旦那さんは理解しているんでしょ?

アル: そこだけは譲らずに夫を選んだから、続いているんだと思う。彼はシングルマザーの母親に育てられたのも大きいでしょうね。
「俺のご飯のことなんか考えなくていい、仕事を優先してほしい」と100回くらい言われましたから。
マッチングもあるでしょうね。私も夫には格闘技を優先してほしいから。

S: お互いに尊重し合ってるから、うまくいってるんだろうな。

伝える努力とメンテナンス


アル: ただ、伝える努力もしてますよ。
女友達は「夫の洗い物のやり方がヘタでイラつくから、自分でやっちゃう」とか言うけど、それだとストレスたまる一方じゃないですか?

 私も「こんな太い腕で私の何倍も力があるのに、なぜ汚れがとれないんだろう?」と不思議になるけど(笑)、「洗い物は汚れを狙い撃ちするんだ」と説明します。

S: 説明して行動を変えてもらえばいいよね。そこは教育できる部分だから。

アル: あと得意分野で分担すればいいと思う。運搬力とかは夫の方がはるかに優れているし。

 それと「家事を完璧にこなさねば」とか思わない方がいいですね。完璧主義にハマると、自分にも他人にも厳しくなるし。
世の夫は「テキトーな奥さんの方がいい」って意見が多いでしょ。

S: 本当にそう思うよ。べつに家事とかテキトーでいいから、奥さんには機嫌よくいてほしい。

アル: 逆の立場でも、イライラして機嫌悪い夫と住むのはイヤですもんね。

S: うちの奥さんは頭痛持ちだから、僕はよくマッサージをするんだけど。
指圧とか得意なんだよ、祖父が東洋医学に詳しくて仕込まれたから。

アル: 経絡秘穴を突く的な?

S: いや、北斗の拳みたいな技じゃなく(笑)。
頭痛にきくツボを押して痛みが和らぐようにしているんだけど、奥さんも感謝してくれるし、スキンシップはそれで事足りるというか。

アル: うん、セックスよりもそういう触れ合いの方が大事ですよね。
あとセルフメンテナンスって大事だな~と。若い時はストレスを彼氏にぶつけたりしたけど、それってお互い不幸になるじゃないですか?
「日々機嫌よく生きる」が私の人生の目標です。

S: 「人間の最大の悪徳は不機嫌である」とゲーテも言っているしね。
機嫌よくいるために心がけていることってあるの?

アル: 我慢してためないことですかね。
イライラした時はスーパーサイヤ人のように「うおーーーーっ!」と絶叫してから、『劇場版 銀魂』のDVDのバトルシーンを観てスッキリします。
オナニーで抜くのと同じですね。

S: 同じかはわからないけど(笑)、自分なりの対処法があるといいよね。
機嫌よくいることは、夫婦円満の最大の秘訣だと思う。

アル: 手前味噌だけど、夫は「奥さんが朗らかだから家に帰るのが楽しい」と言っています。 帰宅した夫をワオキツネザルの真似でジャンプしながら迎えるので。

S: それは楽しそうだな(笑)。

アル: 「モンスターが現われた!」ってドラクエっぽく迎えるとか。朗らかというか狂人ですね(笑)。
まあ、その方が自分も楽しいし。機嫌いい時なら気にならないことも、機嫌悪いとイラッとするじゃないですか?
だから「空腹にならない」とか「尻を冷やさない」とか、メンテナンスを心がけてます。

S: 尻?

アル: 女は尻が冷えると機嫌悪くなるんですよ。ゲーテも言っていました。

S: 多分ゲーテは言ってないけど、覚えておこう(笑)。

結婚前に同棲すべきか?


アル: 一緒に住んでみないとわからないから、私は同棲した方がいいと思う。
「同棲するとズルズルして結婚に至らない」と言われるけど、それって結婚をゴールにした考え方でしょ?でも、結婚ってスタートだから。

S: そこから何十年もの生活が続くわけだもんね。たまにデートする関係だと、お互いさらけ出さないし、良い部分しか見せないから。
就活の面接で良い部分しか見せないと、入社してからアンマッチが起こるように。

アル: 入社してから辞めるのは大変ですしね。
離婚も大変じゃないですか?だから同棲で試用期間を設けた方がいいかなと。

S: 同棲するとズルズルしちゃうのは、男が「今のままが楽、結婚して責任が増えるのは避けたい」と思うからかな。

アル: でしょうね。でも、そんな男とは結婚しない方がいいですよ。
結婚して大変なことがあると逃げそうじゃないですか。

S: 実際、大変なことはあるからね。子育てとか介護とか、綺麗事じゃないから。

アル: あとプレッシャーを感じすぎてる男も多いかも。
「自分1人の稼ぎで妻子を養わねば」とか、「自由な時間やお金が一切なくなる」とか。そこは話し合ってすり合わせるべきでしょうね。
そういう話し合いを避ける男なら、さっさと見切って次へいきましょう!

S: 回転率を上げるのは大事だから。

ジャイロ・ツェベリ
ジャイロ・ツェベリ

アル: 「回転は無限の力だ、それを信じろッ!」(ジャイロ・ツェペリ*)
*漫画「ジョジョの奇妙な冒険」より、第7部「スティール・ボール・ラン」の主人公の1人である。

 アルテイシアさんが普通の男子の性事情をインタビューする『魁!!セックス塾』を当連載と隔週で更新しています。あわせてお楽しみください!

Text/アルテイシア

恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座 アルテイシア
『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』/著:アルテイシア/出版社: KADOKAWA/メディアファクトリー

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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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