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  • 2014.10.08

自分にピッタリの結婚や就職を叶える最強のカギとは?/採用のプロと白熱トーク③


「恋愛デスマッチ」特別企画として、友人のSさん(42歳)に登場いただきました!

 Sさんは私が新卒の時、採用担当だった男性。
現在は「採用のプロ」として人事採用コンサル会社を経営しつつ、書籍の出版や講演等で広く活躍されています。

 灘校→京大卒のエリートだけど、恋愛面では草食。
結婚12年目の一児のパパで、ルックスは色白童顔のカワイイ系。
そんな彼と白熱トークしましたよ♪

 前回の<自己実現を目指すと、婚活も就活も失敗する②>もどうぞ。

【第12回】マッチングの鍵は「出会い」「回転率」「別れ」

アルテイシア アルテイシアの愛され(笑)痴女養成講座
Mateus Lunardi Dutra


S:マッチングは確率論だから、就活も婚活も「たくさん会う」のが第一のカギ。
そして、二番目のカギは「回転率」。回転率を高めるには「別れる力」が必要。


アルテイシア(以下、アル):私も同じこと書いてますよ。
「まずは出会いの数を増やすこと」「古い恋をリリースしないと新しい恋をキャッチできない」って。
未来のない恋は見限って、次に進まないと可能性を潰しちゃうから。

 ただ、古い恋をリリースするのって難しいけど。「これを逃すと次はないんじゃ」と不安になるし。それでもエイヤ!と手放す勇気は必要だと思う。

S:うん。回転率以外でいうと「分散投資」しかないよね。

アル:つまり、二股や三股かけるってこと?

S:えっとね、分散投資に必要なのは「曖昧体質」
「これって付き合ってるの?付き合ってないの?」って曖昧な状態をキープすること。

アル:つまり、曖昧な関係のままデートする男が複数いるってことですね。
…異議あり!

S:ハイ。

アル:岡田斗司夫さんも「三股をかけろ」と提案しているんですよ。彼氏を3人作ってニーズを分散すればいいって。
でも、それって男性目線の意見だと思う。

 まず、女は「数いきたい」と思ってなくて、「オンリーワンの本命」がほしいんです。本命以外に時間やパワーを割きたくないし面倒くさい。
あと、罪悪感を感じて辛くなる人も多いし。

 何より一番は「股をかけたいような男がいない」ってこと。
セックスどころか、デートするのも苦痛な男が大半ですから。

S:なるほど、そうかも…。

アル:女友達は「婚活で何十人もの男と会った結果、話していて不快じゃない男は貴重だと悟った」と話していました。
これって女の要求が高いわけじゃなくて…。

S:男のレベルが低いんだよね。
実際その通りだよ。就活でも「男子で採りたい学生がいない」と、どこの企業も言ってるから。「性別関係なく選べるなら、全員女子を採用する」とも。

 たとえば男女同数採用しようとしたら、女子300人、男子は1000人は会わないと採れない。

アル:マジですか?そんなにレベルが違うの?

S:うん。男子を1000人面接すると「男子偏重だ」とか言われるけど、そうじゃなくて女子の方が優秀なんだよ。
それと、優秀な男子は狩られてしまっているのも大きい。

アル:OBOGの紹介とかで青田刈りされてるってこと?

S:まあそういうこと。
一部の優秀な男子は何社も内定を採れるけど、一社も採れない男子もすごく多い。

スカウティング型の企業=肉食系女子


アル:恋愛も同じですね。一部のモテる男は何人もの女子と付き合えるけど、1人も付き合えない男子もすごく多い。
そしてレベルの高い男子は狩られていて、残っている男子はレベルが低いっていう。

S:採用でいうと、オーディション型とスカウティング型の企業があって。
前者は応募を待っているだけで「優秀な男子学生がいない」と嘆いている。でも、現実は「優秀な男子はスカウティング型の企業に狩られてる」って話なんだよね。

アル:婚活でいうと<スカウティング型の企業=肉食系女子>ですよね。

S:うん。芸能プロに喩えると、ジャニーズやホリプロであれば膨大な応募の中から選べばいい。
でも弱小プロは、みずからスカウトにいかないと良い人材はつかめない。

アル:シビアな話だけど、女子アナやモデルとかブランド力の高い女子は応募の中から選べばいいけど、そうじゃない女子はスカウトにいかなきゃダメってことか。

 うーん…ただSさんも「美人で性格がよくても不幸な恋愛をしてる女子が多い」と言っていたでしょ?
ガツガツ応募してくる男には、ヤリチンや遊び人が多いんですよ。

S:そっか…じゃあやっぱ自ら選んでスカウトする方が幸せなのか。

アル:それに未婚男子の4人に3人が「自分は草食」と答える時代だから。そもそも応募しない男子が多数派なんです。

 女子校の同窓会に行くと、身持ちの固い“いいお嫁さんタイプ”が独身で、昔遊んでた子はみんな結婚していますよ。彼女らは自ら狩れる人たちだから。

S:「マトモな男はみんな結婚してる」っていうけど、実際そうだもんね。
企業研修に行っても、男子は全員既婚で女子は全員未婚ってパターンが多い。女子の方が見た目もコミュ力も高いにも関わらず。

アル:全体的に女子の方がレベルが高いからですよね。
たとえば服ヨレヨレで人の目を見て話せない女子はめったにいないけど、男子は結構いるじゃないですか?
で、そういう男子が「どうせ女はイケメンが好きなんだろ」と言ったりする。

 女子でそんなこと言う子はまずいなくて、見た目やコミュ力を磨くとか、自己努力する方向にいくんです。
男は「見た目で選ぶ女が悪い、俺は悪くない」ってプライドがあるんでしょうね。

S:男のプライドが男をダメにしてるんだなあ…。

アル:男性向けに恋愛記事を書くと「なんで男ばっか努力しなきゃいけないんだ、この上から目線のクソ女!」と必ずディスられますよ。そういうコメントが100件以上つく。

S:大変だなあ。

アル:ディスられるのは全然平気なんですけど。
ただ「女はさんざん努力してきたんだよ、恋愛特集や恋愛本も圧倒的に女向けが多いでしょ?」と言いたくなる。ちゃんと現実を見ましょうよって。

S:やっぱり親が悪いのかな?
うちの息子を見ていると「こりゃマザコンになるわ」と思うもん。

アル:息子は甘やかされてますか?

S:ベタベタに甘やかされてる。
特に今は少子化で1人っ子が多いし、異性の息子と母親は恋人みたいになるから。「ありのままでいいのよ、愛してるわ」って。

アル:レリゴーですね。

S:うん、レリゴー。磨いたり、努力したりする必要なんてないわっていう。

アル:『アナ雪』は色んな解釈があるけど<男社会で女は強さや実力を隠さなきゃいけなくて、その象徴が手袋>ってのもありますよね。で、手袋を脱いでレリゴーっていう。

S:アルは『アナ雪』みてどう思った?

アル:バトルシーンがなくて退屈と思った。

S:やっぱバトルシーンが不可欠なのか(笑)。

金の卵をスカウトして、スターに育てよう!


アル:童貞好きの立場から言わせてもらうと、磨けば光る男子も多いんですよ。
女子は完成系の男を求めずに、「未完成な男を育てる」方向にシフトするのがカギかなと。

S:そうだね。採用でも、中途は特に経験がないと落とす企業が多いけど、未経験者でもポテンシャルを秘めた人はいるから。書類だけで決めてしまうのはもったいない。

アル:恋愛も同じですよね。金の卵をスカウトしてスターに育ててほしいです。

S:やっぱ女子は完成型の男がいいのかなあ…。

アル:でも、ジオングだって未完成のモビルスーツ*でしたから。足などただの飾りです!
(*『機動戦士ガンダム』より、上腕の装甲と脚のない80%の完成度のモビルスーツ)

アルテイシア アルテイシアの愛され(笑)痴女養成講座
MG 1/100 MSN-02 ジオング (機動戦士ガンダム)/©創通エージェンシー・サンライズ


S:未完成の男を育てるのが面倒くさいのかな?

アル:面倒くさいのもあるし、女子は「自分磨き」が好きなんです。
で、磨きすぎて縁遠くなっちゃう子も多い。容姿も振る舞いも完璧なのに独身、みたいな。

S:女性は努力が好きだもんね。ジムやエステや習い事に通ってスケジュールぎっしり、みたいな。

アル:それだと出会いの場に行くヒマもないでしょ?
むしろ毎晩飲み歩いている子の方が彼氏できたりしますよね。

S:ホントそうだよね。
それに、あんまり完璧すぎると男は近寄りがたいのかも。
「俺なんか相手されない」「ハイパーな男としか付き合わないんだろう」みたいな。

アル:そういう女子が、実は心安らぐ草食系を求めていたりするんです。

S:そんな風にギャップがあるとマッチングしづらいよね。

アル:そう、ギャップ問題は大きい。
たとえば、ぱっと見は王道モテ系女子なのに、中身はスパイシーだったりするんです。オタクやサブカル趣味があったりとか。
そういう女子は「男に勘違いされて好かれるんです~」と嘆くけど、ギャップを埋めるべきだと思う。
この前、ギャップに悩む編集さんに「アフロにしたら?」とアドバイスしました。

S:アフロはスパイシー過ぎないか(笑)?

アル:セグメント効果は絶大ですよ(笑)。

S:確かに「自分は他人からどう見えるか?」って客観性は大事だよね。
ギャップが大きいなら埋める努力をした方がいい。

アル:私なんかは王道モテは一切しないけど、アンマッチも少ないです。
見るからに気が強そうだし、ガラッパチ系でしょ(笑)?

 それは「私みたいな女が好きな変人だけ来い、雑魚はいらない」と思っているから。
「モテを捨ててマッチングをとる」って、「ケンカに負けて勝負に勝つ」ことだと思うんです。

S:確かにモテると一瞬嬉しいけどマッチング率は下がるよね。

アル:でも婚活記事とか「王道モテを目指せ」って内容ばかりじゃないですか?
家庭的アピールして服装はコンサバでみたいな。
それで雑魚を大量に釣ったところでマッチングしないし、無理やり結婚しても破たんしますよね。

S:確実に破たんするね。それは就職も同じで、ずっと演技を続けるのは無理だから。
素の自分を認めてくれて、居心地のいい会社や夫を選ぶべきなんだよ。

アル:私が結婚9年目で言えるのは「無理は絶対続かない」ってことです。
…ただ自信がないと「素の自分を出せない」「素の自分を認めてくれる男を選べない」って問題があるんですわ。

S:自己承認の話だよね。
ひとつ言えるのは、自分に足りないものを会社や男で埋めようとすると不幸になる。
そして自信というのは「根拠のない自信」が一番強いんだよ。

アル:そこ興味深いんで、ぜひ聞かせてください!

―――次回へ続く!

 アルテイシアさんが普通の男子の性事情をインタビューする『魁!!セックス塾』を当連載と隔週で更新しています。あわせてお楽しみください!

Text/アルテイシア

恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座 アルテイシア
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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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