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  • 2014.06.25

出会いがないと嘆く女子必見!恋愛は総合点より一点突破が鍵


【第3回】自分が求める「ここだけは」の一点を見つけよう!

アルテイシア 恋愛デスマッチ 三十路 無駄モテ 結婚
by Robert Ramirez

AM編集部(以下、AM): 以前の連載の中で<恋愛は総合点より一点突破>という言葉が印象的でした。

アルテイシア(以下、アル): バランスよく平均点を満たしている男より、一点が突出している男の方がうまくいくって話ですね。

「好きな人に出会えない」と嘆く女子は多いでしょ?
彼女らの「ここが好きじゃない」「あそこが気になる」って不満を聞きながら「要するに一点突破してないんでしょ?」と言うと「…うん、そうだね」と返ってくることが多い。
自分が本当に求める一点さえ満たしていれば、他は許せるものだから。

AM: アバタもエクボと言いますが、エクボとまでは思えなくても、目をつぶれますよね。

アル: 結婚後もそうですよ。
他人同士が住むわけだから、当然イラつくしケンカもする。でも「ここだけは」って一点さえ満たしていれば、我慢できる。逆にそれが無いと離婚すると思う。

 だから「自分にとっての一点は何か?」を見つけるのが大切です。
頭がいい・見た目が好み・笑いのツボが合う…とか、人それぞれ違うけど。

AM: アルさんの一点は何だったんですか?

アル: 戦闘力です。
うちの夫は格闘家なんだけど、どんな金持ちやイケメンに出会っても「戦ったら夫が勝つわ」と思うから、揺るがないんですよ。

 私は子どもの頃から『北斗の拳』や『キン肉マン』等のバトル漫画が大好きで。『星の瞳のシルエット』とか少女漫画も読んでいたけど、久住くんよりラオウに夢中でした。
ラオウみたいな強い男に守られたかったし、自分もラオウになりたかった。

AM: なりたかったんですか!

アル: “強さ”に強烈に惹かれるんでしょうね。腕っぷしの強さだけじゃなく、心身ともにタフで打たれ強いって意味ですけど。
その嗜好はずっと変わらないです。だから自分の一点を知りたければ、幼少期の記憶をひもとくのもいいかも。

自分より弱い男には甘えられない

アル: 私は自分の男にだけは甘えたいし、守られたいんですよ。
その1人の前でだけは鎧を脱いで、生身の弱い自分をさらけ出したい。
…これには共感する女性も多いと思うんですけど。

 でも、自分より弱い男には甘えられないじゃないですか?
私の不幸は、自分より強い男がいなかったこと。

AM: ああ…アルさん強いですもんね。すごく男らしいし。

アル: 9割方の人に言われるから、そうなんでしょうな。
私は毒親育ちで早くに自立したから、強くならざるをえなかったのもあります。

 あと広告業界という魑魅魍魎の世界でヤクザみたいな客を相手にしてたら、ドスがきいてくるんですよ。
ちっさいことでオロオロしてる男を見ると「しっかりせえや!」とどつきたくなってしまう。

AM: それはわかるかも(笑)。社会に出ると女の方がしっかりしていて「男って情けない」と思う機会が多いです。

アル: 一方的に守ってほしいわけじゃなく、お互いに守りたいんですよね。でも男が弱いと「ワシが守ってばっかりやないか!」になってしまう。

AM: なぜ男が弱いんでしょうか?

アル: もともと男社会で守られていたし。
それに男の方がビビりだと思う。プライドが高いから失敗を恐れるんでしょうな。

 女の方が好奇心から新しい世界に飛びこんで、そこで打たれて強くなる。人間、打たれないと強くならないから。男子は猿岩石のように放浪の旅に出かけて、HP(ヒットポイント)を上げてほしいです。

AM: そんな中、旦那さんは強かったんですよね?

アル: 他は0点だけど、そこだけはズバ抜けていました。
夫に「私は男らしいとよく言われる」と言ったら「どこが?男らしいっていうのは、神取忍みたいな人を言うんだよ」と返ってきた。

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AM: 神取忍(笑)。 旦那さんにとって、アルさんは“守らなきゃいけない女の子”だったんですね。

アル: そうなんでしょうな。
付き合う前、うちの毒親の話をしたんです。大抵の男は引くけど、夫は一切動じずに「僕が守らなければ誰がアルさんを守るんですかー!!」と怒鳴られました。

AM: 感動的ですね…!

アル: いや、ジャック・バウワーみたいな剣幕だったから、殺されるかと思った(笑)。でもまあ、口先だけで言ってるんじゃないなと。
元彼たちも「俺が守る」とか言ってくれたけど「あんたに守れんのかよ、客からクレームきただけでヘコんでるくせによ。毒親ナメんじゃねえぞ」と思っていたから。

 夫は父親のDVが原因で両親が離婚して、女手一つで育てられたんですね。父親にはずっと会ってないらしく。
それで「親に捨てられた的なトラウマはあるの?」と聞いたら、「全然。キン肉マンなんて、豚と間違われて宇宙船から捨てられたんだぞ」と返ってきました。

AM: 最強ですね!

アル: 変わってますよね。
でも、タフなのは確かだなと。過酷な減量で即身仏みたいになっても、一切愚痴も吐かないし。そういう姿を見ていると多少の不満は気にならない。「足が臭くてもまあいっか」って。

AM: 足が臭いんですか?

アル: 臭い。あと夫は生まれてから一度も顔を洗ったことがないらしい。

AM: 一度も?!

アル: シャンプーを流す時に顔も洗浄されるからいい、という理屈だそうです。
私も不潔でびっくりしたけど…でもラオウがこまめに洗顔してたらイヤでしょ、プロアクティブとか使って(笑)。

マッチング=割れ鍋に綴じ蓋

AM: お話を伺ってると、旦那さんにとってもアルさんは必要で、唯一無二の存在だと感じました。

アル: うーん、<割れ鍋に綴じ蓋>じゃないですかね。お互い欠点があってデコボコしてるけど、ピッタリ合うっていう。
だから完璧を目指すんじゃなく、完璧じゃないままでマッチングする相手を探すといいと思う。

AM: 一点突破していれば、細かい欠点も気にならないと。

アル: うん。ただ、人間はそんなすぐにはわからないから。
「第一印象は付き合うとかありえないと思った」と語る既婚者は多いでしょ?私もそうだったし。夫と何度か会ううちに、だんだん腹を割って話すようになって、ようやく深い部分が見えたので。
初対面で「この人はナシ」と判断するのは早計だと思う。一目惚れってほんとアテにならないし(笑)。

「深い部分を見よう」って姿勢も大事だと思います。
でも、重箱の隅をつつくように、細かい不満を言う女子もいるでしょ?細かい部分に気をとられていると、深い部分まで辿りつかないから。

AM: 以前お話していた<アンパンの皮じゃなくアンコに注目>ですね(41回記事)

アル: 自分も表面だけで判断されたらイヤじゃないですか。
お互い、深い部分はそんなすぐに見せないし。だから、ある程度の時間は必要だと思います。

天変地異が起こった時、そばにいてほしい男は?

AM: 「好きな人に出会えない」と嘆く女子は、重箱の隅をつつくクセがある気がします。

アル: 気持ちはわかるけどね。男の悪口って面白いし(笑)。 女子会のネタにもなるから、ついアラ探ししちゃうけど…クセになりすぎると弊害があると思う。
酒井順子さんが『地震と独身』という本で、東日本大震災の被災者の方々に取材されてるんですね。
その中で、被災者の女性の「女友達と『もう男の人を見誤らないね』と話した」という言葉が印象的でした。
その方は「地震の直後、色んな人を見たから。外見はかっこいいけど全く頼りにならない人とか、自分さえ良ければいいって人とか」と仰ってました。

 私も阪神大震災を経験したので、すごく理解できて。
私もいっぱい見たから、オロオロするだけの人とか、他人を助けられる人とか。それで「心身ともにタフな男、サバイバルできる男じゃないと」とさらに刻まれたんだと思います。

 たとえば、お金を稼げる男って頼りになると思うでしょ?
でも、お金って武器が通用しない世界では超弱いんですよ。避難所で水や食料のために並ぶとか、固い床に寝るとかできない。
その点、うちの夫は「草を食ってでも生きてやる」みたいな人だから。山で野営とかもしてたらしいし(笑)。

 極限状況って、本性が浮き彫りになるんです。
子どもやお年寄りに食料を配る人もいる一方で、自分の家や財産のことばかり気にする人もいる。

AM: そういう状況になれば、表面じゃなく深い部分で判断できると思います。

アル: だから、天変地異が起こった時を想像するといいかも。
「その時、そばにいてほしいのはどんな男か?」「この人はどんな風に行動するだろう?」と考えれば、大切なことが見えると思う。

 子育てや介護も極限状況になるじゃないですか。
お互い寝不足でクタクタだけど、夜中に子どもがギャン泣きするとか。それを共に乗り越えていくのがパートナーだから。
そういう意味では、一緒に富士山に登るのとかもオススメ。
酸素の薄い極限状態に行ってみれば、レストランでデートする時には見えない部分が見えると思う。

 ちなみに夫と山登りしたら、素手でヘビを捕まえていました。
頭がおかしいのかな?と思ったけど、いざという時には食料を調達できる男じゃないとね。
皆さんも“いざという時ベース”で男を見極めてください♪

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Text/アルテイシア


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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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