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  • 2013.12.16

イケメン願望は捨てよ!顔は20年で衰えます

 私はときどき「お見合いおばさん」になります。
その活動の一環で、寿退社を狙っている妙齢の女性に、若い男性を紹介したことがありました。
ふたりが対面を果たした翌日、どうでしたと聞いてみると
「うーん、全然ダメだなー。あたしイケメンとしか付き合ったことがないって前に話したよね。覚えてる?」

と逆質問される予想外の展開に。
ナ・ニ・サ・マ……とツッコミそうになったのを記憶しています。

5年前から「結婚相手の条件=イケメン」がブレないアラサー女性

池田園子 恋愛 AM コラム 結婚 イケメン
©PhotoCo.

 彼女は30代半ばという年齢にしては、若々しくてかわいらしく見える女性です。
加えて華奢な体型、儚げなロングヘアを見て「守ってあげたい」と思う男性も決していなくはないだろうという印象。
しかし、結婚したい相手のタイプを聞くと「もちろんイケメンでしょ!」と即答するところに、ある種の痛々しさを感じずにはいられません。

 筆者とはおよそ5年前に知り合った彼女。アラサー女性ふたりでランチに行くと、結婚の話題も当然のように出てきます。
昔、彼女に「どんな人と結婚したいですか?」と初めて聞いたときのことは、いまでも忘れられません。

「カッコいい人。あたし、イケメンが好きなんだよね。
顔って大事じゃない? 結婚したら毎日会うわけだしね。
前付き合ってた彼もGACKT似のイケメンだったんだ。
イケメンに慣れちゃったから、顔がダメな人はムリかも」


 聞いてもいないのに、一方的に元カレイケメン情報、元カレGACKT似情報を提供されるという衝撃的な日でした。
その後1年に1〜2回会う度に、結婚相手への希望条件が更新されているかどうか興味本位で尋ねてみるのですが、相変わらず返ってくるのは「イケメンがいい!」というご希望。
この「ブレなさ」、ある意味で「芯のある女性」と捉えるべきなのか……。

「イケメンと結婚する方法」とググると1860万件ヒットした

 加えて「今度イケメン紹介してよ」と大学生のようなリクエストをされるわけですが、「GACKTさんのようなイケメンの知り合いなんていませんよぉ」と適当にごまかしてきました。
年上のおねえさんに対して「いい加減、目ぇ覚まして?」と厳しい言葉を伝えづらいので、この場を借りて間接的に私のきもちを伝えておくことにします。

 そんな会話をきっかけに、イケメン夫獲得願望を持つ彼女は例外なのか、それとも普通なのかが気になり、Googleで検索してみたことがあります。
すると思いのほか「希望者」が多いことに驚いたのでした。

 今回改めて検索すると「イケメンと結婚したい」は235万件、「イケメンと結婚するには」は438万件、「イケメンと結婚する方法」に至っては1860万件(2013年12月11日現在)も表示される結果に。
しかし「本当に効くのか?」と首を傾げたくなるようなテクニック、妙なイケメンの好み分析が並ぶだけで、マトモな情報は少なそうに思えました。

厳しい「顔面至上主義」を掲げ続けると男性を遠ざける

 それでも、さまざまな「テク」を駆使して、なんとかイケメン男性を手に入れたことにしましょう。
しかしここには、人が老化に抗うことはできないという切ない現実があります。
顔は歳を重ねるごとに確実に劣化していきます。

「イケメンだったはず」の男性がアラサーに差し掛かった頃、すでにメタボになって崩れている事例も少なくありません。
「痩せていた頃、若かった頃はきっとイケメンだったに違いない」とたやすく想像できる「元イケメン」の存在は切ないです。
もとがイケメンでもよほど気をつけていない限り、おじさんになればイケメンではなくなるのです。

 さらに、おじさん〜おじいさん世代に入ると、イケメン感はほとんど損なわれた状態になっています。
極端かつ失礼な話、おじいさんになってしまえば、見た目に大差は出なくなります。
それを考えると、厳格な「顔面条件」を掲げてイケメン探しに没頭し、貴重なアラサー時代をムダにするのはもったいない。

 また、昔イケメンと付き合っていた「栄光の時代」を持つ女性にありがちですが、再びそんな時代がやってくると期待するのはよくありません。
あくまでも過去は過去。20代と30代ではさまざまな条件が異なります。

 イケメンと結婚しなくてもいいのです。
本人いわく「そこそこの男性」と結婚した女性は「髪型とヒゲを調整すれば、それなりにイケてる男に見える」と言いますし、「イケメンでないほうがいろんな意味で安心感がある」という既婚者の意見もあります。

 いい年になっても「イケメンがいい!」と希望し続ける無意味な高望みは、「まだ顔が大事なの?」と男性を引かせることになり、結果的に結婚を遠ざけてしまいます。
もう私たちは若い女子中高校生のような「イケメンじゃなきゃイヤ」嗜好を持つべきではありません。
アラサーの大人になって本当に結婚したいと思うなら、「顔面至上主義」は卒業して「中身至上主義」に移行しようではありませんか。



Text/池田園子

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ライタープロフィール

池田園子
86年生まれのライター/編集者。女性を勇気づけることが目標。

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