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  • 2013.12.09

専業主婦願望は捨てよ 目指すは「そこそこ稼ぐ女」


 前回の「独身女の高望みは女を脱出不可能な迷路に突き落とす」も合わせてどうぞ。

「結婚して専業主婦になりたい。働くの疲れちゃったんだよね」

 この不安定なご時世におねえさん、それ本気ですか!? とある妙齢の女性と話していて耳を疑ったことがあります。
これは危険な徴候。以下にデータを並べるので冷静になってください!

3人に1人が専業主婦希望…受け入れOKな男性は5人に1人

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 彼女の考えは「働くのが面倒→でも食べていく必要がある→結婚して養ってもらえばラッキー」と進化しています。
このケースは「依存型結婚」を目指すあまり、なかなか結婚に至らない可能性を秘めています。
しかし実際、このような「専業主婦希望者」は少なくありません。

 厚生労働省が10月に発表した「若者の意識に関する調査」(15~39歳の男女3,133名を対象)によると、女性に「結婚(事実婚含む)したあとは専業主婦になりたいと思いますか」と尋ねたところ、「どちらかといえばそう思う」(26.0%)、「そう思う」(8.2%)と3人に1人を超える女性が「専業主婦になりたい」と回答していたのです。

 一方、男性に「結婚相手(事実婚含む)の女性は専業主婦になってほしいと思いますか」と尋ねたところ、「どちらかといえばそう思う」(15.4%)、「そう思う」(3.9%)と5人に1人が「専業主婦になってほしい」との結果に。
この割合は専業主婦希望女性の割合と乖離しています。
お互いが上手くマッチングすれば御の字ですが、専業主婦希望女性があぶれてしまうことは間違いありません。

年収800万円以上の未婚男性は100人に1人…落とせる自信はありますか?


 しかし、当の専業主婦希望女性たちは、彼女たちが憧れるステイタス的な専業主婦像を手に入れることができるのか、それは甚だ疑問です。
ちょっと甘いかもよ? と脅しをかけるようですが、別のデータを見てみましょう。

 明治安田生活福祉研究所が2010年に「生活福祉研究」号の中で発表した「結婚に関する調査」によると、女性が結婚相手に望む年収は上位から「400万円以上」(34.6%)、「600万円以上」(22.4%)、「200万円以上」(11.7%)、「800万円以上」(7.1%)でした。
不景気な世の中ということもあって、多少の遠慮が含まれているのを感じます。

 しかし、実際の未婚男性の年収はというと「200万円未満」(38.6%)、「200万円〜400万円」(36.3%)、「400万円以上」(19.4%)との結果に。ちなみに女性に人気の高い「600万円以上」を稼ぐ男性は未婚男性の4.0%、「800万円以上」を稼ぐ男性にいたってはわずか1.0%としかいません。
なかなかシビアな現実が待ち受けています。

 悠々自適な生活を送る「勝ち組系専業主婦」になろうとすると、最低でも「年収800万円以上の未婚男性」に狙いを定めなくてはなりません。
この条件を満たす未婚男性は「100人に1人」という恐ろしく高い競争率になっています。
厳しいようですが、果たしてこの戦いを勝ち抜くことができるスペック、ほかの女性との明らかな差分を自分は持っているか、客観的に考えてみる必要があります。

希少種すぎる高収入男性を狙うなら、自分でそこそこ稼げばいい


 とはいえ年収800万円でも手取りベースにすると600万円台前半に。決して余裕たっぷりとは言えません。
その状況が頼りないと感じるのであれば、全未婚男性のわずか0.7%しか存在しない「年収1000万円以上男性」の獲得に勤しまなくてはなりません。
これが不可能に近い数字であることは一瞬でわかるはず、ですよね。

 ほとんど存在しないに等しい高収入男性を捕まえるーー私たちに時間が無限にあれば、時間をかけて戦略を練るのもありでしょう。
しかし、私たちアラサー女子の時間は有限。今も刻々とタイムリミットが迫っています。
継続的・安定的に高収入を運んできて養ってくれる男性を待ち望んでいると、いつしか結婚が困難な年齢に差し掛かっている……ということは十分にあり得る悲劇です。

 だからこそ、マインドセットを変える必要があります。
男性に依存するスタイルではなく、「協力型」「自立型」を意識するのが第一歩。
ジャーナリストの白河桃子さんが数年前から提唱しているように、少なくとも自分の食い扶持は自分で稼げる「自活女子」を目指すべきときが来ています。
これは決して難しいことではなく「そこそこ稼ぐ」程度でOKです。

 ここで仮に夫の年収が400万、妻の年収が300万だとすると、世帯年収は700万円になります。
この「協力型結婚」をデフォルトにしておくと、高収入男性に限定した婚活をせずに済むため、結婚できる可能性は格段に広がります。
また「自分の方が男性よりも稼いでいる」パターンもアリです。
最近は収入の男女逆転が起きていることも珍しくありません。
結婚生活は“ふたりで一緒に”創っていくーーこの意識を持つことが大切なのではないでしょうか。


Text/池田園子

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ライタープロフィール

池田園子
86年生まれのライター/編集者。女性を勇気づけることが目標。

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