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  • 2013.11.14

で、ぶっちゃけ女子の幸せって何?/『女子をこじらせて』雨宮まみ×『世界婚活』中村綾花(1)

 日本から単身『世界婚活』後、フランス人と国際結婚しパリに住んで3年目の中村綾花さんと、新刊『ずっと独身でいるつもり』が大好評のこじらせ女子コラムニスト雨宮まみさんの対談が下北沢B&Bで行われました。
その模様を第3回にわたってレポートします!

日本にいると自分らしくいられない、恋愛がうまくできない、という方、今回はぜひ全部読んでみてくださいね!

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左から、中村綾花さん、雨宮まみさん

不幸のスイッチが振り切れて始めた世界婚活

中村綾花さん(以下、敬称略):ずっとお話をしたかったので嬉しいです。

雨宮まみさん(以下、敬称略):ありがとうございます。私も色々お聞きしたいのですが、イベントの前に打ち合わせで出た「移住3年目の壁がある」というお話が気になって。
ちょうどパリに住んで3年目なんですよね?

中村:日本人の奥さんがぶつかる壁が3年なんですよ。我慢できなくて日本に帰っちゃうんです。

雨宮:1年目はまだまだ刺激的で、2年目は「私、この街でも生きていける!」みたいなテンションで、3年目はどうなんですか?

中村:3年目は、この先どうやって生きていくんだろう…という不安ですね。
でも今日は「世界婚活した方がいいよ!」って話だからもっと明るい話しないとですね…!(笑)

雨宮:『世界婚活』を読んでいると、やっぱり中村さんはもともと行動力とパワーがすごくある方なので、日本で恋愛していなかったときに溜まったものがガソリンになって、世界まで羽ばたいたという想像をしていたのですが、実際はどうですか?

中村:そうですね…。不幸すぎて、スイッチが振り切れて、バーンと海外にいっちゃたんですよね。
東京にいたときは幸せでもなんでもなく、仕事も大変だし、「私何やってんだろう」って、マイナスのスイッチが満杯になって吹っ切れちゃったんですよね。さみしすぎて死ぬって思っていました。
だから今でも、東京来た直後の1~2日は、苦しかった当時を思い出してそう思っちゃいますね。

雨宮:東京がちょっと息苦しいみたいなことをおっしゃってましたよね。

中村:さっきも電車で隣の人にかばんがぶつかったみたいで、押されたりして。
「言えばいいじゃん!」と思ったんですけど、「ああ、ここは日本だ」と思って何も言えなかったです。フランスだったらそこでケンカが起こるんですが(笑)。
ケンカになったほうがまだいいなとは思いますね。パリは人間らしいから、「いやなものはいやだ」ってはっきり言うし、「ごめんね」とも言うし。
その辺が言えないから変な負の方向に行くことは多いんじゃないかなと。

愛されたい!恋がしたいだけだ、と気づいた!

中村:やっぱり結婚はされたいと思っていますか?

雨宮:そうですね…。最近は結婚に関する連載をしているので、毎週毎週したいのかどうかということを問い直しているんですが、「もう今すぐにでもしたい」という時もあります。
でも、本(『ずっと独身でいるつもり』)にも書いたのですが、結婚している方に聞くと、「結婚することだけを目標にしちゃだめだよ~」とも言われるんですよね。
「結婚してどういう状況になりたいのか、お互いのイメージが一致しないとその先が続かないよ」、とか。

中村:真面目ですね~。

雨宮:結婚するだけでもハードル高いのに、そんな目標とかわかんないし…!って。
してる人は良い結婚生活を送るためにどういうことに気をつけたらいいかというアドバイスをくれるのですが、こっちはどうしたら結婚できるのかでいっぱいいっぱいなんですよね。結婚生活なんてはるか遠くにあるもので。
だから、あまりのハードルの高さに「私あきらめた方がいいのかな…」と思うことはよくあります。
その辺、実際結婚されてみてどうでしたか?

中村:私は、「ビザを取らないと一緒にいられない」という究極の選択の中での結婚だったんですよね。でも、「男に期待しない」、って思ったらすぐできましたよ…。

雨宮:なんですかそれ!(笑) 男に期待しない…!

中村:要はもう日本にいたときは目の前に婚活とか結婚とか恋愛とか将来孤独とか迫りすぎていて、何がなんだか分かんなかったんですよ。
男と見たら全員『ドラゴンボール』のスカウターみたいなので、ビビビ!と条件をチェックしていましたし、そうすると男の人も逃げてくんですよね。
そんな自分が嫌になったときに、海外に旅行したときは楽しかったことを思い出して、日本を出ました。
そして、パリという街に出会って、「愛されたい。恋がしたいだけなんだ、私は!」と気づいたんです。
そうしたら、目の前がバーッと開けて、明るく自分らしくいられるようになりました。

でも、日本で自分らしくいることはいまだに難しいと思っています。私は当時自分探しばっかりしていて、結局日本じゃ見つけられなかったんですよ。
『女子をこじらせて』を読んだのですが、最後「自分探しの旅は終わった」って書かれていたじゃないですか。どうやって終わったのかがすごく知りたくて。

雨宮:「もう考えすぎて飽きた」という感じが近いですね。
掘り下げて考えれば見つかると思って一生懸命自己分析してたけど、たぶんこれって考えてももうわかんないんじゃないかな、って思って。
自分の中でもサイクルがあるんですが、これ以上ないやと思って、一回手放せるときがあったんです。

中村:なるほど。私にとって手放せた瞬間は、海外にいった時なのかもしれないです。
雨宮さんは日本人の男性だけっていうのに限界を感じたりはしませんか?

雨宮:限界自体は色んなところで感じているんですけど、海外に飛び込めるかというと悩みますね。言葉の壁でしょうか。

中村:言語に関しては、私は勢いで乗り越えてしまったんですよね。
英語を話すといっても、少しでも話せさえすれば日本の島国以外の何億っていう男の人としゃべれるわけじゃないですか。
それを少しだけ体験したときに、私は目からうろこがおちて。発明だと思いました。 (詳しくは『外国語ができれば世界中の男と話ができる!』

【つづく】
次回は、「結婚したら手放しで幸せになれるの?」をお送りします。

Text/AM編集部

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ライタープロフィール

雨宮まみ
ライター。九州生まれサブカル育ち。守備範囲は「セックス&自意識&女のあれこれ」
中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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