刺激を求めた綱渡りな恋愛は幸せになれない/ゴマブッ子さんインタビュー(2)

 人生の選択肢にひそむメリットとデメリットに振り回されて、なかなか決断できない恋愛をしていませんか?
いまさら人に聞けない恋の悩みや、勘違いしやすい選択でいつも失敗してしまう…そんなすべての女性に対し、今年の10月に『グズグズしないでお決めなさい!恋の選択 女子の決断』を幻冬舎から上梓した、女心も男心もわかる大人気のカリスマブロガーゴマブッ子さんにお話を伺いました。
第1回目「人生の分かれ道!選択に後悔したくないなら…」も合わせてどうぞ。

第2回:男性の草食化は大体気のせい

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――最近の男性の変化として、「草食化」というのを女性側から聞きます。
実際に草食男子もいるにはいるのですが、女性がうまくいかない男性をさして草食っていう傾向もあるように思えるんですが、どうでしょう?

ゴマブッ子さん(以下ゴマ、敬称略): うまくいかない男性は草食系にしちゃえ!ってことですね(笑)。でも、その気になったら男性もいきますよね。散々男って「エッチでいや」とか「グイグイきて気持ち悪い」とか言いながら、いざこなくなったら、「きてくれ~~っ」てなるのよね。どっちなのよ!
男側も勉強してるし、いく人にはいく、いかない人にはいかないってわけた結果、自分にはこなかったってことですよ(笑)。

――最近は、手当たりしだい口説く男子というのも中々少ないですからね。

ゴマ: 女性の中では、「男の人ってグイグイくるもんなんでしょ?」ってインプットがあったりするんだけど、それが混乱を招くのよ。自分の情報とは違う男が来たときに「なんなの!?」ってなっちゃうのよね。それで処理できなくて、男心ってわからない、とかひとくくりにしちゃう。素直な目で目の前の人を見られなくなっていて、他の情報で惑わされているのよ。

 男性は、そんなには変わってないはずなんですけどね。だって、男性って、牛丼食べて、野球見て、友達とサッカーして、家でゴロゴロテレビゲームして、ってそんな生活を送っている人がいつの時代も大半でしょ。
情報のせいで、期待度だけが高くなっちゃってるのよね。

――もっと情報を少なくしたほうがよさそうですね。

ゴマ: 以前、若手の女優さんが、「どういうデートしたいですか?」って聞かれて、「家でゲームしたいです」って言ったときに、これはモテる!って思いました。男性寄りの考え方よね。
ディズニーランド行って、いいレストラン行って、というようなデートコースは、そういうのが好きな男といけばいいんですよ。女の子に尽くしたかったり、プライドを見せたかったりする男ね。でも、実際いたらいたで、「うざい」とか言うんでしょ(笑)

 自分の好きな妄想が膨らみすぎると、そのとおりにならないとイライラしたり、イコール愛されてないにつながったりするんですよね。女性の妄想のつながりかたは果てしないですから。
気になってる彼とテンションを離れさせすぎないほうがいいわよ。

――つい我を忘れて、テンションあげちゃうんですよ。

ゴマ: そうなのよ(笑)。で、訳わかんないことで怒っちゃったりしてね。
そりゃあ、男も訳わかんなくなるわよ。

 今回の本にも書いてるんだけど、、「ふたりとも実家だとゆっくり会えないね」、っていわれたら「一人暮らししろってことね!!」って、前のめりに一人暮らしをはじめたら、彼は何の気もなかったとかね。これは妄想が暴走した例よね。

――それはありますね。

ゴマ: あとは、「すごいイケメンが泊まりにくるんだけど、指一本触れてこないのって何でだろう…草食系かな?」っていう悩みを相談されたこともあるけど、それ宿にされてるだけだから! そのまんまだからね。終電なくなって泊まりにいっただけだから。

――確かに、イケメンだと複雑な裏があるんじゃないかと思っちゃうんです。

ゴマ: 手出さないってことは真剣に考えてくれてるんじゃないか、とかね。宿だよ…。
女の子の友達も煽りますからね。「自分からもっといったほうがいいんじゃないの!?」「キスしちゃえば!?」とかね。だめよ!(笑)