• love
  • 2013.12.03

「モテ」は社会的な文脈に依存している!/『金融日記』著者・藤沢数希×元フジアナ・長谷川豊対談(5)


 月間100万PVを誇る人気ブログ・『金融日記』の管理人・藤沢数希さんと元フジテレビアナウンサー・長谷川豊さんの恋愛工学に関する対談を5回に分けてお届けします。
第1回:過酷な非モテ環境で磨かれた恋愛スキル!第2回:女子アナとCA、どちらが恋愛戦闘力が高い?第3回:年収1000万程度の男は女子アナの眼中にない第4回:プレゼント理論!換金性の高い物は逃げるインセンティブを与えてしまうも合わせてどうぞ。

恋愛工学の先にあるもの

長谷川豊 藤沢数希


長谷川豊さん(以下、敬称略):でも、藤沢さんの話はすごく深いし、それは藤沢先生じゃないと語れない言葉だと思うんですけど、僕が興味があるのは、究極の恋愛工学というか、究極の恋愛はどこに行き着くもんなんでしょう、最終的には?

藤沢数希さん(以下、敬称略):それはまだ模索中でよくわからないですね。

長谷川:究極っていうのは…いつの日か藤沢先生にも見えるんですかね?

藤沢:なんとなく見えてきてる部分はあるんですけど、まだまだこれからです。

長谷川:まあ、なかなか見えるものではないですよね。
でも、いつか、恋愛工学だけでもひとつの指針というか答えが見つけられたら…。
藤沢先生の恋愛工学っていうのもある意味、完成に近づいているのかもしれませんね。

藤沢:そうかもしれないし、そうでないかもしれませんね。

長谷川:そうですかぁ。
多くの読者がいつの日かそれを見たい、と思ってるんだと思うんですよね。
あぁこれが究極の恋愛工学なのか! 恋愛工学の完成形ってね。
それで、えっ!? 1周回ってコレなの?ってなるかもしれないし。

藤沢:もちろん僕は恋愛工学の発展に責任を負っているんですが、それよりも僕自身、個人的に、これからどうやってモテ続けるか考えないといけないしね。
長谷川さん、小学生のときはどういう男子がモテたか覚えていますか?

長谷川:僕のクラスは、子どもが多かったのでだいたい40人ちょっとのクラスだったんですが、小学6年生の時にモテてたのは、結局、クラスで一番足の速い、コウノマサキくんとジョーマサキくんだけで。
あのふたりだけがクラスの女の子を二分して、バレンタインの日は女の子たちが大挙してそのふたりに行くんですよ。
残りの男たちは絶対にあいつらいじめてやろうぜって、僕もそのひとりなんですけど。
どうしても男があぶれすぎちゃって悲しいですよね。

藤沢:じゃ、中学生になると、どういう男子がモテましたか?

男は社会的な文脈で、モテたり、モテなかったりする


長谷川:そりゃ、もちろん不良ですよ。

藤沢:うんうん、なるほど。それじゃ高校生は?

長谷川:そりゃ、野球部とかサッカー部のキャプテンですよ。
あっ、受験がはじまると、成績のいい優等生もちょっとモテましたね。

藤沢: つまり、女の人が自分が生きている社会のなかで、いかに男を評価する基準を変えるかっていうことなんですよ。
男は社会的な文脈で、モテたり、モテなかったりする。

 小学生は足が速い子がモテて、中学生は不良がモテる。
高校生になると頭がいい人もモテはじめたり、サッカー部のキャプテンとかモテるし。
大学生になるとおしゃれなイケメンがモテるわけ。
社会人になると、いきなり金になるわけですよ。
だから、女の人は男の人を判断するのに、自分の周りの社会的な文脈とか、それですごい影響を受けているわけ。
だから、日本でモテていても、海外に行くと急にモテなくなるのは、そういう文化とかの評価基準に依存しているからです。

長谷川:社会人になったら見事に金ですよね。
大学時代は金がなくてもモテるやつは死ぬほどモテますもんね。イケメンなら。

藤沢:大学生はお金なんて全然関係ないですから。
女子大生は社会がどうやって動いているか、ぜんぜんわかってないですから。
社会人になって3年くらいもまれると急に金になる。
OLになると、見事に貧乏なイケメン大学生とか眼中に入らなくなる。

長谷川:そう! 全員金になる。
ひょっとしたら40~50歳を超えたあとの恋愛は「マディソン郡の橋」的な感じになるのかもしれませんが。

藤沢:40~50歳になると、社会的ステータスがないと男はモテないと思います。
金はないといけないけど、やっぱりそれプラス何かが必要です。
たとえば、そのくらいの年齢になっても映画監督とか作曲家とか、なんか才能がありそうなお金持ちのおっさんは絶対的にモテるじゃないですか。

 僕はちょっとね、こんなことここで言っていいかわからないけど、メルマガを書いて、ナンパマニュアルとか書いてね、金銭的なことも含めて、得るものも多かったけど、じつは失うものも多かったんです。
率直にいえば、恋愛工学なんて公表せずに、隠れて自分だけで使ってればよかった。
恋愛工学なんて書くようになって、モテなくなったんですよね(笑)。

長谷川:え、そうなんですか?

恋愛工学を書くようになってからモテなくなった理由


藤沢:だって、僕はそれまで金融系の硬派な作家をしていて、金融の最前線で働きながら、作家活動もしているって、なんかかっこいいイメージがあったんですよ。ちょっとだけね。
それで、「経済の番組に出なきゃいけなくて、先生の本を読んだんですが、すごく面白かったです」とか、それこそ、さっき話してたモデルとか女子アナみたいな女の人からたまにお誘いが来てたりしたんですよ。
もちろん、そんなしょっちゅうじゃなくてポツポツと、ですけど。
「一緒にごはんを食べにいきませんか」とかね。あの恋愛メルマガを書く前は(笑)。
でも、あまりにも酷いナンパマニュアルみたいなのを書いてるから、そういうお誘いがパタッとなくなったの。

長谷川:あはは(爆笑)!

藤沢:だから、読者がモテることにすごく貢献したけど、それによって僕はハッキリ言ってモテなくなった(笑)。

長谷川:ある意味、その一段上に上がったからというのもあるんじゃないですか。
気軽にごはんに行きましょうとは声をかけられないとか。

藤沢:ちがう、ちがう。女の人って、イメージで考えるから。
生き馬の目を抜くような金融の世界でがんばってて、片手間に作家もしてるっていう、なんかカッコイイ感じの、『ハゲタカ』の鷲津みたいなイメージがちょっとだけあったけど、いまはナンパマニュアルだから。
セックスするためにはどうすればいいか、という身もフタもない(笑)。

 だからね、恋愛工学はもう1~2年くらいで完成させて、そのあとは恋愛小説とか書いて、映画化とかして、「あんまりしゃべらない才能あるダンディーなおっさん」みたいになりたい。40代になったら。

長谷川:(爆笑)。絶対になれる! その方が正解ですよね。

藤沢:僕は、そうやってちゃんとモテ続けるプランを考えてます。
僕はまだ、六本木のバーとかクラブとか行って20代の女の子をちゃんとナンパとかできますけど、こんなビジネスは、もうあと何年も続かないと思ってる。
年齢が上がってくると、やっぱり自分のポジションを変えていかないといけないから。

長谷川:年齢によって、日本社会では、ポジションを意識していかないといけないですね。

藤沢:いやいや、日本に限らず世界共通ですよ。
だから小学生のときは足が速くなくちゃ(笑)。

長谷川:中学生はワルになって(笑)。

藤沢:中学生は不良になって、高校になったら運動部入って、駿台予備校で偏差値65とか取らなくちゃダメで。
大学生になったら、ちゃらい感じで、ファッション誌『メンノン』とか読んでね。
そんで、社会人になったら金を稼がなきゃいけないわけですよ。

長谷川:その中でうまくステータスを積み上げていって、レッツ40代、50代へと。

藤沢:40代、50代は才能ある男っていうのが僕のテーマでね。
恋愛マニュアルはあと1~2年で終わらせて、全米が泣くような恋愛映画の原作とか書いたりしたい(笑)。
それで、まったくメディアには出ないんだけど、たまに映画化されたときに原作者としてちょろっとコメント出すくらいで。口数少なくね。
こんなベラベラしゃべらないから。絶対、しゃべらない。
ボソッと、意味深げなことを一言しゃべるだけ。
いま、僕はそれに向けて、動き出してるんですよ。

長谷川:間違いない。この人一生モテるわ(大笑)。
その分析が的を射ているからみんな共感するんだろうな。

藤沢:僕の読者層は25~35歳くらいが多いんですけど、僕の年齢と共に彼らのライフステージも上がっていくわけですよ。
いまはみんな繁殖活動の最盛期だけど、もう少しすると結婚したり子どもができたりするから、今度は家族のことをテーマにしたりとか。
ちょうど、僕のライフステージの中で興味のあることをしていけば、作家としても上手くファンの興味の中心にシフトしていけるわけですよ。

長谷川:一度つかんだファンも離れないですね、一緒に成長していく感じですね。

藤沢:そうなんです。
ブログもメルマガも、ある種の成長の物語なんですよ。
僕も読者もいっしょに成長していくんです。

長谷川:成長物語なのかぁ。深いですね。

藤沢:メルマガは知識とかノウハウを得るのもあるけど、やっぱり創刊号から読んでいくと、僕も含めて、僕の受け答え方も読者のレベルもずっと成長しているんですね。
最初の頃の僕の読者の相談への回答とか、いま見るとこれはダメだなっていうのが多いんですよ。
だから、僕も含めて、読者も一緒に成長する物語なんですよ。メルマガっていう個人メディアは。

長谷川:面白いですね、それは。僕のメルマガもそうなれるかなぁ、頑張ろう。


『金融日記』著者・藤沢数希×元フジアナ・長谷川豊対談をまとめて見る

もっと詳しく知りたい方は、メルマガを購読

藤沢数希
理論物理学、コンピューター・シミュレーションの分野で博士号取得。欧米の研究機関で教鞭を取った後、外資系投資銀行に転身。
以後、マーケットの 定量分析、経済予測、トレーディング業務などに従事。
ブロゴス2011年の経済部門では、経済・金融賞を受賞し、活躍は多岐に渡る。また、高度なリスクマネジメントの技法を恋愛に応用した『恋愛工学』の第一人者でもある。 月間100万PVの人気ブログ『金融日記』を運営。恋愛情報が豊富なメルマガ『週刊金融日記』も大人気!

長谷川豊
フジテレビ出身のフリーアナウンサー。14年間「情報プレゼンターとくダネ!」で、現場取材やニュースのリポートを担当。ニュースプレゼンテーションのプロフェッショナル。趣味と公言する競馬ではG1レースの実況も担当。
退社後に始めたブログは19日間で2400万PVと言う日本記録を樹立。
現在はアナウンサーだけではなく、講演・執筆など、多方面で活躍中。

Twitter、FacebookでAMのこぼれ話をチェック!

関連キーワード

ライタープロフィール

藤沢数希
人気ブログ『金融日記』を運営。恋愛工学が主題のメルマガ『週刊金融日記』は日本有数の購読者数を誇る。

今月の特集

AMのこぼれ話

アンケート

読者アンケート

AMではより楽しく役に立つサイトを目指すため、読者アンケートを実施しております。 本アンケートにご協力お願いします。

アンケートはこちら