• love
  • 2014.05.15

勘違いされている「男を喜ばせるセックス」について

セックス特集を組んだ雑誌を読んで実践的なテクニックを学ぶことから「男を喜ばせるセックス」を学んだ気になっていませんか?しかし男性が求めるのは恥じらいというのは古代からのお約束。熱心すぎるオーラルがむしろ招くセックスレス・・・そんなことにならないために今から意識改革です。

男が喜ぶセックスは 攻めすぎるでもなくマグロでもない

ファーレンハイト 恋愛コラム セックス マグロ
©John O'Nolan

 さぁ、今日は肌を重ねても交わらない思いについて本当の恋愛の話をしようか。

"男が喜ぶセックス"と聞いてどんなセックスを想像するだろうか?

 女性がドエロに攻めて攻めて、ジュポジュポと音を立てながら凄まじいフェラをして、いやらしい言葉をささやきまくって、騎乗位で腰を振りまくって、男が我を忘れて顔をゆがめてしまうようなセックス。

 自分がそこまで開放的にセックスをするかは別問題として、「男が求めるセックス」をそう受け取っている人はけっこう多い。
これが男のしてほしいセックスなんでしょ?的な。

 積極性のないマグロ系女子はやはり評判が芳しくない。セックスする気が失せてくるという男の声が多数あがっている。

 では、やはり恥じらいを捨てて、海外ポルノの女優のようにオーイエー叫びながら、騎乗位で自分でクリを弄りながら激しく腰を振るのがベストなのだろうか?

 違うのだ。別の方向からは「女の子が恥じらっている姿に興奮する」という声も多数あがっている。

 つまり、男性は<恥じらいを維持しながらアグレッシブにセックスをしてほしい>という意味不明なことを要求しているわけです。
俺が女性だったらキレるところなんだけど、事実としてそういう傾向があります。

 さて、女の子がサービス精神として積極的なセックスをしたとする。
だいたいの男はひるむんですよ。そのアグレッシブさに対して、アグレッシブに応戦できるタフガイ系男子はけっこう少ない。
なんなら「この子、ビッチなのかな?」「経験人数多そう」という思考回路に走るわけです。
サービス精神が裏目ったらめちゃくちゃ損じゃないですか。
もちろん素直に喜んで応戦してくれる男子なら双方ハッピーですが、相手がどんな奴か分からないうちはリスキーでもあります。

「求められたら応じるアグレッシブさ」が大人のスタンス

 だから俺がオススメするのは「求められたら応じるアグレッシブさ」です。
男の矛盾したガキのような願望を尊重する大人のスタンスがこれだと思います。
自分から貪るようなアクションを取るのではなく、彼が要求してきた際にかぶせてアクションを取っていく感じです。
これならマグロにも変態にもならない。

 俺のセックスの考え方は<お互いで「あり」を探り合っていくもの>だということ。
どっちかが突っ走ってもバランスが崩れるんじゃないかな。
その確認作業の手順を作っていくには打ってつけです。
本来であれば「男性側が求められたら応じる」でも良いと思うんですけどね。

 たぶん女性は同じ行為でもこの人には自然とする気になったけど、この人にはする気にならないという思いをしたことがあるんじゃないかな。
自分の気分の問題だったり、相手に対するなんとなくレベルの相性だったりするんだろうけど。
その気持ちに対して素直になるのも大事なことだと思う。嫌なことをムリにやっても気持ちよくなれないわけだし。

 俺の考えでは嫌な理由が「恥ずかしい」ならば、二人で乗り越えればいいと思う。
「生理的にムリ」であれば、拒否するラインなのかなと思う。
もちろんやりたくないことはやる必要はないから。
たとえば、オモチャは使われたくないかもしれない。ソフトSMで言葉責めは興奮しても、痛いことはイヤかもしれない。
彼の要求に従って、全部応じる必要はないから、事前に自分のなかでラインを引いておくと良いと思う。

お互いが交じり合うようなセックス

 最後に俺のセックス観なんだけど、セックスはどちらかがマウントを取るコミュニケーションでは決してないということ。
男がバックで激しく突きまくるピストンも、女が激しく腰を振る騎乗位も、それ自体に本質的な意味はないということです。
それは「刺激」を嗜好したセックスのひとつの形でしかないわけです。

 個人的には「交じり合う」を嗜好するセックスが素敵だと思う。
ちょっと言葉にするのは難しいんだけど、粘膜の摩擦の気持ちよさじゃなくて、おたがいの身体が溶け合って一緒になってる感覚のセックス。
同じ相手でも毎回できるものじゃないんだけど、こういうセックスが出来たときはすごく幸せな気分になれる。
しばらく前に流行ったポリネシアンセックスやスローセックスと方向性は近いのかもしれない。

 セックスに関する話題は今後も書いていくことになると思うけど、やっぱり個人差は大きいよね。
刺激を求めるセックスが最高に好きな男女はもちろんいるし、俺のように激しくなくても交じり合う感じが好きな人もいるわけで。
自分の嗜好性を自覚することが良いセックス、良いパートナーを見つける大前提なんでしょうね。
なお、今回はLGBT(Lesbian,Gay,Bisexual,Transgender)に関しては明るくないため、ヘテロセクシュアルを対象として書いてます。

"I Need More SEX, OK? Before I Die I Wanna TASTE EVERYONE In the World -Angelina Jolie-"

次回は聞き上手はザコしか釣れない!モテる男と深い話をする方法です!

ブログで「あとがき」やってます

 AMでコラムが掲載された数日内に、あとがき・こぼれたエピソード的な記事をブログで書いてます。よろしければ。


Text/ファーレンハイト

AMをiPhoneアプリで読みませんか?

お気に入りのライターや連載を登録すると、プッシュ通知でお知らせすることや、お気に入り記事を保存できるので、AM読者は必携です!
ダウンロードはこちらから。


Twitter、FacebookでAMのこぼれ話をチェック!


ライタープロフィール

桐谷ヨウ
脱力系ヤリチン、週末コラムニスト。恋愛コラムで一躍人気ブロガーに。

今月の特集

AMのこぼれ話