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  • 2014.02.13

このまま彼氏と付き合っていいのか悩める女性たちへ

恋愛と結婚は別モノと考えるもの?

ファーレンハイト 恋愛 結婚 アラサー
©by Www.CourtneyCarmody.com

 さぁ、今日は恋愛の平熱感について本当の恋愛の話をしようか。

 それなりに長く付き合っている彼氏を持つアラサー付近の女の子。彼女らの悩みでこんなのがある。
特に彼に対して不満はないし、一緒にいると落ち着く。もっといい人をさがしているわけじゃないけど、なんとなく決めきれない。
でも結婚ってこんな感じでするものなのかな?
的な。

 これは付き合いたてのドキドキや、盛り上がる感情をどこかで求めているからこそだと思う。
それゆえに<恋愛と結婚は違う>みたいな言説は現実的な解のように見えてしまう。

 長期的な関係、”安心を獲得すること”とは刺激をあきらめることなんだろうか?

 恋愛関係には2つのキーワードがある。<安心>と<刺激>だ。

<安心>は言葉のとおり。一緒にいて落ち着く、安らぐ。
無理をしない素の私のままでいられる。そんな感情。

<刺激>は感情の高まり。一緒にいるとドキドキする。会うことを思うとワクワクする。
今までになかった経験ができる。

 これは同調と異化と言い換えて良い。
似たもの同士のふたりでいることにマイルドな気持ちよさを感じるか、自分とは違った存在にアッパーな気持ちの高揚を促されてしまうか。

 一般的には、恋愛の初期段階では刺激が関係のフックになるし、中長期的な段階では安心が接着剤になる傾向があるだろう。

 で、俺が女性に対して感じているのは、彼氏を見るときにこの2つの属性のどちらかに切り分けすぎていないか?ということだ。

安心と刺激は混じりあえるもの

 人が人に惹かれあう/惹かれあい続けるには”安心と刺激が共存していること”が重要だと思う。

 自分と似た部分で親近感(=安心)を覚え、自分と違ったことをする相手に面白味(=刺激)を覚える。
付き合うまでの段階なんて顕著で、赤の他人だった二人が共通点を頼りに警戒心をほどき(=ひとまずの安心)、相手を強く知りたいと興味と魅力を感じるから好きになる(=刺激)。
そして先に述べたように付き合いが続くにつれて安心の成分がまた強くなっていく。
こんなスタートが多いだろうし、手練れの女好きはこのプロセスを意図的に再現しようとする。

 で、その過程でどちらかの属性に相手の捉え方(自分の感情)を振り切りすぎているから、バランスが崩れる。安心は面白みに欠け、刺激は不安を誘発するから。

 安心と刺激というキーワードをいったん横において、恋愛感情を波形に捉えてみても同じことが言える。
関係の初期段階においては大きなアップダウンの波があるだろうし、お互いにイベントを盛り上げようとする気持ちも強い。
でも、関係が長くなるにつれてアップダウンの幅は極端に小さくなっていて、「悪くはないよね」的なテンションになりがち。

 でも、「恋愛の熱」は平熱になっていって良いんだと思う。
そのときに重要になるのが、より繊細な目線で彼(彼女)を見つめることだと俺は思う。

何かに対する態度

 本当に見るべき部分は、彼が居心地のいいあなたとの関係で、「挑戦や努力をやめてしまっていないか?」だと思う。

 長期的に心を許せる相手がいるときに芽生えるのは「ありのままの自分を承認してもらえる」というヌルマユ根性
それが、彼の仕事に対してとか、趣味に対してとか、あなたとの関係-たとえばサプライズをナァナァにする-に対してヌルマユをやっているのであれば、魅力のない相手と判断して良いと思います。

 逆に、これらにきちんとした態度で向き合っている姿を見れるのであれば、一見して気づきにくいけれど、それは魅力的な姿だと思います。
そこに対して刺激を受けないのであれば、見つめる側の問題です。

 大事なのは、自分が見逃さない視点を持っていること。
そして、それを見て、自分を鑑みること。

 彼が何かに対して頑張っているのと同じように、自分も何かに頑張れているか?
自分に対して向けてくれる気持ちを、相手にも持てているか?

 俺個人は彼女に対して、自分が出来ないようなことをチャレンジしていて、そこに敬意があるし、刺激を受けていて、魅力を感じ続けています。
ひるがえって自分を見たときに「ヤベェ」と感じることも多々あります。

 自分のパートナーに対して、わかりやすく予想外なこと/知らない部分(見えやすい刺激)が減っていくことは喜ばしいことですよ。それは一緒にいたからこそ。
ずっと一緒にいるから相手の思考パターンを読めるようになったわけで、彼が「つまらなくなった」とはまた別の話。

 まとめよう。関係が長く、安定的になるほどに分かりやすい刺激は失せていくかもしれない。
そのときに大事になってくるのは自分自身の彼を見つめる視線の粒度を細かくすること。
彼自身が刺激的な存在であること。
同じ視線を自分に向けられたときに、彼を満足させられる自分で在ること。


 これは両方が成立していないとダメだからものすごく難しい。

 だからこそ、一生一緒にいる相手を見定める基準としてはそう外してはいないと思う。
すべては物事に対する「態度」が信頼できる人間性かをどうか決めるんじゃないかな。

昨日のAMの記事

 平熱感について書いたら、まさしく昨日の記事でアルテイシアさんのインタビューが載っていました。「淡々と落ちついたテンション」「無償の愛は物足りないもの」という素敵なフレーズが出てきます。アプローチは俺の方法と違うけど、ぜひご一読ください。

ブログで「あとがき」やってます

 AMでコラムが掲載された数日内に、あとがき・こぼれたエピソード的な記事をブログで書いてます。よろしければ。


Text/ファーレンハイト

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ライタープロフィール

桐谷ヨウ
脱力系ヤリチン、週末コラムニスト。恋愛コラムで一躍人気ブロガーに。

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