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  • 2015.01.27

「本命」にかぎって上手くいかない、恋愛慣れしている女の子たち

どうでもいい人とばかりセックスして、本命男子には素直になれない女性たち。彼女たちは恋愛のステップの踏み方をきちんとわかっているはずなのに、気負ってしまったり、必要以上に相手を意識することで空回りしています。そこで大事なことはひとつだけ、ファーレンハイトさんのコラムです。

「本命」とだけ上手くいかないタイプの女子

恋愛 ファーレンハイト 本命 ヤリチン
©smplstc

 さぁ、今日もおせっかい心を燃やして本当の恋愛の話をしようか。

 本命と上手くいかないタイプの女の子がいる。そうそう、これを読んでるアナタですよ。

 自分のまわりの女の子を見ていると心底ダメな人はそうそういない。見た目をちゃんと可愛くしていて、楽しくお喋りを出来る人は普通に多い。
だけど、そういう子たちは「どうでも良い人」には気軽に接したり、セックスする関係にもなったり出来るのに、「本命」とは上手くいってなかったりする。
相談された内容を聞いていると、本命コミュ障を発動しているとしか思えない。

 とはいえ、彼女らに罪はない。たしかに狙い球は肩に力が入ってしまうものだし、どう転んでも良い相手とはちがって身動きも硬くなるもの。
「普通に接する」のが本当に難しい。

 ちょっとシチュエーションは違うけれど、本当に尊敬している人とか、本当に仲良くなりたい人とお近づきになるチャンスで、百発百中で自分の魅力を感じ取ってもらうのは同性ですら難しい。
気負ってしまったり、必要以上に相手に合わせてしまってつまらない印象を与えてしまったり。
同性相手ですらそんな調子なんだから、異性はなおさらだ。

“普通にからめるようになる”に特効薬はない。
何か頑張ってきたことの本番に向き合うときに「緊張しないでね」と言われてリラックス出来たら誰も苦労はしないように。
本気ならば本気なほど緊張するよ。優秀なアスリートほど緊張するっていうもんね。

 これは精神論だけど、<どちらの結果になってもそれを受け入れる>という覚悟が自分のなかにあるかどうかだと思う。
上手くいくものはいくし、いかないものはいかない。それも含めて「縁」だと思うことが大事なことなんじゃないでしょうか。

 さて、実は今日の本題はここからだ。そういったスムーズにいかないシチュエーションに遭遇した際に、身のまわりの女の子が取ってしまう行動がヤバイ。
ひとことで言うと<余計なこと>をしようとする。

 何とか状況を良くしたくてーたとえば会えないから会うために冗談めかしてさらにプッシュしてみたり、追いかけさせようと無駄にスルーしたり、安い女に思われないために男心をくじく発言をしたりー小細工に走ろうとする。
それなりに恋愛慣れしてる子ですらそんな調子だから目も当てられない。

 だから俺は<待つこと>を覚えてほしいと本気で思う。

「運がいい人」は「タイミングがいい人」

 スムーズにいく恋愛は最高だ。出会ってから付き合うまで、付き合ってから一緒にやっていく過程で障害がなく、おたがいの思っていることが何でも分かる、何をやっても楽しいと思えるような恋愛。
だけど、そんな都合の良い話はそうそうない。

 恋愛は色んな要素が絡み合う。彼はいま本命を作る気がないのかもしれない。遊びたい時期かもしれない。
元カノが忘れられないのかもしれない。冬は外に出たくない真性の冷え性なのかもしれない。あなたには好意を持っていても、ちょっと良い感じの女性が他にいるのかもしれない。
仕事や遊びのほうがまだまだ優先順位が高い段階なのかもしれない。

 それは彼とあなたとの関係性の外にあるものだ。それはこっち側ではコントロール出来ない。
歯がゆいけれど、恋愛の成功はあなたに対する好意だけでは必ずしも決まらないのだ。

 だからこそ、<ただ待ってみること>を覚えてほしい。
自分の力で何ともならないものをどうにかしようとするのは、玉砕覚悟の自殺行為と変わらない。
機を伺える能力というのは本当に大事なことだ。

 「運がいい人」というのがいます。
彼らは抜群の引きを持っているのではなく、何をするにしても「タイミングがいい」人種なのだと思います。良いタイミングが来たときにその機会を逃さないで、しっかりと掴めている人のことなんでしょう。
"チャンスの女神は前髪しかない"ー時期を逃したらもう掴めない。早すぎても掴めない。この言葉がまさしくタイミングのことを語っているように。
世の中の物事だけではなく、人の感情には波がある。ずっと平坦で一貫性のある人間なんてそうそういない。誰しもが決意とその日の気分の狭間で揺れ動きながら生きている。
彼の気持ちがこちらに高まった瞬間を逃すなということ。

 待ってみるというのは受け身になれという意味ではない。
あなた自身はちょっと気になる程度の人と、ちょっと浮ついたことをしてればいい。
自分から連絡を取ること自体も当然必要なことだ。彼の気分がこちらに向いているかを掴まなくてはいけないから。

 無理にチャンスの前髪を掴みに行って、つんのめって転ぶなということだ。早く結果がほしくて恋愛自殺をしてはもったいない。

 もし自分の心の拠り所にする小細工が欲しいのであれば、無理矢理に彼の気持ちをこちらに向かせる方向ではなく、待ちながら機を伺える自分になるスキルという目線で磨いてほしい。

 彼に執着して自分を失わないように、普通の状態をキープできるようなテクニック。
別の相手や物事で当面の気晴らしをしながら、それでいて彼の気分を察知できるような関係を維持するようなライフスタイルを。

 恋愛の始まりも終わりも、大敵は「待てないこと」。
自分の経験を振り返ったら納得してもらえるのじゃないでしょうか。大人の、本当の恋愛の最も大事な要素のひとつとして、これを読んだ人には身につけていってほしいなと思う。

Text/ファーレンハイト
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ライタープロフィール

桐谷ヨウ
脱力系ヤリチン、週末コラムニスト。恋愛コラムで一躍人気ブロガーに。

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