あんなに好きだったのに…脈ナシで「好き」が憎しみに変わる原因

自分をフッた相手が憎い!と感じるなら

子供おばさんは、片思いの相手にフラれると「可愛さ余って憎さ百倍」になります。
もちろん相手が自分を傷つけるようなことをすれば、憎くなる気持ちも納得できます。
でも、そうではなく、相手が単に自分に振り向かないからといって憎くなる場合は、そもそも彼に“本当の愛情”を抱いているわけではなかったのかもしれませんよ?

本当の愛情は、憎しみに変わらない

彼に振られて愛が憎しみに変わる女性 Romana Correale

本当の愛情は、見返りを求めるものではありません。
だから、相手が自分を好きにならないからといって、嫌いにはなりません。

もちろん、そんな本当の愛情を持てる人は、そう多くはありません。
でも、自分をフッた相手を憎めば憎むほど、「相手を本当の意味で愛しているわけではなかった」ことには気付いた方がいいでしょう。そうしたら、その恋を失ったところで、「そこまで憎むようなことなのか?」をもう一度、自分に聞き直すこともできるからです。

では、彼に抱いていた感情が愛情ではなければ何だったのか?というと、それは「自己愛」です。
実際に、愛は憎しみに変わりません。「自己愛が憎しみに変わる」のです。

どうして「憎さ百倍」になるの?

「自己愛が憎しみに変わる」ときの心理は、どういうものか?というと、「私がこんなにあなたのことを好きなのに、どうして振り向いてくれないの?」という思いです。
さらに「そんな私の大事な思いを無駄にされて、悔しい!」という思いもあるでしょう。

でも、それは“あなたにとって”特別な思いであって、“相手にとって”特別な思いではありません。つまり、それで相手を恨むのは、残念ですが、筋違いなのです。

大人女子は、好きな相手に感謝ができる

大人女子は、ただただ相手を好きになることができます。
付き合うか、付き合わないかというのは、“関係性”の話に過ぎなくて、相手を好きだという愛情に変わりはありません。

もちろん、片思いは切ないものです。
でも、相手が自分のことを恋愛対象にしなくても、憎んだりはしません。相手が魅力的なことには変わりないですし、相手の存在が自分をときめかせてくれるので、それだけでも相手に感謝の思いすら持てるのです。