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  • 2013.08.20

彼に「理想の男」を押し付ける女は幼稚/大人女子と子供おばさんの恋愛の違い

恋人に理想を押し付ける

 子供おばさんは、パートナーに自分の理想を押し付けがちです。
「彼は話が面白くない」「彼のセンスはダサい」「カッコイイ仕事ではない」などの不満があると、パートナーの意思とは関係なく、理想の男性に変えようとする人までもいます。

   
ひかり 大人女子と子どもおばさんの恋愛の違い 恋人 カップル パートナー
by timewithyouistimewellspent

 以前、こんなお悩み相談をいただきました。
「彼は職人気質で口下手なんです。
社交的になってもらうためにはどうしたらいいでしょうか?」


 職人気質の彼を社交的にするというのは、別人にするようなものです。
もちろん、人に不愉快な思いをさせるのであれば、それは欠点とも言えるので、直した方がいいですが、キャラを変えるというのは、至難の業です。
しかも彼は変わりたいと思ってないのに、自分の理想を押し付けて相手を別人にしようと思っているのであれば、そのうち、彼も不満を爆発させるでしょう。


理想先行型の“べき病”が関係悪化の原因に

 そもそもこの相談者の方は、彼のことを本当に好きなのでしょうか?
相手のキャラとは関係なく、自分の理想を相手に押し付けるのは、自己愛です。
単に、自分にとって都合の良い相手であってほしいだけであり、そこにあるのは愛情ではありません。

 同じように、2人の関係性においても、理想を押し付ける人は少なくありません。
そういう人は、「恋愛はこうあるべき!」「結婚はこうあるべき!」と、理想先行型で、その通りにならないと相手に不満をぶつけます。
これはまさしく“べき病”です!
この観念に縛られていると、相手のことも自分のことも苦しめます。

 恋愛や結婚は、自分と相手の2人で作っていくもの。2人の性格や価値観、得意なこと、苦手なことによって、形は変わっていきます。
男女の間に、「○○しなくてはいけない」という決まったルールは1つもありません。
相手と折り合いをつけながら、2人に合ったルールを作っていくことが重要なのです。

 それなのに、“相手ありき”ではなく、自分の“理想の恋愛、結婚ありき”だったら、誰と恋愛、結婚したところで、思い通りにいくことは、ほぼありません。
もし彼のことを本当に好きなら、理想よりも、“相手と作る関係”を大切にしませんか?

彼に理想を押し付ける心理は“未熟な自分”の裏返し


 大人女子は恋人に対して、ありのままの相手を受け止め、もし欠点があれば、成長を願います。
相手に理想を押し付けることはしないし、むしろ“彼と一緒にいることで幸せになる自分”に変わっていきます。

 例えば、彼が社交的ではない場合は、「彼は口数が少ないけど、その分、彼は軽々しい発言はしないし、誠実なところがある。彼が人付き合い下手なら、そこは私がカバーすればいい。彼は彼なんだ」と考えます。
そんな彼女だからこそ、彼も守りたくなるし、良い関係を築けるのです。

「彼を変えたい!」と思ったときは、相手を変えることでしか状況を改善できない自分の“未熟さ”と向き合うことも大切です。

 人は苦手なことや能力以上のことを求められると、窮屈な思いをします。
だから、「○○すべき」という理想を押し付けると、関係が悪化してしまうのです。

 人それぞれ、苦手なことはあります。それも含めて相手を好きになることが、本当に相手を愛するということです。
相手とうまくやっていきたいのであれば、相手を変えることばかりに躍起になるのではなく、それを補える自分になりましょう。
また自分では補えない場合は、別の手段を考える知恵と対応力を持った方が、結果的にストレスも少なく、幸せになれます。それが出来るようになると、2人の絆はより強くなり、唯一無二のパートナーになるのです。

 人生は、何もかもが理想通りだったら満たされ、幸せになれるというわけではありません。
うまくいかないことをお互いに補い合って改善していくからこそ、より豊かになっていくのです。

 凝り固まった観念は捨てて、もっと柔軟に恋人と快適な関係を気づきましょうね。


子供おばさん……パートナーに自分の理想を押し付け、関係を壊す。
大人女子……パートナーと欠点を補い合って、絆を強める。

Text/ひかり


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ライタープロフィール

コラムニスト・ひかり
コラムニスト・フリー記者。著作に『大人女子と子供おばさん』など。

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