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  • 2015.01.06

自己基準で斬っていませんか?文句が出るうちは、まだ“どんぐりの背比べ”/大人女子と子供おばさんの恋愛の違い

「どうしてできないの?」と自分基準で相手を判断していませんか?2015年、文句言ってばかりの子共おばさんにならないためにも、この記事を読んで気を引き締めましょう!


 前回の<今年の失恋は今年のうちに!心痛めた恋が来年実を結ぶために必要なこと>も参考にしてください。

 明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします。
今年もまた新たな一年を迎えられたことに感謝ですね!
歳を重ねて、経験を積むほどに、見えること、できることも増えてきます。ただ、そうなることで幸せになる人と不幸になる人がいます。

 子供おばさんは、見えること、できることが増える分、不満が増えるので不幸になります。
逆に大人女子は、人望が厚くなるので幸せになります。

 どうして、そんな違いが出てきてしまうのでしょうか?

自己基準で評価していない?

ひかり 大人女子と子どもおばさんの恋愛の違い
Joe St.Pierre


 子供おばさんはいつでも自己基準です。だから、自分が劣っていると思ったものに対しては、「どうしてそうなのかしら!」と文句が出ます。

 例えば、仕事で自分の思い通りに動かない部下に対して、「どうしてできないの?」と腹を立てたり、レストランでは、食通な自分の口のレベルには合わないと「不味い店だ」と評価したり、映画の目が肥えてくると、大御所監督のレベルまではいっていない若手監督の作品に対して、「つまらない作品だ」と評価してしまいます。

 でも、それらが常識を外れたことである以外は、単に「自分の基準に満たなかった」だけの場合もあるのです。
自分が色々な経験を積んでいるから、その分見えること、分かることが増えてきているにも関わらず、自己基準でばかり物を見すぎるので、それ以下の人を「劣っている」と判断してしまうのです。

 それでは、周りの人たちは文句ばかり言われてしまい、面白くないので、離れていってしまうでしょう。

 大人女子は、自分が経験を積んだ分、磨かれた面があることを分かっているので、自己基準だけで相手を評価し、非難することはしません。
さらに、相手のプライドを壊さないことに注意を払いながら、「こういう方法もあるわよ?」と相手にアドバイスすることもあります。その結果、相手から慕われることも多く、人気者になるのです。

どんな状況でも楽しみを見いだせる人ほど、一流


 一流のものに触れることや、その道を究めれば究めるほど、より良いものを見る目を持つことができます。
でも、その基準でしかものを見られなくなると、世の中は劣っているものばかりになってしまいます。

 例えば、舌が肥えると、外食では美味しいと感じられる店が減るかもしれません。でも、そこにどんな付加価値を見出すかで、楽しみ方は変わります。
自己基準で味はイマイチでも、お店の空間、スタッフの対応で癒されることもあるし、何よりも人に作ってもらう幸せだってあるはずです。
外での食事は、大切な人と素敵な時間を過ごすという意味で楽しんだっていいのです。しかし、自分が究めている部分ばかりに目を向けてしまうと、せっかくの食事が楽しめません。

 映画も然り。もし映画の良し悪しを見る目があるとしても、どの作品にもその作品ならではの魅力もあるはずです。それを見つけるという楽しみをしたっていいわけです。
若手監督の成長ぶりを喜んでみたり、主役を支えている脇役たちの働きに注目してもいいのです。
何も良いところを発見できないのは、その作品のせいだけではなく、自分がそういう視点でものを見られないところにも原因があるのかもしれませんよ?

自分に自信がない人ほど、人に厳しくなる


 実は男女限らず、何でもできる人はモテにくくなります。それは、一緒にいる相手に「自分は劣っている」「相手は自分のことを評価していない」と感じさせてしまうからです。
ただでさえそうなってしまう傾向があるのに、自分まで相手への評価が手厳しくなってしまっては、ますます縁遠くなってしまいます。

 そのためにも、自分が磨いた技術などに関しては、一般よりも一歩先を進んでいることに自信を持つことも大切です。
「自分はまだまだダメだ」と責めていると、人にも厳しくなるからです。

 つまり、相手に思っていることは、実は“自分”に思うことだったりもするのです。
相手への厳しさは、心の奥では、自分に向けているし、人を批判する人というのは、実は自分に対しても批判的なのです。

 逆を言えば、自分の良いところも悪いところも受け止められている人は、人に対しても寛容でいられます。
さらに、自分が一生懸命磨いた技術や魅力に関しては、「標準よりも1つ上のところにいる」と自信を持てれば、同じ土俵で相手を見ないので、もっと優しい目を持つことできるし、さらに「教えてあげたい」という気持ちだって湧くでしょう。

 人は「文句を言われる」のは嫌いです。でも「自分が改善することを教えてもらう」のは好きです。

 つまり、色々なことを見られるようになった分だけ、子供おばさんは文句を言って相手に嫌われ、大人女子は優しくアドバイスをするから、相手に好かれるのです。

本当の大物は、同じ土俵には乗らない!


 大物でありながらも、人から尊敬され、好かれる人がよく言うことと言えば、「自分も以前はそうだった」ということ。
つまり、相手に対しては昔の自分を投影でき、さらに自分はそれよりも成長していることを理解できているからこそ、相手に対して優しくなれるのです。

 例えば、大学生が小学生に対して「どうしてそうなんだ?」なんて、同じレベルでものを見て文句を言うのは、滑稽なことです。
さらに言えば、達人が見習いに対して、今すぐ自分のレベルになることを求めたりはしないでしょう。

 つまり、同じ土俵に立っているから、相手ができないことに腹が立つもの。
でも同じ土俵に乗らないと、その状況で自分がどう楽しめるのか、相手をどう幸せに導くことができるのか、という方向に物事を進められるようになるのです。

 だから、文句が出る時点では、実は自分もまだその分野に関しては、「まだまだ磨き足りてない」とも言えるのです。つまり“どんぐりの背比べ”状態。
文句を言う前に、自分に自信が持てるくらいに、さらに磨く方が先決なのかもしれませんよ?

 文句が出るうちは、まだまだ小者。
「しょうがないなぁ」と優しい目を持てるくらいの大物になって、どんな状況も楽しめ、人からは慕われ、愛される人になりたいものですね。

子供おばさん……自己基準で物事を判断し、自分のレベルに達していないものには文句を言う。
大人女子……自分に自信を持っているので、自分が優っていることに関しては人に優しく教えられる。

Text/ひかり

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ライタープロフィール

コラムニスト・ひかり
コラムニスト・フリー記者。著作に『大人女子と子供おばさん』など。

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