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  • 2014.09.30

あげ足取りが癖なら危険!会話の受け取り方で分かるコミュニケーションスキル/大人女子と子供おばさんの恋愛の違い


あげ足ばかり取っていない?


ひかり 大人女子と子どもおばさんの恋愛の違い
by mysiana

 子供おばさんは、表面的な言葉にばかりとらわれ、人のあげ足をとりがちです。それによって、損しているかもしれませんよ?

 例えば、映画『アナと雪の女王』の「Let It Go」の歌がヒットしたことから、「ありのままでいい」という言葉に励まされた人も多いことでしょう。
でも、子供おばさんの中には「ありのまま」という言葉にばかり囚われて、「ありのままではダメよ」と反論する人もいます。「ありのままではなくて、お洒落をしないとダメよね」「ありのままの自分を受け止めてなんて、甘いわよ」と。

 でもこの歌で言っている「ありのまま」と、子供おばさんが指している「ありのまま」は、意味が違うのです。
実際は「ありのまま」という言葉に対する解釈が違うだけで、言っていることは同じなのです。


「ありのまま」に込められたメッセージとは?


 この歌詞のように「ありのままでいい」と言っている人の「ありのまま」は、「自分の本質」(=自分の存在そのものや、努力では直せない根本的なもの)を指しています。
つまり、ここでは、ありのままの自分の存在を認め、劣等感は捨てて、“もっと自分を肯定しましょう!”というメッセージが込められています。

 逆に「ありのままではダメ」と言っている人の「ありのまま」は、「怠惰でいること」を指しています。
本質ではなく、自分次第で直せることは直していこう、ということ。例えば、不潔にしていないで清潔感を出したり、人に優しさを持つなど、もっと自分を磨きましょう、みたいなことです。

 つまり、「ありのままでいい」と言っている人も、「ありのままではダメ」と言っている人も、最終的には同じこと=「もっと輝きましょう!」と言っているんですよね。

 自己肯定することで(=ありのままでいい)、輝いている自分のことをもっと好きになるし、 逆に輝く自分になるために、自分磨きをすること(=ありのままにしない)も必要です。

 つまり、雪の女王・エルサが「ありのままで~」と歌に込めた想いは、どうしても直せない欠点は個性として受け入れ、劣等感を捨てて、自分を肯定しよう!であり、 不潔でいてもいいのよ~、意地悪な性格なままでもいいのよ~とは、決して言っていません!(笑)

         

大人女子という言葉に反論?


 私自身、このコラムでも使っている「子供おばさん」という造語は、世間に浸透している「大人女子」の反対語として作りました。しかし、「大人女子と子供おばさん」という言葉を使ってコラムを書き始めた時、読者の中には、コラムの内容そのものよりも、「大人女子」という言葉に対して「大人なのに女子という言葉を使うなんて!」と反論される方がいて、正直、驚きました。

「……ひっかかるところが、そこなの?(汗)」と。

 本音を言ってしまえば、別に大人女子と子供おばさんという言葉が気に入らないのなら、「大人の女性」と「子供っぽい女性」と換えて読んでいただいて全然構いません(笑)!本来、伝えたいことは、そこではないからです。

 補足をすると、大人の女性が本気で「私って女子だわ!」なんて思っている人はそうそういません。言葉遊びであり、シャレです。そのシャレも分かるかどうかも、「大人女子」と「子供おばさん」の境目とも言えるかもしれませんが……。


単なる“あげ足とり”になっていない?


 現代は、言葉を表面的なところで受け取ってしまう人がものすごく増えてきたなぁと思っています。
言葉で表現できるものには、限りがあります。さらに「やばい」という言葉のように、時代によって意味が変わり、人それぞれにその言葉の持つ印象が違うことだってあるものです。
だから、単にその言葉の意味だけではなく、言った人がその言葉に込めた真意や意図をキャッチすることが大切だと思うんです。

「ありのまま」の例のように、「ありのままでいい」と「ありのままではダメ」は、言葉だけでは真逆のことを言っているようでも、伝えているのは同じ方向を指していることが多々あるもの。
そこに触れずに、ありのままが良いだの、悪いだの、なんて、表面的な言葉ばかりに囚われてしまっては、もったいない。それだと、単なる“あげ足とり”になってしまいます。

 大人女子は、言葉の表面的なものよりも、その人がその言葉に込めた“思い”を感じとろうとします。
だからこそ、自分にとって役立つメッセージもすんなり受け取ることができ、自分をより磨くことができます。
さらに、相手の言葉に含まれた思いを受け取り、理解できる人だからこそ、人と上手にコミュニケーションをとることができるのです。

 大人になると、“言葉の裏”ばかりを読もうとしますが、必要なのは裏ではありません。その人の“思い”を汲み取ることなのです。
コミュニケーションの基本は、「思いの伝え合い」です。言葉の表面的なところばかりに囚われていたら、それはコミュニケーションではなく、単なる「言葉遊び」になってしまいますよ?

 大切なことは、相手の思いを受け取ること。相手の言葉に込められた真意まで汲み取れる人でありたいものですね。

   

子供おばさん……言葉の表面的な意味ばかりに囚われ、人のあげ足をとる。
大人女子……相手が言葉に込めた真意をきちんと読み取ることができる。

Text/ひかり

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ライタープロフィール

コラムニスト・ひかり
コラムニスト・フリー記者。著作に『大人女子と子供おばさん』など。

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