求めてばかりの結婚は自分も相手も不幸にする/大人女子と子供おばさんの恋愛の違い

結婚相手に求めてばかりになってない?

ひかり 大人女子と子どもおばさんの恋愛の違い Timothy Marsee

男性にとって、「結婚したくなる女性」と「結婚したくない女性」というのは存在します。その違いは何でしょうか?

婚活中の子供おばさんは、「自分がこの人と結婚したら、どんなメリットがあるか?」ばかりを見ています。
経済的に余裕のある生活を送れるのか?家事を負担してくれるような楽な相手か?親の介護など面倒くさい問題にぶち当たらないか?など。

逆に婚活中の大人女子は、自分のメリットも考えますが、「自分と結婚したら、相手にどんなメリットがあるか?」も同時に考えます。料理を作ってあげたい。精神的な支えになってあげたい。彼が仕事に集中できるような快適な空間を作りたい、など。
その結果、子供おばさんよりも大人女子の方がプロポーズされる可能性は高まります。

歳を重ねると結婚しにくくなる理由

若い頃のように、「ただ好きだから」という理由だけで結婚できるかと言うと、歳を重ねれば重ねるほど、そんなシンプルにはいかないかもしれません。
30代以上になると、経済的にも精神的にも自立できている男女が多いので、その上で「相手と一緒に人生を歩む意味」がないと、なかなか結婚に進まないもの。
一緒に暮らすことで幸せが増えることもあれば、負担が増えることもあるとうすうす感じているからこそ、“その意味”は大事でしょうね。

現実的な話をすれば、経済力がある男性であればあるほど、今までの自分が培ってきた環境や財産を相手と共有することになる結婚に踏み切るのは、意外と勇気のいるものです。
そこまで相手を愛しきれているのか、信用できるのか、さらに一緒になることでそれだけのメリットがあるのかどうかを考えるのは、当然と言ったら当然です。
だからこそ、婚活女性は単に相手の条件ばかりを見て、結婚願望を募らせるのではなく、相手にとっての幸せもきちんと考えられるようにならないといけないのです。

もちろん、だからといって男性側が「子供が欲しいから」「親の介護をしてもらいたいから」「自分の面倒をみてもらいたいから」といった理由で結婚に踏み込もうとすることに賛同をしているわけではありません。
そんな男性がいたら、女性は「馬鹿にするなっ!私はあなたの家政婦でもヘルパーでもない!」と思うでしょう。

でも、お互いに「相手に何をしてもらうか?」ばかりではなく、「自分が相手に何をしてあげられるか?」をきちんと考えることは大事でしょうね。
その結果、相手から要請されなくても、「彼の子供を産みたい。彼の両親の介護のサポートをしたい。彼が快適に感じる空間を作りたい」と思うものなんですよね。