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  • 2013.07.20

一時間携帯を放置すると彼から鬼電が…!?着信の数がデートDVに


 こんにちは。
恵比寿の女性専門カウンセリングルームfour-heart-cloverカウンセラーの荻です。

 先日AM編集部の方と食事をさせていただく機会があり、そこで読者の方の感想を読ませていただきました。
読んでくれている人がたくさんいるんだな、とうれしく思いました。

 コラムを読んで賛否両論、いろんなことを思い、感じると思いますが、それで良いと思います。
皆さんが色々考え、自分の恋愛を見つめ直すキッカケになってもらえたらうれしく思います。
そして、皆さんが幸せな恋愛をしてくれればいいなと思います!

 前回はデートDVの暴言の中でも『シカトされる』について書かせていただきました。

 今回は『電話に出ないと着信がすごい』についてです。


便利な世の中。しかし、携帯電話がデートDVの問題に

荻尚子 デートDV
francisco_osorio


 最近は世の中が便利になって色々楽になったことも多いのですが、その反面それが面倒なことに繋がる場合も多いですよね。
それが一番顕著に出ると言っても過言ではないのが携帯電話じゃないでしょうか。

 私が学生の頃は携帯電話も無かったので…(年齢は聞かないで!)、 恋人ができたとしてもそんなに頻繁に連絡を取り合うこともできなかった。
だって家の電話じゃ、家族の目も耳も気になるし、時間帯だって気になるし、 1日のうちに何度もかけたりはできないしね。 連絡が着かなくても掛ってくるのを待ってることしかできなくて不便だったけど、それが当たり前だった…。

 でも、今っていつでもどこでもすぐに連絡が取れる、そんな世の中。
すごく便利だし、恋人同士にとっては携帯電話っていつでも話せるとても良いツールではないでしょうか。
ただ、それがデートDVの人が相手になると、この携帯電話も大問題ツールに変わってしまうんですよね。

 1~2時間携帯を見ないことって仕事中、お友達と食事をしている時、家にいる時などよくあると思います。
その1~2時間後に携帯を見たら着信が数十件なんてものを見たら普通びっくりしますよね。
着信が1回あれば、掛ってきたことは分かる訳だから、そんなに何回も掛けなくても話したいってことは分かります。

 ただ、この件数を見るだけで、掛けて来た相手が尋常じゃないということは伝わりますよね。
すっごい緊急事態か、またはすごく怒っているか…。

電話に出ないことでイライラがエスカレート


 デートDVをする人の多くには『今、自分が思った時』に『思い通り』にならないことが受け入れられないという感覚の人が多いようです。

 誰でも、電話をする訳ですからその時に話がしたいと思うのは当然だと思います。
「あ~なんで出ないの!」なんて思う気持ちはきっと皆さんにもあると思いますし、多少のイライラを感じる人もいるでしょう。 でも、だからと言って相当なことがない限り本気で怒ったりはしないですよね。

 相手にだって事情があるだろうし、まぁ事情なんてなくても四六時中携帯ばかり気にしている訳にはいかないのですから、着信に気がつかないことだってありますしね。

 一刻を争うような緊急事態なら私も何回も掛けたりするかな。
でも、そこまでの緊急事態でないなら、1度掛けて着信履歴が残るなら掛け直してくれるのを待つか、または要件をメールに簡単に書いて返事を待ちます。

 しかし、今したかったことができなかったことが許せないデートDVの人は、電話に出なかったということでイライラし始め、何度も何度も電話をかけ続けます。 中にはたったの10分ぐらいの間に着信数十件なんて人もいるようです。
そして、掛けているうちにイライラが更にエスカレートしていくようです。

 よく電話に出られなかったり、掛け直すのが遅くなると、
「出られなくてごめんね」
「掛け直すのが遅くなってごめんね」
と言ったりするのは、良くあることです。

 だから、人の認識の中に電話に出られなかったり、掛け直すのが遅くなったりするのは、あまり良いことではないというイメージがあると思います。
でも、これって本当に悪いことをしていると言うより、社交辞令のようなものだと思うんです。

 きっとデートDVに遭っている女性たちも着信の多さを見て驚愕を覚えると共に、見た瞬間に掛け直し、とっさに「電話に出られなくてごめんね」というような謝罪の言葉を言うと思います。

 すると、相手から「お前は悪いことをした!」「俺は悪い事をされた!」という空気が一気に流れてしまい、たかだか電話に出られなかった(メールの場合も同じです)だけで長時間お説教をされたり、怒鳴られたり、罵倒されたりしてしまいます。

鬼電するが特に用事がないことが多いし
苛立ちから着信無視で仕返しをする人も


 最近は無料通話アプリやSNSのメッセージ機能のあるものなどは、読んだか読まないかが分かる便利な機能が付いてますよね。 例えば、相手が開封すると「既読」という文字が出たり。
これって、便利なのですが、デートDVの人との恋愛ではこれが恐怖のツールへと変わってしまうとよく聞きます。

 電話が1,2回掛ってくるだけでデートDVとは言わないですし、緊急事態であれば、何度も電話をする人もいます。
どこからデートDVになるかというと、電話を掛けている間にどんどん怒りがエスカレートしていき、繋がらないということだけに執着していくと、緊急事態で用件を早く伝えないといけないと焦っている人とは大きく違いが出てきて、デートDVに当てはまってきます。

 また、デートDVの人の多くは、数十件も着信を残しているにも関わらず、電話が繋がると特に用事がないことが多いです。 そして、ただ、繋がらなかったこと、すぐに掛け直さなかったこと、自分が電話を数十回掛けた労力に対する苛立ちをぶつけてくるようです。

 更に、今度こちらが掛け直すと今度は電話に出ないと言った仕返しをする人もいるようです。

お互いに依存状態に入らないように
自分からは何度も掛けなおしたり、謝らない


 そんな時はお互いに同じ依存状態に入らないよう、何度も何度も電話を掛けるのではなく、一度掛け直して出ないならメッセージでも残して、彼からの連絡を待ちましょう。
自分まで同じような行動をしてしまっては、このループから抜け出せないですからね。

 それで彼が怒ったとしても、それは彼の勝手ではないでしょうか?
そんなにまであなたが謝ることじゃないと思います。 「電話に出られなくてごめんね」程度のことを一度言えば良いと思います。 彼のこの行動を正当化しない為にも、彼の気が済むまで謝り続けないこと、 自分も彼と同じように鬼電を返さないことが大切です。

 デートDVの関係を深めない為にも、自分自身が依存して行かないように、 「これは違うんじゃないかな」って思うことには、きちんと相手に主張できるようにしていかないとね。

 恋愛は色んな形があります。
「普通」という枠は存在しません。

 例えば、
1日3回ぐらい連絡を取り合う人
1週間に1度くらい連絡を取り合う人
どちらが正しいとか、どちらがおかしいとかではないです。

 お互いがある程度楽に思えて、心地良いと思えることが大切かと思います。
だから、自分のペースと相手のペースでお互いのことを考え二人のペースを作っていくことが大切ではないでしょうか。
その感覚が合う人を見つけて行くことが楽しく、幸せな恋愛をすることに繋がっていくんじゃないかな。
自分だけが我慢するのではなく、自分だけが合わせるのではなく、自分に合う人を見つけていきましょう!

 次回は「携帯などは全てチェックされる」について書いていこうと思います。


Text/荻尚子

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荻尚子
女性専門カウンセリングルームfour-heart- cloverを運営。年間500人を超えるの方をカウンセリング

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