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  • 2013.07.06

彼が不機嫌だから友達の遊びを断る…もしかしてデートDVかも


 こんにちは。
恵比寿の女性専門カウンセリングルームfour-heart-cloverカウンセラーの荻です。

 前回はデートDVの暴言の中でも『家族批判、友達批判をされる』について書かせていただきました。

 今回は『友達と遊びに行くと不機嫌になる』についてです。
前回とかぶる部分があるのですが、デートDVの様子や、される側の心理状況などをもう少し詳しく書いていこうと思います。

 皆さんも、彼氏が自分抜きで楽しそうなイベントに出かけたり、楽しかった外出の話を聞くと、少し寂しいような、そんな感覚を持ったことありませんか?
多分、「良かったね」と思う反面少しの寂しさや、「私も一緒に楽しみたかったな」みたいな気持ちは多少あると思います。 そして、その少しの寂しさがあるのは、別に悪いことではないです。

 しかし、デートDVをする人はこの思いを過剰に持ち、恋人にストレートにぶつけてしまいます。

友達と予定があると話すと彼の機嫌が悪くなる

荻尚子 デートDV
xlordashx


 どのようなことが起こるのかというと…

 彼女がお友達とご飯を食べに行く約束をしたと彼に話す。
彼の機嫌が次第に悪くなる。
「お前って俺といるより、○○ちゃんと遊んでいる方が楽しいんじゃないの? だったら、ずっと○○ちゃんと遊んでれば!」
このようなことを言われてしまうことがあります。

 もう少し柔らかい感じでも、
「そうなんだ。せっかくその日に一緒に出かけようって前から計画していたのに」(嘘な場合が多いです)
と言いながら不機嫌になる。

 また違うパターンとしては、友達と出掛けるというところまでは特に文句を言うことはなく、「行っておいで」などと言ってくれる人も中にはいます。
しかし、その当日帰って来てから楽しかった出来事、食べた物の話を楽しそうに話すとなんだか機嫌が悪い。
理由も言ってくれずにただただなんとなく機嫌が悪いなんて人もいます。

 デートDVをしてしまう人は、根本的に自分に自信の無い人がとても多いです。
そのため、「自分だけを見ていて欲しい」という思いを持っている人が多いんです。
基本的に恋愛において「依存的」な考え方を持っていると言っていいでしょう。

恋人が楽しんでいたり成功していても嬉しくないし、
むしろ不安になったりイライラしてしまう


 更に、恋人が楽しんだり、成功したりすることが喜びと思えないというのも特徴の一つです。
本来自分の恋人が楽しそうにしていたり、何かを成し遂げ成功したりするとまるで自分のことのようにうれしく思ったりするのではないかと思います。

 しかし、デートDVをする人は恋人にそのようなことは求めていないのです。

 デートDVをしてしまう人は、
最終的な意味では自分しか愛せない。
自分以外の人間を信用することができない。
という気持ちを持っていることから様々なデートDVの言動に繋がります。

 恋人が自分以外の人と一緒にいても楽しいということが不安でたまらないという気持ち恋人が自分のいない所で楽しめていることが許せない気持ちがあるようです。

 恋人には自分の言いなりで、自分がいないと生きていけないという気持ちになってほしい訳ですから、自分抜きで楽しむことができるというのは、相当不快なのでしょう。

 また、恋人の成功などにおいては、自分にとってメリットが無いというのも理由の一つですが、成功することで、恋人が人から称賛されていることがイヤなのです。
「自分よりも格下で、こいつはバカで俺は優れているんだ」と思いたい気持ちが相手の成功などを喜べないことにつながっているのです。

 同じ理由で、恋人が自分より優れているステイタスになることも嫌がります。

彼に怒られないように友達と出掛けることを
断ってしまったり途中で帰ってしまうことがある


 前回も書きましたが、デートDVをしてしまう人は、自分の恋人を孤立させておきたいという気持ちを無意識に持っていることが多いのです。
その気持ちが友達と遊びに行くことに不快感を示したり、友達と遊びに行くことで怒ってしまったりするのです。

 大好きな彼氏が怒ることってできれば少なくしたいですよね。
だから、恋人が怒ることはしないでおこうという考えが次第に頭の中に出来上がってしまいます。
お友達から遊びや食事に誘われても、なんだか気持ちが乗らなくなってきて、次第に断ることが多くなってしまいます。

 最初はそれでも、お友達の誘いのある時に出掛けたりするのですが、出掛ける⇒不機嫌ということがセットになっていってしまうと、次第に友達と出掛けて楽しいはずが出掛けること自体も楽しむことができなくなってしまいます。

 出掛けている間、ずっと彼氏が怒らないかが気になるようになってしまう人もいます。
出掛けている間、ずっと彼氏とメールのやり取りをしているような人もいます。
そのメールのやり取りの中で喧嘩になり、途中で引き揚げて彼の元に戻ってしまう人もいます。

 このようになると、
「出掛けない方がいいんだ。」
「出掛けなければこんなに辛い気持ちにならないで済む」
というようにまるで学習させられているかのように、インプットされてしまいます。

 もちろん、友達と遊びに行くことで不機嫌になるという中には以前記事にした「暴言」や「家族批判、友達批判」が含まれています。

「たかが、友達と遊びに行くという、たったこれだけのことでなんでここまで言われなくてはいけないのか」
という当然の気持ちも言われ続けている間に人は反発心のようなものが萎えていってしまうんです。
この暴言や家族、友達批判のあまりの言葉の汚さに心底傷ついてしまうことも多いでしょう。

 何が正しいかなどという冷静な考えは出来なくなり、
「どうやって怒りに触れないようにするか」
「どうしたら、暴言を吐かれずに済むか」
ということしか考えられなくなる人もいますし、
「もういいや。怒らないでくれるなら、それでいい」
と思考がだんだん鈍ってしまうケースも多いのです。

 それが、余計にデートDVに遭っていながら、別れられない状況へと変わっていってしまいます。

相手を束縛したり、将来や友人関係を取り上げてしまうことは愛情ではない


 このような関係、良い恋愛だと思いますか?

 また、デートDVの人と恋愛をし続けてしまう女性の多くは
「こんなに強く私のことを愛してくれる人は他にはいない」
という誤認識を持ってしまうことで深みにはまってしまいます。

 恋愛をしている中で多くの時間を一緒に過ごしたいと思ったり、恋人に不安を感じたり、喧嘩をしたりすることはもちろんあると思いますし、良いと思います。

 しかし、恋人にもその人の持っているコミュニティがあったり、友人がいたり、予定があったり、仕事があったりします。

 あなたのコミュニティも「彼氏だけ」にはできないですよね。
それに、「彼氏だけ」にすることが本当に「愛」でしょうか?


 お互いを尊重し、共に成長し、共に思いやることが出来て始めて理想的な関係なのではないかと思います。
相手を縛ること、相手の将来や、友人関係を取り上げて自分だけの物にすることが愛情ではないと思います。

 もし、今自分がこのような恋愛をしているのだとしたら、一度ちゃんと考えてみましょう!

 今あなたは恋愛をしていて楽しいと思っていますか?
その関係を幸せと思えていますか?

 次回は「シカトされる」について書いていきます。シカトもキツイですよね…。


Text/荻尚子

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荻尚子
女性専門カウンセリングルームfour-heart- cloverを運営。年間500人を超えるの方をカウンセリング

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