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  • 2013.09.12

悪口がやめられない!とまらない!/オネエ精神科医のアドバイス

やめられない、とまらない、そんな悪口を止める方法

Tomy 恋愛 無駄遣い ゲイ 精神科医 オネエ 悩み相談
by Global Photo Archive

 アテクシの相方、ジョセフィーヌ。彼はポテトチップスを食べると止まらないことに悩んでいます。 ぼーっとしてたら、あっという間に一人で何袋も食べちゃうのよ。
もう、与えると本当に意識がどこかに行って、話しかけても返事しないぐらい食べてしまいます。

 さすがのアテクシも気になって、「ちょっとアンタいい加減にしなさいよ。いくらなんでも食べすぎよ」って注意したら、
「なかなかこれだけはやめられないのよ。あ、そうだ。せっかくならポテチ評論家になればいいんだわ。アタシポジティブ思考~」
ですって。もうお手上げだわ。
よくよく考えたら、悩んでるのジョセフィーヌじゃなくて、アテクシのほうじゃん!

 そういえば、「良くないとわかっていても、やめられない」って癖、誰だってあるわよね~。
というわけで今回はこのご相談です。


N.K.さん(19歳、大学生)からのメッセージ
「悪口がとまらない!どうしたらいいの?」

 私は、誰かの悪口を言ってしまいます。でもみんな面白がって聞いてくるし、それはそれでいいと思っていたのです。
でも、しばらく会わなかった友達に「悪口ばかりでつまらない。前は言わない子だったのにどうしたの?」と言われ、ハッと気づきました。
 自分でもそういえばいつからこんな風になったんだろうと…。
気を付けようと思うのですが、何をしゃべっていいのか分からなくて。どうしたらいいのでしょうか?

 確かに共通の知り合いの悪口って、一番手っ取り早いネタだわ。それに、みんなそれなりに食いつきがいいしね。
ところでなぜ悪口を言ってしまうのか考えたことあるかしら?

悪口を言うと落ち着く?本当の理由

 心理学には認知的不協和という考え方があります。
人間って、自分にとって都合の悪いこと、認めたくない嫌なことがあると落ち着かないのよね。
これを認知的不協和といいます。


 この状態が続くと、心理的に不安定になるために、人間は認知的不協和を減らすように行動するのよ。

 有名なのは喫煙の例。タバコを吸う方にとって、「タバコは健康に悪い」という現実を認めるのは嫌なこと。
だからこの認知的不協和を減らすために、人によっては「タバコを吸っても長生きの人もいるし、いいさ」「交通事故のほうがよっぽど怖いよ」などと考えることもあるわけ。

 悪口も似たような心理が働きます。たとえば自分に自信が無い部分があるとしましょう。
そうすると自分の自尊心が保てないわよね。
そこで、悪口のターゲットになる人間の悪い部分を指摘することで、認知的不協和を減少させようとするのよ。

「アイツだって、こんな奴なんだから(だから私もこのままで大丈夫)」

 アナタが自覚しているかどうかは別として、こういう理屈なのよ。
で、悪口に食らいついてくる人と言うのも、それによって自分の認知的不協和を減らそうとしているわけね。

「そうそう、そうだよね(だから、私もこのままで大丈夫)」  というわけ。

悪口が言いたくなったら…?

 じゃあ、悪口を言いたくなったらどうするかというと、「なぜ、こういう悪口を言いたくなったのか考えてみる」のが一番ね!

 たとえば、「あの子裏表が激しいよね」と言いたくなった場合、「自分が裏表があるかもしれない」とどこかで考えているのかもしれないわよ。

 だって、本人のいないところで悪口言っている自分自身は、裏表があると言われてもおかしくないわけじゃない?
だから、言いたくなった悪口は、自分に当てはまるかもしれないと考えてみることが大事。

 実は、認知的不協和は、悪口以外の方法でも解消可能なの。
一番良いのは、“自分の欠点を直すこと”だから、
①悪口を言いたくなったら、お口チャック!
②悪口の内容を検討してみて?それはアナタに必要な改善点かもよ。
③ハッと気がついたら、直せるよう努力してみよう。

 このステップを踏むことで、悪口を言わない、言う必要もない、魅力的なオンナへの階段を上れるかもよ?

 参考になったかしら?

 次回は、「年上といるときは上手くいくのに同い年&年下が苦手…」をお届けします。

Text/Tomy


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ライタープロフィール

Tomy
日本精神神経学会専門医、産業医。精神科病院勤務を経て、現在はクリニックに常勤医として勤務

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