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  • 2013.04.11

理想と現実の違い、どう埋めればいいの?

【オネエ精神科医のココロの整頓術】
第6回:彼が理想と違う…と悩んでいる、あなたへ

オネエ精神科医のココロの整頓術 理想と現実 彼に変わってほしい
by Bhumika.B

 皆さん、オネエ精神科医のTomyです。
いかがお過ごしかしら?

 アテクシは、最近、暖かくなってきたせいか、ちょっとボンヤリしてるかも。さっき原稿のメモ読み返していたら、「恋人」って書くべきところを「変人」って書いてしまっていたわ。あっ、「もともとボンヤリしてるでしょ?」とか「年のせいよ?」とかいうツッコミは無しでお願いね。

 でも、恋と変。

 この二つの字って意味は全然違うけれど、よく似た形ね。そういえば、恋愛において、「変わる」「変える」ってことってよくテーマになるわ。たとえば、こんなお悩み相談。

Nさん(20歳、大学生)からのメッセージ
「いつも受け皆彼を変えたい!」

 はじめまして。私には社会人の彼氏がいます。もう付き合ってから半年になります。

 私の悩みは、彼が積極的でないというか、あまりリードしてくれないことです。
デートのときも、私が「○○しよう」とか「○○食べよう」とか言うのを待っている感じです。私が何か提案して、それを聞いて彼は「うん、じゃあそうしようか」という流れです。デートだけじゃなく、何事も彼は受身なんです。

 もともと、誘えない性格の私。本当は、彼がどんどんプランを立てて、ぐいぐい引っ張っていってほしいんです。どうすればもっと彼が積極的になってくれるのでしょうか?

 この場合、Nさんは彼氏に「もっと積極的に変わってほしい」って思ってるのよね。
恋愛って、最初のうちは舞い上がっちゃって、何しても楽しくて楽しくてたまらない。
でも、しばらくしたら落ち着いて、徐々に自分の理想と現実の相手との違いに気がついてくるの。
さて、この「違い」をどう対処するかで、恋愛の展開が大きく変わってくるのよ。

 じゃあ、よくある理想との違いの埋め方を見ていきましょう。

1.「違い」を無視する

 「違い」を無かったことにして、見て見ぬフリをする方法。
でも人間ってそんなにいつまでも見て見ぬフリなんてできないのよね。違和感はどんどん積み重なり、あるとき我慢の限界が来て、その恋愛は終わってしまう可能性が大よ。

2.次の恋に進む

 「違い」が出てきたとき、「自分の理想の相手じゃなかったわ」と次の恋に進んでしまう方法。
いうまでもなく、「自分のパーフェクトな理想の相手」なんて存在しないから、永遠に理想の相手を求めて、「恋する」→「冷める」を短期間で繰り返すことになるわ。

3.相手を変えようとする

 1、2のパターンより、「この恋を通して二人の関係性を成長させよう!」という意志の感じられる方法ね。
たとえば話し合いをするなどして自分の違和感を伝える。でも、相手にうまく気持ちが伝わらなかったり、相手が聞く気がなかったりすると喧嘩になることも。
それに、最終的には「相手が変わる」のを待つしかないから、その間不安が募るのよね。

 さて、この3つの方法は、どれもかなり不安定な対処方法です。
だって、相手が理想どおりじゃなかったら、無視するか、あきらめて次にいくか、相手が変わるのを待つか、のどれかなんだから。
「相手次第」なのよね。

 でも、対処方法はもう一つあります。アテクシはこれが一番おすすめ。それは…

4.自分が変わる

 です。

「私はこういう人だから、こういう人じゃないと合わない」じゃなくて、「この人のためにこう私が変わってみよう」という発想はどうかしら?

 たとえば、Nさんがとことん積極的になってみたら?
「私は誘えない性格だから」とか「リードされたい」というのはひとまず置いといて。
相手をリードするというのは、相手への気配りや、適切なプランニングなど、様々なスキルが必要だわ。
それが身につくのはアナタにとって決して損はないはず。

 それに彼が積極的に何も言ってこないのは、「受身だから」だけじゃなくて、「Nさんが一番やりたいことをさせてあげたい」からかもしれないわよ?
彼にしてみれば、Nさんといるだけで充分楽しいから、Nさんの好きなようにさせようとしてくれる面もあるのかも?
考え方を変えれば、彼の長所に気づくこともできるわ。

 自分を変えようとすることは何にも怖くない。むしろ変えようとしないことが怖いのよ。
変わらないと、どんどん失う一方だけど、変われば得られるものもいっぱい出てくるわ。
せっかくの恋だもの、自分を変えなきゃ損損!


 参考になったかしら?

 次回は、「些細なことでイライラしてしまうNさんの相談」をお届けします。

Text/Tomy

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ライタープロフィール

Tomy
日本精神神経学会専門医、産業医。精神科病院勤務を経て、現在はクリニックに常勤医として勤務

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