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  • 2014.02.24

60代男性からの「俺の書斎に来ないか?」は口説き文句?

オリンピックでみるフランスと日本の大きな違い

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Carmen Rodriguez NSP


 フランスにいてテレビでオリンピックを観ると、いかに日本とフランスが違うかということを思い知らされます。
フランスで観ると、もちろん金メダルをとる選手は大喝采を浴びるわけですが終始サラッとしていると感じます。

 ところが、YOUTUBEで日本の選手が金メダルを取って大喝采される姿をみると(私も鳥肌が立つような感動があり、やはり日本人への思い入れは強いなと感じるのですが)、必ず「努力」「苦難」「挫折」みたいなストーリーが掘り出されて、必要以上に盛り上がるような気になって「汗臭いなぁ」と感じてしまうのです。
私が日本人だからでしょうか…?

 他にもフランスでは、選手がゴールインするとほぼ必ずといっていいほど、恋人やフィアンセ、奥さんや旦那さんなどのパートナーが映し出されます。
そう、選手のそばにはいつも「愛」がある、というストーリー。

 他にも、日本人とフランス人とはこうも違うか!という驚きも感じたのは、フィギュアのフリーダンスでした。
日本カップルはキッチリと揃って笑顔も固定、慎重でなかなかこちらも緊張して観てしまい、まるでお仕事のようでした。
直後フランスカップルの演技を観ると、まるで揃ってないのになんだか楽しそうで、気持ちよかったんですね。

 人生を楽しむ、愛を楽しむ、こういう哲学の国ですからパリの街を歩いたり、買い物するだけでも色んな恋(?)のチャンスが転がっている訳ですが、いつもロマンチックとは限りません。
むしろ危ない目に合うチャンスもたくさんあるのです。

 例えば、道行く不良からはじまり、一人でヒマそうなおっさん等々、恋愛対象というよりむしろ迷惑な方々からのアプローチが多いのです。

60歳を超えた白髪のおじさまからのアプローチ


 最近の私の体験からいうと、本屋の前で旦那さんと待ち合わせをしているときに、60歳は超えた白髪のおじさまから「タバコ持ってる?」と声をかけられました。

「タバコ持ってる?」「火持っていますか?」という声がけは、ものすごく一般的なものなんですが、このおじさん絶対にタバコを吸ってなさそうな私に声をかけてきた、しかも屋内で(フランスは屋内喫煙は禁止)。
これは怪しいなぁ、と思っていたらやはり彼からの質問は続きました。
「あなたは日本人?」この、日本人か中国人か韓国人かの区別がつくあたり、かなりの日本ツウと見た。

 すると、やはり「僕はきゃりーぱみゅぱみゅの大ファンで、ライブも行ったし、CDも全部持っているし…」という彼の一方的な会話がスタート。
うーん、参った。このままじゃ、「友達になろう」「連絡先を教えて」と言われてもっと面倒なことになりかねない。って時に、私の携帯に電話がかかり、それを言い訳にさようならできました。

 他には、夜どうしてもおなかが減ってパリのファーストフードであるケバブ屋でサンドイッチを買った時の事。
ガラガラのお店で一人で接客しているアラブのおじさん(また白髪5、60代)が、「この辺に住んでいるの?」「明日も来る?何時に来る?明日おいでよ…」と、目だけは子犬のような無垢な感じでソフトにすがりついてくる。気持ち悪いし怖い。
私はなるべくやさしく「私は近所に住んでないし、もう来ない」と笑顔でサンドイッチを受け取って去りました。

「僕の書斎へ来ないか?」が口説き文句だった!?


 まだまだあります。
私がパリに来たばかりの時、在仏日本人が集まる食事会に行ったときの事、日本語を流暢に話す元学者のムッシューがいました。
彼もまた60代、日本人の奥様がいてお子さんもいらっしゃる、そんなお話をしていたら、まだパリをよく知らない私に面白いスポットを案内してくれるということになりました。
後日、パリの大学の学食で食事をして、古本屋を巡りきったところでそのムッシューが「私の書斎へ案内してあげよう」というのです。

「ムッシューの書斎、面白そう」と思ったものの、なんか違和感がありました。
それに真冬野寒さで体が縮み上がりそうで熱っぽくなってきたので、今回はご遠慮させていただく…ということになったのです。

 その後、また同じ食事会で彼と数ヶ月後に再会したのですが、その間に今の旦那さんと出会っていた私は「実は彼氏ができたんです!」と報告しました、するとムッシューは「取られた!」と日本語で言ったのです。
え???

 つまり、ムッシューとのあの日の古本屋巡りは彼に取ってはデートだった訳です。
他の日本人女性に彼の話をしたら「あのムッシューは気をつけた方がいいのよ」といわれ、日本人女性を狙うムッシューとして既に有名な人なのでした。

 そう、おじさまがやさしく声をかけてきても、それはあなたのことを異性と思って口説きにかかっていると自覚した方がよいです。
それは、相手が60代70代のおじいさんであろうと変わりないのです。
恐るべしパリのムッシューたち。
ほかにもこういう体験をしたという日本人女性の話は絶えません。
つい慣れない異国で寂しいからといっておじさんにはついていかないように、特に車や密室など特に危ないです!

Text/中村綾花


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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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