• love
  • 2013.08.21

恋とヴァカンスに生きるフランス人にとって食事はおしゃべりの飾り?

フランスで一昔前はトップレスが当たり前

世界婚活 中村綾花 フランス 結婚 幸せ 結婚したい女
Scinern


 8月も後半に入り、パリの街では真っ黒に肌を焦がしたパリジャンたちが、大きなスーツケースを抱えてヴァカンスから戻ってくる姿を見かけるようになりました。それでもまだまだパリの街はひっそりしていて観光地だけが観光客で溢れています。

 テレビのニュースを見ても、いつものメインキャスターたちは姿はなく、若手やリアイヤ組みのキャスターらがゆったりとニュースを伝える姿が目立ちます。

 そんなテレビニュースの特集で最近面白かったは「フランスのビーチでのトップレスは時代遅れ!」というもの。ちょっと待った! ってことは、それまではトップレスが主流だったってことじゃないですか。

 スペインのバルセロナのビーチに行ったとき、遠くからこちらに向かってくる男性が、あきらかにパンツを履いていないように見えて試しに手持ちのデジカメでズームしてみたらやっぱりプラプラしてて衝撃だったことを思い出しました。いやさすがに、フランスではフル○ンスタイルはないようです。

 フランスのビーチでトップレスというのは今の若者の親世代が好んでやっていたことらしいのです。
ヒッピーやらフェミニズムの流れがトップレスに繋がったんでしょうかね、それともオッパイもきれいに丸焦げにするのが単にファッションだったのでしょうか。

 このニュースの特集で取材されたビーチの女性たちは、ではごく一部を除いて大体水着を着ていました。
水着着用女性は「だって恥ずかしいじゃないですか、もう親の世代じゃないんだし」という、ごくまともなコメント。
一方40代くらいの美女はトップレスで、トップレスのまま取材に応じてましたよ(もちろんオッパイは画面から見切れてましたが)。

恋とヴァカンスのために生きているフランス人


 さて、今月のテーマ「食」についてお話しましょう。

 夏の間、クーラーが必要ないパリでは誰もが夜も窓を開けて涼みます。
日本ほどの熱帯になることはほとんどないですしね。

 そこで近所から聞こえてくるのが「ポンッ!」というシャンパンなどの発泡酒を開ける音。
この音を聞くと、スーッと力が抜けてなんだか和むんですよね。この音が聞こえるほど街が静かなヴァカンスシーズンだな、と感じるのと、発泡酒を飲むってことは「さぁ、ご飯を楽しむぞ~」というフランス人たちのワクワクが伝わってくるからです。

 そう、パーティーは飲み物とアペリティフから始まります。友人宅のパーティにお呼ばれされた時もワインなどの飲み物と一緒にです。こういうとなんだかとってもオシャレに聞こえますが、カジュアルにチップスやナッツをつまみながら一杯やっておしゃべりというだけのもの。いよいよメインが登場して食べながらおしゃべり、デザートが運ばれてきて、お腹一杯になってもずーっとずーっとおしゃべり。フランス人はなかなか家に帰りません。

 これは公園のピクニックでも、レストランでも、友人宅でもどこでもフランス人はじゃべりっぱなしのエンドレス、パーティーに参加している日本人なんかが「そろそろ、おいとまします」と言わない限り、多分朝まで続くのだと思います。

 こういう彼らの姿をみると、「食」は「おしゃべりの飾り」でしかなくて、しゃべりたいがためになにか理由をつけて食べてるだけじゃないのかな?とすら思うのです。

 フランス人は、食べるためというかおしゃべりするため、そして恋してセックスするため、思いっきりヴァカンスを楽しむために仕事をして生きている。そうとしか思えないほど愛すべきとっても人間らしい人種だなとつくづく思うのです。


Text/中村綾花


Twitter、FacebookでAMのこぼれ話をチェック!

読者アンケート

AMではより楽しく役に立つサイトを目指すため、読者アンケートを実施しております。
本アンケートにご協力お願いします。
アンケートはこちら

あわせて読みたい

8月特集
SEX新連載

関連キーワード

ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

今月の特集

AMのこぼれ話