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  • 2013.08.15

ヨーロッパ生活で一番恋しい日本食

パリではキューピーマヨネーズが8ユーロ!

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by Richard Masoner Cyclelicious

 パリに住んでいたら美味しいパンとチーズとケーキが毎日食べ放題で幸せ! なんて日本人が思うのは、旅行中という限られた期間だからです。
私はパリでプライベートガイドもたまにしていますが、日本人の観光客が、パリ2日目から日本食が恋しくなる現象を何度も見ています。
中にはフランスの水と食事が合わず、お腹を壊して「アジアレストランに連れて行ってください!」と泣きつくお客さんも少なくありません。

 フランス料理は、バターベースの肉料理が多くて、昼にお腹一杯食べたら夜はもう食べられないほど胃がもたれてしまいます。
私が初めてフランスを旅したときは、精一杯フランスの食を楽しもうと
朝はクロワッサン、昼はキッシュ、夜はレストランでステーキ…と食べ、おかげで旅行中ずっとお腹を壊していました。

 インド旅行したときには全く平気だった私の胃袋ですらやられる重さなのです。
だから毎日フレンチというのは日本人には苦痛!

 パリに住む日本人の私がこの街で一番恋しくなるのは日本食なのです。
Facebookで日本の友達がラーメンなどの日本食の写真をUPしているのを見て、指をくわえて眺めてしまいます。

 パリで日本食が買えないわけではありません。
日本食スーパーがオペラ地区にあるものの、大好きな納豆は一番安いものでも4つ入りで3ユーロは越え、キューピーマヨネーズなんか8ユーロくらいします。
パリで人気のうどん屋は一杯10ユーロもするので気軽に食べに行けません。

 よく日本人の友人から「パリで毎日何を食べてるの?」と質問されますが、
自炊でチャーハンやリゾット、たまに豚のステーキを買ってしょうが焼きを作ったり(日本の様に肉の薄切りがないので分厚いステーキ)しますが、なかなか料理が下手な私のレパートリーは増えません。

ロンドンで貧血で倒れる

 やる気がなかったり、疲れたときは自炊もしなくなり結局ご飯を食べる量や回数が減ってしまいます。
今年はパリが猛暑でよけいに食べなくなって遂に旅行先のロンドンで倒れてしまいました

というのも、カフェでお茶をしていたらだんだんと身体が重くなり、座っていられなくなりテーブルにうつぶせになったところ、全身から冷や汗が垂れ始め目の前が真っ暗になってしまったのです

だんだんと暗闇が霧のかかったようなグレーになり、視界が戻ってきたところで怖くなったのでタクシーに乗り、緊急病院に連れて行ってもらいました。

 清潔で大きなロンドンの緊急病院では、白衣なしで水玉のワンピースを着た私と同じくらいの世代の女医さんが対応してくれました。
尿検査によると貧血らしいとのこと。ロンドンの急激な猛暑と生理痛と栄養不足があいまっての結果のようです。

  女医さんは病院の先生というよりも友達のようにやさしく「鉄分と水分、糖分をしっかりとること、生理中に食欲が無いときは、少しずつでいいから何か食べること」と教えてくれました。

 海外での診察は高くつくんだろうと心配していたら、無料とのことでロンドンの凄さを知りました。
緊急病院からの帰り、先生に言われたとおり薬局で鉄分とビタミンが配合されたシロップを買い、その後無事に旅を続けるとこができました。

 どうもこういう貧血で倒れる事態は女性には多いみたいですね。
日本も猛暑で倒れる方が続出していると聞いていますが、ロンドンの女医さんのアドバイスのように、少しずつでも食べること、サプリメントで鉄分とビタミンを取ることをおすすめします。
特に海外旅行中は栄養が偏りやすいですしね。

Text/中村綾花


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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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