• love
  • 2016.02.21

自分にとって心地よいことを見つけて、「らしく」進んでいく。

今回で最終回となる中村綾花さんの連載「AMパリ支局発 結婚と幸せの方程式」。テーマは「現代の女性」について。生き辛い現代だからこそあなたなりの幸せを掴むためのヒントにしてください。

中村綾花 AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式 フランス 純愛
©by Barta IV

「AMパリ支局発 結婚と幸せの方程式」を読んでくださっているみなさんへ。

 実は今回の号で、連載が最終回になります。
100回以上も続けさせてもらった長期の連載で毎週毎週、「恋」だ、「結婚」だと、色々と語らせて頂きました。
長い間、記事を読んでくださったみなさんに感謝です。
これだけ語っても、まだまだ語り足りないのが「愛」というテーマの凄さでもあります。

 私は時々、パリから東京に向かいトークショーなどをさせてもらう機会があり、来場してくださった方の中に「いつもAMの連載を読んでいます」と声をかけてくださる方がいて、とても嬉しかったのを今でも思えています。
特に東京で生きる女性は、知らず知らずのうちに肩に力が入っていて、自分自身ではそのことにも気がつけないくらい、毎日に追われて生きている、なんて女性がまだまだ多いと実感しています。実際に、私もそんな女性の1人でした。

現代の女性の生きづらさ

 私たちの祖母や母親世代に比べて、今の時代に仕事をし、恋をして生きる女性たちは、恋も仕事も結婚も、自分たちの手でつかみとれるようになってきました。
だからといって、その分幸せな女性も増えたのか?
というと、それはそうとも言えない気がずっとしています。

 特に日本社会の中で生きていると、自由や選択肢は多くあるはずなのに、実際の「生き方」の選択肢はあまりないと感じるからです。
「普通」「一般」という指標がいつでも、どこでもついてまわる。いまだに、女性にとっての幸せは「結婚をして子供を育てること」という価値観が堂々と存在しています。

 だから、私たちはついつい無意識に「○○でなければ……」と、社会一般の指標に自分を照らしたり、他人と自分を比べ合わせて、自分の幸せを計ってしまいます。
時に、自分らしくないことを無理して、自分を変えようとし辛い思いをしてしまうこともあります。
本当は、人それぞれに名前が違うように、それぞれの性格が違うように、それぞれの生き方があり、それぞれの幸せというものがあるのにです。

 この連載では、なるだけ多くの「女性にはこんな生き方もあるよ」という例を紹介してきたつもりです。
他の実例を知れば知る程、自分に合った生き方が見つけやすくなるからです。

 そして、自分らしく生きられる道を見つけた女性は、自然と肩の力を抜いて、その人らしく輝くことができます。
もっと日本で、「女性の生き方」の選択肢が増え、一人でも多くの女性が「自分らしく生きて良い」と思える人が増えるよう、これからもパリ方面から発信をつづけていこうと思っています。

 みなさん、がんばらず、あなたらしく進んでください。自分のペースで大丈夫ですからね。

自分にとって何が一番幸せなことなのか?


 ただ、まだ日本には公に色んな女性の生き方のパターンというのは見えづらず、定番の結婚や子育ての幸せばかりがスポットライトを浴びてメディアを通して目立っています。
まずは、一時、日常をはなれて足をとめてみてください。
先行きが不安だからこそ、仕事も休みの日も忙しくしてしまう気持ちは痛い程わかります。
でも、いつまでたっても日常に流されていは、いつのまにか取り返しのつかない時間がすぎてしまいます。

 そして、できれば今いる場所から距離をおき、環境を変えてみる。
ちょっとした一人旅行は最適です。
そうすると、自分を俯瞰で見られる様になります。
そこで、じっくり自分にとって何が一番幸せなことなのか?
考えてみることをおすすめします。

 私は日本を出て初めて、自分の幸せについて考えることができました。
そうでもしないと、「○○でなければ……」の呪縛からは逃れられませんでした。
他にも効果的なのは、周りにいるあらゆる身近な女性の先輩に話しを聞いてみることです。
既婚、未婚、バツイチ等々、あらゆる女性に話しを聞くだけで、案外、女性の生き方のバリエーションがたくさんあることが見えてきます。

 そして、話しを聞かせてもらう中で、自分にとって心地よいこと、悪いこと、の感触がつかめてくると思います。

Text/中村綾花

ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

今月の特集

AMのこぼれ話

アンケート

AM読者の金銭感覚を調査中!

20代~30代のみなさん、自身の収入を何に使っていますか?交際費、美容、趣味…などなど女性が一番お金をかけているものは何なのでしょうか!?ぜひご意見聞かせてください!

アンケートはこちら