• love
  • 2015.08.30

素っぴん&ノーブラ女子が経験した束の間の「ゆるふわ女子」

日本でもてはやされる「ゆるふわ女子」。ですが、一度海の向こうに出てみれば「YURU-FUWA」?と理解されずに素通りのようです。でも、やっぱり女の子なら一度は経験したいはず!そんな「ゆるふわ女子」にいざなってはみたものの現実は…

ついに私も「ゆるふわ」女子に!?

中村綾花 AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式 フランス 純愛
Basheer Tome

 一生お近づけになれない、ましてや自分がそうなることは不可能だと思っていた「ゆるふわ」女子。どうも最近、私はそれに悪くない線で近づけているらしい。

 パリに来てから、結婚してから、というもの私を包む全体の雰囲気と空気がゆるくなったのには薄々気がついていた 。

 その理由を考えると、東京砂漠を去り、働くことが嫌いな人だらけの街パリに住みはじめてからというもの、私のモットーは「無理しない」であるからだ。いまさら肩に力をいれようと思ってもすぐには入らないほど、私はそのモットーにとても忠実だ。

 素っぴん&ノーブラなんて序の口。それでパリの街を歩いていたって、どうってことない。誰も私のことなんてどうも思っていないし、日本にいる時と違って人の目を気にするモードはすっかりスイッチOFF。

 こりゃあ、ゆるい。ゆるゆるである。

 他にも考えられる理由がもうひとつある。
最近、パリで腕のよい日本人美容師さんをみつけて一年ぶりくらいに他人に髪の毛を切ってもらったということだ。(いつもは自分で切ってます)

 東京で長いこと美容師をされていた彼のおかげで、日本で女子の間で定番になっているであろう「ゆるふわ」系の髪型に近づけたのかもしれない。

 分量の多い毛を思いっきりすいてもらったのもあって、パリの乾燥した空気の中でも、天然パーマの地毛がふわふわと出現しやすくなったのだ。

 雨の日なんて顕著。

 久々に会った日本人の友人らに「あれ?パーマかけてる?」「なかなかいい感じ」とコメントを頂いて、しまいには「ゆるふわだよー」なんて言われた。

理解されない「ゆるふわ」女子

 他にも実は先日、テレビの撮影で日本から来仏した女優さんとご一緒させて頂くなんていう非日常なことが起きたのだけれど、その女優さんからも初対面なのに「ゆるふわ系じゃないですか〜」なんてコメントを頂いた。

 え????

 私は一瞬なんのことだかさっぱり分からなかったけれども、こう立て続けに2回も(いや、2回だけですが)「ゆるふわ」、とコメントされたことでもしかしたら、私は最近本当に「ゆるふわ」女子に近づいているのかも、と真剣に考えたりしているのである。

 とはいえ、「KAWAII」という単語は有名でも「YURU-FUWA」の認知度は低いパリで、私が「ゆるふわ」女子に近づけたところで、モテたいのは旦那さん1人だけ。それに、旦那さんが「ゆるふわ」女子なるものを知ったとしても「どうでもいい」というに違いない。そもそも、「ゆるふわ」女子はパリではモテるどころか、理解されずに素通りされるだろう。

 なので今になって、「ゆるふわ」女子に近づけた!と、実は一瞬宙に浮いたかと思う程うれしかったのだけど、リアルには無用のゆるふわだったことに気がついて、また地に足がべったりとついているのである。

Text/中村綾花

ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

今月の特集

AMのこぼれ話