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  • 2015.07.19

アラサー女子の婚活は「現実の自分自身を見つめ直す最大のチャンス」

「私にとって結婚って何だろう?」「私は本当のところ結婚をしたいのか?」「何が自分にとって幸せなのか?」婚活はパートナーを見つける活動であると同時に、本当の自分を見つける活動でもあります。

30歳という地獄の門

中村綾花 AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式 フランス 純愛
Courtney Carmody

 先週、婚活って本当にしんどいもの、というお話をしました。「しんどい」というのはネガティブな状況ですが、このしんどい婚活を経たおかげで私の人生は思わぬ方向に進み、結局自分が生きやすい環境に落ち着くことができました。

 仕事に追われて生きて行くのがやっとの日常のなかで、「ふと立ち止まって自分自身について考える」ということを教えてくれたのが婚活です。

 女性の多くは30歳を手前に結婚を意識して焦ることがあります。20代になって社会に出て、なんとか適応しようと頑張っていたら気がついたら30歳という「地獄の門」が構えていることに気がつきます。

「地獄の門」というと大げさな感じがしますが、30歳を未経験の20代だった頃の私にとっては、まだ心の準備のできていない大人の入り口のように見えて恐ろしかったのです。

 他にも私が恐ろしく感じたことがあります。それは、30歳を目の前にして「現時点の自分」と「過去に30歳までにどうなっていたかったか」の現実を理想を比べると、大きなギャップがあったということです。

 さらにさらに、「結婚」をしていないこと、正社員じゃないこと等の不安定さも恐ろしさの原因でした。

 数々の恐ろしさのせいで私は冷静さを失い、この不幸な状況を変えるのは「結婚」しかないとも思い込んでしまったのです。

 そして婚活をスタートしたわけですが、うまくいきませんでした。さらに増す恐怖と焦りにせき立てられて、いてもたってもいられなくなって世界婚活へ出発。

婚活は自分を見つめ直すチャンス

「世界に婚活へ出かけるなんてすごい!」と言われることがありますが、私自身は、追いかけられる恐怖の規模が大きすぎて、世界に出る不安や恐怖はどうってことなかったというのが本音です。

 そうして日本を出てみたら、「結婚をしたら幸せになれるわけではない」「自分がどうあるべきかを考えることが先」「結婚ではなくて恋愛がしたかった」等々、大切なことに気づくことができました。

 もし婚活をしていなかったら、苦しむこともなかったでしょうし、恐怖や焦りにせき立てられることもありませんでした。

 ただただ、そのままの現状維持で生き続けていただけかもしれません。

 立ち止まって現実を直視することは恐ろしいことですが、逆にいえば「じゃあ、私はどうなりたいんだろう?」を考えるチャンスです。

ぜひ、婚活を機に「私にとって結婚って何だろう?」「私は本当のところ結婚をしたいのか?」「何が自分にとって幸せなのか?」を人と比べず、自分自身の声に耳をかたむけて将来をじっくり考えてみてください。

Text/中村綾花

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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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