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  • 2015.06.21

結婚するとできなくなること~夫婦2人のスケジュール編~

結婚するとそれぞれ個人の時間が「夫婦2人の時間」になって、なかなか思うように遊んだり、仕事をしたりすることもできないことが多くなるかもしれません。でも、お互いに帰れる家があるからこそ、その中で自由に飛び回ることもできるのかもしれません。

私の予定は彼の予定?

中村綾花 AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式 フランス 純愛
Jonathan Mueller

 結婚してしまうと自分1人だけでのスケジュール管理ができなくなります。友人の誘いや、仕事の都合等々、まずは旦那さんにお伺いを立てて確定することが必須となるのです。別にうちの旦那さんが亭主関白のマッチョ野郎というワケでは全然ないにも関わらず、ですよ。

 つい先日も、友人と遊びに出かけようと思って旦那さんに相談したら「その日は結婚記念日だから夜はあけとかないと!」と、注意されてしまいました。

 結婚記念日をすっかり忘れる私も私ですが、友人と出かけるのすら、いちいち旦那さんに相談をしておかないと何か2人の行事と重なる事故をおこしかねないということです。なにより、彼の機嫌を損なうことになります。

 まだ友人と遊ぶ程度のスケジュールなら大したことありませんが、仕事となるとまた大変。

 昨年の夏頃、3ヶ月間家を留守にする仕事依頼を受けた時にも旦那さんに話をしました。すると彼はその話に乗り気だったし応援してくれたので、私はそれを「OK」サインだと受りました。ところが無事に仕事も終え随分時間が経った後、不意に「あの仕事は最終的には、きみが1人で決めたよね」と、ちょっとした恨みを持っていることを告白されたのです。なんじゃそりゃ! と彼の不意な告白を理解できなかった私ですが、彼はちょっと寂しさを感じていたようなのです。

 もしパートナーにこういう「寂しさ」のようなマイナスな気持ちを感じさせ続けると、離婚になることもあるようです。

結婚生活における「自由」とは

 ある既婚者女性の先輩は、夜の飲み会にもどんどん参加するし、1人で海外旅行にも行ってしまうアクティブな人でした。2次会、3次会と最後まで独身参加者の飲み会についてくる彼女に私は「旦那さん、なにも言わないんですか?」と聞いた覚えがあります。
彼女は「うちはね、全然そういうのないから!ガハハ!」と答えていました。そんな先輩を見て「へー、こんな結婚スタイルもあるんだなぁ、結婚って相手次第でいろいろ変わるもなのかもね」なんて感心したのを覚えています。

 数年ぶりにその先輩と連絡を取り合ってみたら、その後離婚されたことがわかりました。彼女はその理由について、はっきりとは語りませんでしたが「彼も色々思うところあったみたいで…」とのこと。

 いくら独身のように空を飛び回る鳥に見えても、実はしっかりと糸がついた凧なのかもしれません。いくら高く遠く飛んで楽しんだって、糸をにぎってくれている相手が手を離してしまえば、プツンと糸は切れて本当の自由の身になってしまうのです。

 糸につながれて自由に好きなだけ飛べない人は結婚を煩わしく感じるでしょう。糸があるからこそ、自由に飛べると感じる人もいるでしょう。ただその場合、糸をにぎってくれている相手が、何を感じているのか敏感になってその都度コミュニケーションをとることが大切だと思います。

Text/中村綾花

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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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