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  • 2014.10.26

海外に住んでみたいなと思う人へ

パリに移住したいと思った理由

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Romain Toornier


 パリに住んでいると日本から色んな人が会いに来てくれます。中には昔の上司や、同僚、随分連絡を取っていなかった友人、あまり話したことはなかった程度の知り合い等々、本当にいろんな人です。

 彼ら彼女らは、実際にリアルなパリを体験してみて「日本の方が、言葉が通じるし、安全だし清潔だからいい!」と思う人も少なくありません。
中には「私もパリに住んでみたい」と言う人もいます。でも、本当にパリに移り住んだ人は今のところいません。

 やはり、日本には自分の家も仕事も家族もある。それを覆すほどパリに住みたい欲求は高いわけではないようです。

 私の場合、初めてパリに訪れたとき「パリに今すぐにでも住んでみたい!」と本気で思いました。その理由は色んな偶然が重なったからだと思います。

 例えば、パリでフランス人の友人たちに再会したことや、パリ在住の日本人の方々と出会う機会があったことです。現地で人との出会いがあると、その街への親しみが随分と増します。

 他にも「みんなパリは花の都っていうけれど、そんな良いところばかりじゃないはず!」という風に期待をせずに行っていたので、予想をはるかに裏切られる程パリは素敵な街だと感じました。

 それにそれに、男性たちが私のことを「マダム」「マドモワゼル」と呼んでくれることに感動を覚えたのです。

 日本にいるときの私は、男性ばかりの職場で「自分が女性であること」を忘れて仕事していました。
プライベートでも「サバサバした」風な嘘っぱちキャラクターが抜けきれず、スカートをはくことや、化粧をすることを恥ずかしいとすら感じていたのです。

 自分の「女性」の部分をうまく表に出せないまま、男性とのお付き合いもどうやったらいいのやら……。
と、悶々としていたので、パリではどの男性も私のことを「女性」として認識してくれ、「女性」として接してくれることがうれしかったのです。

 そういった、うれしさや楽しさが重なると「パリ最高」という印象が強烈に焼き付きます。
それ以降、日本に帰って来ても「パリに戻りたい」という熱病のようなものにかかってしまい、数ヶ月後にはパリに戻ってきたのでした。

どこの国に住んだらいいのかわからなかったら、
とにかく色んな国を訪ねてみること


 多くの人は私のことを「なんて行動力がある人なんだ!」と言いますが、ポジティブな気持ちだけで行動したのではなく、東京に1人でいるのが苦しかったから、逃げ出したかったという反動もありました。

 もちろん、海外に住んでいる人みんなにこういう体験があり、移住したということではないと思います。

 私の場合「パリに恋した」わけですが、海外移住を決めるときにはなにより「心地がいいかどうか」ということも重要なポイントです。
海外に住んでみたいという人から相談を受けることも多いのですが、「どこの国に住んでみたいのかが分からない」ということを聞くことがあります。

 そういう場合は、とにかく色んな国を訪ねてみて「なんだか心地いい」、「観光で訪問するだけじゃ物足りない!もっとステイしたい!」と思える国を探すことをおすすめしています。
あとは恋愛、結婚を求めて行くのであれば、自分がモテる国であるかどうかも重要なポイントです。

 私はイタリアに行った際、誰にも声をかけられたりすることはありませんでした。ガイドブックには「路上でのナンパに注意」なんて書いてあるのに!です。

 どうも、私はイタリアでは「女性というよりも子供」だと思われたようです。なぜならイタリア人の女性たちは「いかにセクシーであるか」を競うように着飾っていたからです。
レストランで見かけた男性は、いかにセクシーな女性を連れているかを誇っているようでした。女性もまた、そう思われることを意識しているのがはっきりと見てとれたのです。

 さて、ほんの数ヶ月であればビザ取得なしでの海外滞在も簡単にできます。ためしに住んでみるというのもいいと思います。また、いざ移住してみて「やっぱりだめだ!」と思ったら、また日本に帰ればいいだけの話です。

 それを色んな国に行って肌で感じてみる。舌と胃袋で感じてみる。恋をしてみる。

 もちろん海外では日本では遭遇しない問題も数々ありますが、それに絶えれない日本人も少なくありません。そんなにたくさん問題があってもまだ住みたいと思う国であれば住み続ければいいのです。

「よく知らない」ことが「不安」につながり、一歩踏み出せない人もいるでしょう。

 でも、ご心配なく。案外日本人は世界中どこにでもにいるし、一歩世界へ踏み出してみると、そんなに難しくないことだと言うことが分かると思います。なにより、自分自身を納得させて、行動を起こさせることの方が一番大変なのかもしれません。

 一歩踏み出せば人生の選択肢はぐっと広がること間違いはありませんよ。

Text/中村綾花

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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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