• love
  • 2014.09.14

仏大統領の元恋人騒動からみる恋人とのコミュニケーション

フランス大統領のスキャンダル

世界婚活 中村綾花 フランス フランス大統領 暴露本
Global Panorama

 ここ数日フランスで話題沸騰なのは、フランス大統領にフラれた元恋人ヴァレリーさんが出版した暴露本です。
彼女と大統領はもともと結婚もせず、恋人として大統領官邸に住まい、スタイリストやヘアメイクなどのお付きを何人もつけてファーストレディーの公務をこなしていました。

 彼女はもともとジャーナリスト。
それもあってか?大統領と別れてからそのことを暴露本で出版するのも当然の気がしますが、その暴露の内容がかなりえげつなく、詳細にわたり書かれておりフランス中が騒然となりました。

 大統領とフランス人女優(現在の新しい恋人)の密会が週刊誌に暴露されたとき、混乱して眠れなくなったヴァレリーさんは睡眠薬を飲もうとしたのだけれど、それを無理矢理大統領に止められたなど。
そして、その直後に二人に訪れた別れのことをリアルに振り返って伝えているのです。
その他も、大統領は本当のところ貧乏人をバカにしているエピソードなどを交え、フランス国の素顔を暴露しているわけですが、なんだかフラれた女の「負け犬の遠吠え」ととれなくもない気が…。

 もともと、フランスでは政治家の色恋沙汰はメディア側も「暴露しない、取り上げない」というのが伝統のようなものでした。
ところがここ最近は、週刊誌やテレビの格好のネタになりつつあるようでもあります。

パートナーを小バカにしない

 フランスでは一般的に、パートナーの事は人前では堂々と褒めるのが当然のマナーというものがあります。
だから「うちの妻は世界一の妻です」なんてことをフランス人男性は、平気な顔をして言えたりするわけです。

 ところが日本人の私はつい、自分や旦那さんのことをちょっと小バカにして冗談を言ってしまうことがあります。
これをやると、旦那さんは「どうして俺のことを皆の前で笑いものにするんだ!」と本気で怒ることになります。
日本人の私としては、身内を小バカにするのは信頼関係があってのことであって、なんなら愛情表現だということが全く通用しないのです。

 暴露本の話に戻りますと、つまり大統領元恋人のヴァレリーさんがこの本で大統領を小バカどころか、プライベートなことを「フランス大統領って本当はこんな男なのよ!」と暴露することは、非常に屈辱的な行為であるということです。
いくらフランス女優にとられたからって、その仕打ちはなんだか彼女自身が惨めになるんじゃないかな?とすら思うほど。

 そう思ってしまうのはまだまだ生易しい日本人女性的な考えでしょうか?
パリの女はこういう面でも強さを感じてしまうのでした。

Text/中村綾花

ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

今月の特集

AMのこぼれ話

アンケート

性の意識調査実施中!

AMではより楽しく役に立つサイトを目指すため、読者アンケートを実施しております。 本アンケートにご協力お願いします。

アンケートはこちら