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  • 2014.06.09

ラブホのないフランスのセックス事情

 前回の「ゲイ・レズビアンの愛!恋命のパリの自由と平等」も合わせてお楽しみください。

フランス人はどこでセックスをしている?

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 爽やかな初夏、この時期のAMの特集は「セフレ」なんですね。
25歳くらいまで男性としっかり付き合ったことがなかった私には、遠い遠い世界の話に聞こえてしまいます。
こういう私みたいな女性は案外少なくないんじゃないかなと、ひっそり思っていますが。

 さて、フランス人はどこでセックスをしているのか?という唐突なタイトルの本題です。
実はフランスにはラブホテル文化はありません。
というよりも、日本のラブホテル文化がオリジナルなのですね。
海外に出てみると、日本には他の国と比べてものすごく特殊なものがたくさんあるということがはっきりと見えてきます。
パリにもラブホテルが近年できたと聞いて様子を入り口まで見に行ったことがあるのですが、セックスショップに併設されたアトラクションという雰囲気でどうもエロい感じがしませんでした。

 やはり、なにか「後ろめたさ」や「秘密」という雰囲気がないと「エロ」は「エロ」たりえないのかもしれませんね。

 それがあってか、パリでは以降ラブホテルは流行っているという話を聞いた事がありません。

 では、パリジャンたちは一体どこでセックスをしているのか?

パリジャンはどこでセックスしているのか

 フランス人のセックスを語る際、「セックス」という言葉を使うより「faire l’amour」(フェ・ラモーゥ)という言葉を使った方がしっくりします。英語で言うところの「make love」ですね。

 以前フランスのドキュメンタリー番組で、秘密のランデブーのために「一般のホテルを数時間だけ貸すサービス」というのが密かに行われている、と紹介されていました。しかも結構高級なホテルでのことみたいです。

 一方、ホテルでなくアパートで 彼らがfaire l’amourするとき、その音はご近所に響くことが結構あります。
パリに移住した始めの一週間、私が住むアパートが決まるまで滞在させてもらった知人のアパートの部屋では、毎晩!のようにパリジェンヌの喘ぎ声が聞こえていました。
パリのアパートは築100年なんてざらにあり、特に今私の住むアパートはこれまたよくある木製フローリングなので上の階の人が歩いている音もギシギシと伝わって来る程です。

 なので例外にもれず上の階から、まずは女性の喘ぎ声が聞こえてきて「あ、始まった始まった!」と思った頃から キコ、キコ、とベッドが揺れる音、そしてフィニッシュの叫び声まで、ぜ〜んぶ聞こえてくるんです。
おそらく、相手の女性が変わっても気がつく自信がありますよ。
なーんてこと言ってますが、つまり私の音も下の階の人に丸聞こえでしょうね(苦笑)。

 フランス人がセックスするのは、ホテルにアパートそれ以外に路上というのも頻繁にあるのかもしれません。
だって、一日パリの街を歩いていているだけで、キスしてないカップルを見かけない日はないんですもの。
そのキスがエスカレートして、いやいやもうそれ、セックスですから!
と突っ込みたくなるのも時々見かけますしね。

Text/中村綾花


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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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