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  • 2016.07.22

思春期の性の目覚めを芥川賞作家・村田沙耶香が描いたら

文芸シーンの最前線を突き進み、先日ついに芥川龍之介賞を受賞した小説家 ・村田沙耶香さんの最新作『魔法のからだ』冒頭を公開します!AM読者にこそ読んでほしい、性に対する「大切にしたい何か」をまさぐる作品です! 自分のからだのなかにある「いやらしさ」と向き合う初めてのきっかけになるかもしれません。

小説『魔法のからだ』冒頭を公開!

 文芸シーンの最前線を突き進み、先日ついに芥川龍之介賞を受賞した小説家 ・村田沙耶香さんの最新作『魔法のからだ』冒頭(『Maybe!(メイビー)』/小学館)をAMで公開!

 主人公は、性に興味を持ち始めた、どこにでもいる中学生の女の子。
自分のからだのなかにある「いやらしさ」と、「下ネタ」に代表される誰かがつくった「いやらしさ」の狭間で悩む姿が描かれます。
“ふつう”の女子の誰もが一度は感じたことがある、性に対する「大切にしたい何か」をまさぐる作品です。
冒頭で描かれるのは、幼い体つきの友達の性体験と主人公の考える「いやらしさ」との間にある距離。

 思春期の性の目覚めが村田沙耶香ワールドで展開されるとどうなるのか。少女が女性へと変わっていく瞬間をお楽しみください!

村田沙耶香 『魔法のからだ』 Maybe! 小学館 芥川賞作家

村田沙耶香 『魔法のからだ』 Maybe! 小学館 芥川賞作家

小説家・村田沙耶香って?

 10人産めば合法的に1人殺せる未来を描いた『殺人出産』 、夫婦間でのセックスが近親相姦とされてタブー視された世界を描いた『消滅世界』と、続けざまにセクシャリティや家族の在り方といった題材でSF的な設定の小説を書いてきた村田沙耶香さん。つい先日の19日に中篇小説「コンビニ人間」(『文學界』2016年6月号)で第155回芥川龍之介賞を受賞されました!

 セックスすること、好きな人と一緒にいること、食欲を満たすこと、すなわち生きること。村田沙耶香というフィルターを通すと、私たちの世界は、突如、いびつで不器用なものに見えてくる。(中略)なかでも性愛表現は極上だ。生々しくて美しくてグロテスク。読みながら「げ、私、そんなことしてるんだっけ…してるな」と、自らの性行為と文章を頭の中で重ね合わせる。村田ワールドでしか味わえない、不思議な多幸感がある。(Maybe!誌より)

 当たり前と思われている世界を自由自在に裏返し、既成の現実に揺さぶりをかける小説家。そんな村田さんが真っ正面から現実世界の少女たちを描いたのが『魔法のからだ』です。

新作『魔法のからだ』は玉城ティナ×村田沙耶香!

『魔法のからだ』はグラビア付きの小説!
『Maybe!』では、作品の世界が玉城ティナさんをモデルとしたグラビア写真で見事に再現されています!
モデル・女優の玉城ティナさんはTwitterのフォロワー数が60万人を超える人気(これは日本の女性タレントのフォロワー数で、きゃりーぱみゅぱみゅに次いで2位……!)。講談社主催の「ミスiD(アイドル)2013」で「ミスiD2013グランプリ」を獲得し、現在は『ViVi』の専属モデルとして活躍中。
「いやらしさ」と純粋に向き合おうとする少女たちのイメージに乗った活字による新しい小説体験がAM読者を待っています!
また『Maybe!』本誌では作品を読んだ玉城さんの感想も掲載されています。

掲載誌『Maybe!』って?

村田沙耶香 『魔法のからだ』 Maybe! 小学館 芥川賞作家
『Maybe!(メイビー)』

『Maybe!(メイビー)』は好奇心旺盛なカルチャー女子へ向けて、「たぶん、これが世の中の真実だと思われること」を発信する、新感覚ファッション・カルチャーマガジン。

 AMでもインタビューした鳥飼茜さんの漫画も掲載中です!

『Maybe!』公式サイト