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  • 2013.10.01

一度男女の仲になるとシーソーゲームから降りられない/はあちゅうの女の本音

別れた男女のシーソーゲーム

はあちゅう 恋愛 結婚 恋人 片思い コラム 毒吐き
©by Sunmartian

 男女の仲になるということは
永遠に降りられないシーソーに「せーの」で飛び乗るようなことかもしれないなー
考えを巡らせていました。

 一度でもそういうことになると、
どっちが上でどっちが下か、意識しないではいられない。
付き合っているうちは相手に費やした時間とお金と愛情の勝負。
どっちが多いか、少ないか…
恋愛感情がある限り、これは上に下に、
行ったり来たりで平衡に釣り合うことはないように思う。

 別れてからは、人生全般での勝負。
新しい相手が先に出来たほうが上、
先に結婚したほうが上、
容姿を保っているほうが上…
要するに、幸せなほうが勝ち、みたいな。
もう相手への恋愛感情は残っていなくても
どうしても自分のほうが上でいたい。

 先日、昔一瞬恋した人に、突然会うことになりました。
幸いなことに、肌の調子も悪くないし、
まつ毛エクステは付け替えたばかりだし、
4000円もする新しい口紅をつけていたし。

「これなら勝てる」と思って挑んだ試合でしたが、
久しぶりに会った相手は、恋していた時と同じだけかっこよかった。

 私は自分がいちばん良く見える角度を意識しつつ、
言葉を選びながら慎重に話し、
楽しくもないのに楽しげな笑顔をつくってみて
「彼の記憶の中の私よりいい私」の演出に必死。

 別に相手のことは、もう好きでもなんでもなく、
なんなら、一生会わなくても平気だと思っていたのだけど、
負けず嫌いの私は、相手をもう一度自分に恋させないといけない気持ちになっていたのです。

 しかし表面上、相手へのダメージはゼロで
私に惚れるどころか「可愛くなった」とすら思ってもいない様子。
もしもーし!私痩せたし前髪つくったんですけど、何かコメントはございませんか!
心の中で語りかけていましたが届かず。
彼が現在進行形の恋を話す様子はまるで無邪気で、
自分から「今、彼女いるの?」と聞いたくせして、聞いていたら
胸がムカムカ…まではしないけども、面白くなかったので
「きっとしょうもない女に違いない!早く別れますように」
と呪いました。合掌。

 それにしても、なんでそんなに「100%友達!」みたいな態度でいられるのか。
そんなのってありなのか。
あの頃言われた甘い言葉の数々をリマインドして差し上げたい。
でもしたら負けな気がする。
別にどちらからともなく静かに終わった恋だったけど
「いい女になったな。俺、ちょっと後悔」とかってならないのか君は!
そう一言言ってくれれば、私は120%気持よく、勝利者の気分で帰れるのに。
それが男の優しさでは…!?そういう気遣いがないから別れたんだバカヤロウ、
私のことなんて何にもわかってなかっただろ!
ってちゃぶ台ひっくり返したい。

 その後も相手から欲しい言葉を引き出せなかった私は
だんだんと「なぜ私はもうどうとも思っていない人に、
こんなにも気持ちを振り回されなければならないのでしょう?なぜ勝負でもないのに
負けた気持ちになるのでしょう?」
とエンドレス哲学者モードに。

 でも、相手も同じような感情を私に持っていたのかも。
一回でも「男女」になった人たちが対等に戻れるわけないもんね!
意地の張り合いで、お互いに言葉の端々にトゲを持たせて傷つけあって、
でも表面はこの上なく取り繕って「大人な俺達」みたいな。

なんなんだろうこの意味不明の勝負は。

 ほんとに、恋愛って傷つくこと、意味不明なことだらけだ。
それでも私達は恋をせずにはいられませんね。
この秋もいい恋で世界が色づきますように。
っていうか私がイケメンといい恋出来ますように。


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Text/伊藤春香(はあちゅう)


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ライタープロフィール

はあちゅう(伊藤春香)
ブロガー、作家、ソーシャル焼き肉マッチングサービス「肉会」代表

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