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  • 2014.09.23

片思いは加点、両思いは減点/はあちゅうの女の本音

「相手を運命の人だと信じたもん勝ちで、恋ってどんどん自分で楽しくしていけるんじゃないかな。」―伊藤春香(はあちゅう)が執筆してくださった今回の連載の一節です。相手が存在するものであるが故に難しく考えがちな「恋愛」をもっと楽しむ方法を一緒に探して見ませんか?

片思いは加点、両思いは減点

恋愛 はあちゅう 結婚 コラム AM
©Robbert van der Steeg

 片思いが始まる時は加点方式なのに、
両思いはなんで始まるなり
減点方式になっちゃうんでしょうね。

 まだ好きが確定しないうちは、
相手の小さなクセや、発言のひとつひとつが
全て自分の好みに沿っているように思えて
「ここが好き」「ここも好き」
と好きが積みあがっていって歯止めが利かなくなる。

 なのに、付き合い始めると、
今までと同じようにしていても
どうやったって「ここが嫌」「ここも微妙」と
今度は嫌いになる要素が積みあがって、我慢出来なくなる。

 満月が丸くなりきったら、
欠けていくしかないように、
好きの気持ちも恋人になってから
大きくなる一方ってことはなくて、
欠けたり満ちたりしながら、
なんだかんだで、お互いの都合が合う人と
「一緒にいる理由」と「別れる理由」
を探しあいながら、続くのが恋人関係なんじゃないでしょうか。

 好きだとか嫌いだとかは、結局自分が
どっちの要素を求めているかでしかなくて、
「好きになろう」と決めている時は好きになるし、
「嫌いになろう」としている時は嫌いになる。


「この人といるほうが新しく誰かを探すより楽だから」
「もうそろそろ結婚する年だから」という自己都合の条件により
好きになるか嫌いになるかの無意識の決断がなされ、
かけられる自己暗示が、恋の正体なのではないかと思います。
その証拠に、暗示がとけたら、今まで好きだった人のことも
嫌いになれる。

「思い込み」である感情は
上書きをすることができる

 恋愛に関わらずすべての感情は自分の「思い込み」によってつくられます。
小さい頃からの「こういうことが起きると、こんな感情になる」が
積み重なっているだけで、ひとつの感情を取り出してみた時、
自分の感じる感情と、それを引き出す行動パターンは
誰かの感じるそれとは別だということも考えられる。
だから、その行動パターンと感情の上書きも、やろうと思ったら
できるんです。

 それって、受け入れがたいことかもしれないけど、
だからこそ、相手を運命の人だと信じたもん勝ちで、
恋ってどんどん自分で楽しくしていけるんじゃないかな。

私は、丸くなりきった満月の向こう側を、もっと自分の力で
よくしていける恋がしたいです。

Text/伊藤春香(はあちゅう)

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ライタープロフィール

はあちゅう(伊藤春香)
ブロガー、作家、ソーシャル焼き肉マッチングサービス「肉会」代表

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