「愛」ってなに<9>

こんにちは。

ずーっと坂東さんのお顔がちらついていたのですが、
ようやく続きを更新いたします。

ついに12月になってしまいました・・・。

近日中にクリスマスイヴセミナー&パーティーの告知もいたします。
今、セミナー内容を詰めているところです。

(特に両方)ご参加いただいた方とは、イヴに長時間ご一緒に過ごせそうです・・・♪

前回は、

あなたは好きな人のすべてを好きだと言えますか?

なにがあっても彼を愛せますか?

ということで、13の質問をいたしました。

コメントでご回答をくださった方、ありがとうございます。

一つ一つ、じっくりと、3回以上、興味深く拝読いたしました。

回答が私と同じでなくても、それぞれに納得できますね。

また、体調についてお気遣いいただき、恐縮しつつも大感謝です。

以下に、私個人の回答とともに、質問を再掲いたします。

今の思いつきですので、軽い読み物としてお読みください。

こういう問いには正解はありませんので、
あなたがご自身でお考えになるきっかけになれば幸いです。

ブログで自分が質問しておきながら、じっくり考えていませんでしたが、
答え始めると結構考えてしまい、長くなってしまいました。

「愛するってなんだろう」ということに立ち戻らされますね。

1,彼が事故にあって腕を骨折しても、彼のことを愛していますか?

イエス。

骨折ならいつかは治ってもとに戻ります。

骨折中も不自由なのは腕なので普通に会話もできます。

だから、彼と私の関係は何も変わらないでしょう。

2,彼が事故にあって一生歩けなくなっても、彼のことを愛していますか?

イエス。

1,の腕の骨折と違って一生治らないし、
一緒にたくさん出歩いたり遊んだりはとてもむずかしくなるでしょう。

車椅子を押したりなどで、出かけるときも大変になることが想像できます。

そういう点では正直
「つまらないなあ」とか「不便だなあ」「疲れるなあ」と思ってしまうでしょう。

そしてそのあと、

「でも動けない彼のほうがつらいし、つまらないだろうな」

などとたまに反省するでしょう。

とはいえ、1,と同じで、普通に会話ができるし、
彼の心とか頭とか精神とかは変わりがないから、
多分彼への愛も変わらないと思います。

ただし、ここで問題なのは、彼と結婚を考えるなら、
一般的には、親が心配したり、反対したりする可能性があるということです。

彼の仕事も限られるでしょうし、
元気な人よりも日常生活が大変になるはずなので、
結婚するにも、より大きな覚悟が必要
かもしれません。

3,彼が事故にあって顔がやけどで彼だとわからなくなっても、彼のことを愛していますか?

イエス。

若い頃は友達に「メンクイ」と言われまくった私ですが、
今は外見関係のことは、
自分の愛する気持ちにとって特に障害にならないと思えます。

中身がその人なら、外が何であろうと、
かわいく愛おしく見えるような気がするので・・・。

出かけた先で人がジロジロ見たり、ギョッとしたりなど
不便だったりやりにくい部分もあると思うけれど、
彼の人格も頭脳もそのままだから、私個人の気持ちは変わらないと思います。

これも、結婚するなら反対される場合もあるでしょうね。
おそらく彼の仕事も限られますし、
彼の収入を期待する結婚はむずかしそうですね。

4,彼の顔と体が板東英二になっても、彼のことを愛していますか?

イエス。

「3,事故にあって顔がやけどで彼だとわからなくなって」よりも、
人がジロジロ見たりしない分、こちらのほうが楽かも。

あ、歳の差カップルということで見られるかもしれない。(笑)

しかし、誰だかわからないくらいのやけどより不便は少ないでしょう。

いずれにせよ、私個人の気持ちはおそらく変わらないと思います。

5,彼の顔と体があなたのお父さんになっても、彼のことを愛していますか?

イエス。

もともと父親は親子でなかったら普通につきあえると思っていたし、
外見が変わっても愛する彼の中身が同じなら、問題はありません。

ちなみに興味深いのが、
4,5の「外見が変わっても愛しているか?」の質問は、
実年齢や恋愛年齢が若い方ほどノーが多い傾向を感じますが、
女性はまだイエスが多いのです。

しかし、男性に同じ質問をすると
(板東英二の代わりに淡谷のり子とか、お父さんの代わりにお母さんとか)
愛する彼女を変わらず愛せるし、別れたり離婚はないと思うが、
体の関係はもてない
、というお答えでしたね。

女性は男性の言葉によって関係を持てる(持ちたくなる)のに対し、
男性はやはり視覚による本能的な部分が大きいのだと再認識いたしました。

6,彼が路上生活者になっても、彼のことを愛していますか?

とっさには、イエス

なにか事情があったのだと思うし、
その事情に納得すれば、まだ問題はありません。

助けが必要ならできるだけのことはしたいです。

もしも彼が路上生活にポリシーを持っていて、それを貫くというなら、
そこにときどき飲食物を持って遊びに行ったりして、
一緒に飲み食いしながら話をするかもしれません。
テントのおうちに泊めてもらったり。

ただ、ほかの質問でも同じことが言えますが、
路上生活者になったから、ではなく、
話をしていて、話や価値観が噛み合わないなあ、と感じたら、
疎遠になって、忘れていくようにも思います。

また、ポリシーを持っているという場合や、
本人がその生活から抜け出そうとしていない場合は、
具体的に一緒に住むとか結婚する将来などが、
とりあえず考えられない
ということですよね。

となると、私の将来のヴィジョンから彼が消えていくと思うので、
徐々に疎遠になっていくかもしれませんね。

こうなれば
「彼が路上生活者になっても、彼のことを愛していますか?」
という問いにはノー、といえるかもしれません。

彼がそうなった事情と、
彼が今後どうするつもりなのかによる
、ということでしょうか。

7,彼が重度の精神障害のため、あなたのことがわからなくなっても、
彼のことを愛していますか?

むずかしいけれど、多分、イエス

こうなったら、もう彼と普通に会話ができないし、
意思の疎通、価値観の共有もできません。

そもそも彼の中では、私との思い出もすべて、ない。

悲しすぎます。

では、なぜ愛し続けるのかといえば、
今までの彼の記憶があるから。

そして、彼にしていただいたことへの感謝があるから。

事故などによる物理的な損傷ではなく
「精神障害」ということで、
戻る可能性があると思って、あれこれと努力をするように思います。

また、

「ここで捨てたら、自分勝手な冷たい人ということになってしまう」

という、悪者、薄情者になりたくないという計算も働くかもしれません。

しかし、彼の精神障害が10年以上続いたりして、
だんだん昔の彼との思い出が薄れてきた頃に、
優しい男性が

「もう君は十分彼を愛したよ。自分を解放してあげなよ」

などと言ってきたら、
喜んで(顔では申し訳なさそうだったり、つらそうかもしれない)、
その人、または他の男性とつきあったり結婚するかもしれない。

つまり、愛している彼が精神障害になった瞬間に

「はい、もう終わり!愛してませーん」

とはおそらくならないと思うが(未練もあるし、切り替えができない)、

だんだん愛していた感覚を忘れてきたり、
あきらめてきたり、疲れたり、面倒になってきて、
彼のことが重荷になる
可能性も否定できない。

その際には私自身の罪悪感さえうまく処理できればいいのかもしれない。

というわけで、最初はイエスだが、5年後10年後はノーかもしれません。

そりゃ、イエスでいたいとは思いますが、
綺麗事抜きで言うと、
年月を経たときに自分がどういう行動を取るか断言はできませんね・・・。

この場合、もう愛していないというのかなあ。

それとも、つらさに負けたということなのかなあ。

それだけの愛だったということなのかなあ。

では、愛ってなに、ということですね。

「いやだ」とか「大変だ」などと
一つも思ってはいけないことが愛だ、というなら
いったい、どれほどの人が愛なんて持てるのでしょう。

しかし、だからといって
「薄情者になりたくない」という気持ちだけで、
いやいや関わりを持ち続けるのも、愛といえるのだろうか。

・・・などと考えると、むずかしい問いだなと思います。

以上、長くなりましたのでここで切ります。

「愛ってなに」シリーズのの本筋とは少し外れている内容ですが、
むしろ現実的、具体的な内容なので、
それぞれの問いについて、よかったらご一緒に考えてみてください。

「愛ってなに」の本筋では、もっと話をつきつめていくつもりです。

私の回答をここまで読んだだけでも、

「自分と彼が、どのくらい今までと同じように関わっていられるのか」

「彼との結婚など現実的な将来があるのかないのか」

を重要視していることがわかりますね。

「話すことも、つきあうことも、結婚することもできないけれど、
遠くから彼のことをいいなと思い、幸せを祈る」

などを「愛する」というのか、なども論点になりそうです。

むしろ、そちらのほうだけが愛だ、という意見もありそうですね。

しかし、その場合は

「いったい、実際の彼のことをどれだけわかっているの?」

という意見もあるでしょう。

・・・ともあれ、また続きの回答をアップいたします。

クリスマスイヴは、日中のセミナーと夜のパーティに分かれています。

セミナーだけのご参加、両方のご参加をそれぞれ募集いたします。

来週中(できれば前半)には告知と募集をいたします。

6月のセミナーよりも定員が多いです。

テーマはほぼ決まりました。

みなさまからご質問とご要望が多い内容で、
かつ、私はその内容の本やセミナーを見たことがないものです。
(テーマが類似しているものはありますが、内容は違うのです)

私自身が、今回お伝えできるのをとても楽しみにしていますので、
ぜひご期待ください。

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