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  • 2016.11.14

グローバリゼーションとその日本人女性に対するインパクトの考察

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※金融日記 2007年12月15日のエントリーから転載しています


さて、今日は女性読者のためにかなり長期的な、そして、実に深刻な恋愛問題のお話をしたいと思います。

それは急速に進む世界のグローバリゼーションが日本の恋愛シーンに与えるインパクトです。

グローバリゼーションと言うのは、国と国の境界がなくなって行き、世界が急速にひとつになっていっていくことです。
でも、これってとても当たり前のことで、例えば、日本では江戸時代は薩摩藩とか長州藩とかいろいろなグループに分かれていてそれぞれ戦争したり貿易したりしていたのが、交通手段や通信手段が発達していく中で日本と言うひとつに国になっていって、こんどは日本と言う国が世界の他の国と戦争したり貿易していたりしたのだけれど、それが21世紀になっていよいよ世界がひとつになろうとしているだけです。

そして、グローバリゼーションによって何が起こるのかと言うと一物一価の経済法則が国境を超えて進展していくと言うことです。
コカコーラの値段は世界中どこでも同じになっていくということです。
同じスキルで同じ仕事をする人の給料はどこの国でも同じになって行きます。

そしてグローバリゼーションが我々日本人の給料にどう直撃するかと言うと、これもとても簡単なことで、途上国の労働者でも簡単に出来る仕事をしているひとの賃金がどんどん下がっていきます。
だって、僕が経営者だったら、同じ仕事をやってくれるなら月給30万円の日本人より、月給3万円のベトナム人を雇うもん♪
当たり前でしょ。

逆に、世界中どこにも代えのきかないスキルを持っているほんの一握りの人たち、例えば世界的な歌手とか作家とか、凄腕ヘッジファンド運用者とか、カリスマ経営者とか、天才プログラマとか、そんな本当に一握りの人たちが天文学的な報酬を受け取ることになるわけです。
なんせ、そんな人が活躍できるマーケットは一国だけに留まらず世界まるごとになるわけですからね。

結局のところ、グローバリゼーションは、先進国のほんの一握りのプロフェッショナルと途上国の単純労働者にはプラスに働き、先進国の大多数の単純労働者にはマイナスに働くわけです。
そんでもって世界全体では経済の効率がさらによくなるのでプラスです。

さて、随分と前置きは長くなりましたが、グローバリゼーションと恋愛でどんな関係があるのでしょうか?
実はそれがおおありなのです。

例えば、あるフツメンのサラリーマンが、ごく平凡なOLを打ち落とすのに必要なコストを考えて見ましょう。
デート代やプレゼント、そして、時間と労力等を考えてだいたい15万円ぐらいだとしてみましょう。
ところが、このフツメンのサラリーマンは、例えば日本人男は優しくてお金持ちだと言うイメージが出来ているタイやフィリピンに行けば、もっとかわいい女を打ち落とすのに必要なコストは実は3万円ぐらいなのかもしれません。
しかしながら、日本とタイでは格安航空券が12万円ぐらいするので、このサラリーマンはタイではコストをかけずにかわいい女をゲットできることが分かっていも、日本人OLとタイ人女子大生とのコストの差(15万円-3万円=12万円)を利用した裁定取引が出来ないのです。

しかし、近年のグローバリゼーションがこう言った日本の状況を一変させる可能性があります。
実際、ヨーロッパの先進国やアメリカではすでに起こったことです。
ヨーロッパの先進国では労働力不足、少子高齢化等の問題を解決するため、移民を大量に受け入れました。
アメリカはもともと移民で出来た国なので、世界中から移民がやってきます。

日本も含む、こう言った豊か過ぎる先進国の女のメンタリティーは非常によく似ています。
端的に言えば、彼女たちの思っていることは次のようなことです。

「私はイケメンと金持ち男しか相手にしません。それ以外の男で私に相手にして欲しかったらアッシーとかメッシーみたいになって奴隷のように尽くしなさい」
なぜこんな横暴がまかり通るのかと言うと、彼女たちは貴重なセックス資源を独占しており、依然として、男子の9割以上が深刻なセックス資源の不足に苦しんでいるからです。

しかし、グローバリゼーションによってヨーロッパ先進国やアメリカの状況は急速に変貌したのです。
ヨーロッパでは東欧やロシアから、そしてアメリカでは主に南米から、安価で良質なセックス資源がなだれ込んできたのです。
途上国の女にしてみれば、先進国のふつうのサラリーマンでも大金持ちなわけです。
だから、メキシコからやってきて美人ウエイトレスは、ニューヨークのフツメン・サラリーマンに喜んで股を開いたのです。
ロンドンでも、ブロンドの美人ロシア人が、ブサメンのオタク・エンジニアに嬉々として秘密の蜜壷を提供しました。

そんなこんなで世界一の経済力を誇るアメリカでは売れ残った90%のアメリカ男と途上国から無限に湧き出してくる若くて綺麗な女が結ばれ、逆にアメリカ女の殿様商売に徐々に暗雲がたちこめ始めたのです。

それでも多くのアメリカ女は現実を見ようとせず、むしろ自分のプライドを肥大化させ、自分の値段を下げると言うことを決してしようとしませんでした。
かくしてアメリカ女は世界で一番もてなくなったのです。
だって、ジュージュー音がする美味そうなステーキを300円で買えるところで、冷めたマックのハンバーガーが1500円で売られていても誰も買わないでしょ?

大まかに言って、これが世界の先進国で起こっていることです。
今、世界の先進国では、結婚できない30代キャリア女が急増しているのです。

セックス・アンド・ザ・シティがニューヨークで、ブリジット・ジョーンズの日記がロンドンで大ブレークしたのも全く偶然ではありません。
全てが加速している恋愛のグローバリゼーションの仕業なのです。

結局のところ、グローバリゼーションによって、先進国(一人当たりのGDPが高い国)の男と途上国の女が恩恵を受け、逆に先進国の女と途上国の男が割りを食うということが分かると思います。

今のところ、日本ではそれほどグローバリゼーションの影響を受けていませんが、僕は必ず欧米で起こったことが日本でも起こると思っています。
少子高齢化や日本の財政問題は、移民受け入れ等のさらなるグローバリゼーション以外に解決する方法はありえないからです。
フィリピンやタイから豊富なセックス資源が近い将来にジャパン・マネーを目指して日本になだれ込んでくるでしょう。

そのときにあなたは1500円の冷めたマックにならない自信はありますか?

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ライタープロフィール

藤沢数希
藤沢数希

理論物理学、コンピューター・シミュレーションの分野で博士号取得。欧米の研究機関で教鞭を取った後、外資系投資銀行に転身。以後、マーケットの 定量分析、経済予測、トレーディング業務などに従事。ブロゴス2011年の経済部門では、経済・金融賞を受賞し、活躍は多岐に渡る。また、高度なリスクマネジメントの技法を恋愛に応用した『恋愛工学』の第一人者でもある。 月間100万PVの人気ブログ『金融日記』を運営。恋愛情報が豊富なメルマガも大人気!