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  • 2016.11.14

本物の綺麗な女をめざそう!

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今年の土用の丑の日は、7月27日
土用は、やっぱり鰻を食べたいよね~

そういう行事とか、マナーとかを大事にする人って
なんか憧れない?
折り目正しく生きてるって感じがするもの!
生き方が美しいと、それが外側にもにじみ出てくると思う。

ところで、行事って何でやるのか知ってる?
職業柄でもあるので、ちょっとエラそうに語らせて(笑)

そもそも日本の行事は、農耕民族だったことから、
人間の力の及ばない自然界への畏敬の念があり
自然の恵みに対しての、祈りと感謝から生まれました。

それぞれの行事には、いわれに合った慣わしがあり、
それを家族や仲間、地域の方々と一緒に楽しむことで
お互いの「絆」を確認する機会でもあるんですね。

さらに、行事食は、
体調を崩しやすい季節の変わり目に、
「ハレの日」というご馳走を食べる日を設け、
それで、体に栄養と休息を与えてきました。
行事食は、季節の変わり目を、
賢く乗り切る「食の知恵」でもあったんです。

先人たちが生み出した健康を維持するための食事を
今ここで再確認してみるのも必要なことだよね。
温故知新・・・大事にしたいな♪

さて、ついでに
土用の丑の日に鰻を食べるようになったエピソードも!

鰻にはビタミンA・Bが豊富に含まれているので
夏バテや食欲減退防止の効果あります。
けど鰻の旬は、ホントは晩秋から初冬。
冬眠に備えて身に養分を貯えているときがベストで、
夏の鰻は味が落ちるんです。

なのに、なぜ夏に鰻????

それは・・・
夏場の売り上げ不振に悩んだ鰻屋が、
学者の平賀源内に、夏に鰻を何とか売りたいと相談に行くと
「う」つくものを食べると夏バテしないという伝承から
「今日は鰻の日」と店先に張り紙をするといいと言ったそうです。
その通りにすると、人々は物知りで有名な源内が言うのだから
間違いないと、鰻を食べました。
結果、その鰻屋は大繁盛!それを見た他の鰻屋も真似ね、
それが土用の丑の日に鰻を食べるという風習となり・・・
現在に至るまで定着したということです。
(ちなみに「う」の付くものとは、馬肉や牛肉、瓜、うどん、梅干など)

そんな鰻のエピソード・・・
知ってるのと知らないのでは、雲泥の差!
知識が増えると同じものを見ても、
いっそう深く味わうことができるもん!
たとえば私、美術館に行くといつも思うもの・・・
私に美術の知識があれば、きっと違う見方ができて、
もっとし楽しめるんだろうな~って(涙)

けど、これってひけらかすのはダメだよ。
ちょっとした会話の端々にその知的さが垣間見えるってのが、
メッチャカッコイイよね。
能ある鷹は爪を隠す~

おぉ、エラそうに語りすぎだね今日は(・・;)

今日のレシピは土用にちなんで
鰻の混ぜ寿司。

鰻の蒲焼をごはんにのせるだけじゃ芸がない!
少しの鰻でもタップリ食べられるレシピだよ。

鰻寿司

鰻のまぜ寿司

【材料】
  炊いたごはん1合 瓶詰めの山椒の実大1 きゅうり1本 市販の寿司酢大2 
  鰻の蒲焼1枚 卵1個 A(塩少々 みりん小1 砂糖小1)

【作り方】
①    ごはんに寿司酢と山椒の実をまぜておく。
②    きゅうりは薄切りにして塩をまぶし水気を絞り1に加えて混ぜる。
③    うなぎは一口大に切って、たれにからめて2に加えて混ぜる。
④    卵はAを混ぜ、フライパンに油を熱して薄焼き卵を作り千切りに。
⑤ 3を器に盛り4をのせる。


上っ面だけの美しさじゃない、中身からにじみ出る美しさが、本来の綺麗な女だと思う・・・
土用には鰻を食べる・・・行事にまつわるささやかな習慣を大事にする女性、めざそうよッ!


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ライタープロフィール

大瀬由生子
大瀬由生子

短期大学食物学科で栄養士免許を取得。料理研究家、テーブルコーディネーター、フードコーディネーター、レストランプロデュースなど、食に関してさまざまな顔を持つプロフェッショナル。“恋愛は、食でもっと楽しくなる”をモットーに忙しいAM読者たちに簡単でおしゃれ、さらに健康的なフードを届けていきたいと考えている。 著書は、『たっぷり野菜のヘルシーレシピ』(東京書店)、『もらってうれしいチョコレート』(ブティック社)など多数。身近な食材で作る簡単で見栄えのする料理、さらにどんな料理でもオシャレに見せるテクニックは必見! AMブログのほかにON・table「おいしい幸せ♪」 も運営。大学生の母としてのやさしい一面も。