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  • 2016.11.14

結婚するならカネをくれ。

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「結婚は本当に愛してる人とするんだよ。お金なんて関係ないよ❤」


こんな歯の浮いたようなセリフを信じている人はよもやいないと思いますが、結婚は経済力と大きく結びつて粘着質のように離れない、腐れ縁の夫婦のようなもの。


実際、日本では、“収入300万円未満の男性婚姻率9%”に対し、“300万円以上は23%〜40%”と大きく差が開いています。
米国でも、あるシンクタンクの調査結果は、“年収上位10%の男性既婚率83%”に対し、“年収下位25%の男性既婚率は50”というもの。
(経済の専門家ではないので、数値の裏側にある背景はまた複雑なものがあると思いますが、お許しを)



米UPIが報道した国勢調査でも2000年から2009年にかけての景気低迷をうけ、男女ともに成人(25〜34歳)での婚姻率が70年代と比べ10%ダウン。
女性は社会進出が進み、平均所得が増加したにもかかわらず男女ともに、という結果……。
同じ調査で、高学歴高収入ほど結婚する率が高いとも発表されています。
日本の内閣府調査でも、男女ともに「結婚したいが不安な点」として55%前後の人が“経済的不安”を挙げています。
決して“愛”などで語れないのが、結婚の難解なところ。



僻み根性をお持ちの男性方は「金持ちしか相手にしない女がいけないんだ!」とよく言いますが(小山調べ)、
結婚てそもそもお金だよ、と言いたい。
声を大にして言いたい! 声に出して読みたい‼ 
なぜなら結婚とはそもそもが「経済的相互扶助」の関係つまり、お互いにお金で支え合う義務で繋がった関係に資格を与えるものだから。
これは大抵の先進国の結婚の定義として共通。



アメリカでは結婚=legal union、つまり「労働組合」と同意義。
夫婦は労働組合と考えると確かに納得がいきます。
スウェーデンでは互いの最低限の生活保障が義務づけられて居り、家族主義を持ち込んでいるスペインなどは、別居している兄弟、両親にいたるまで扶養義務が出てくる。
とことん「結婚」とは経済問題。金銭問題。世の中所詮カネです。。。
同情するならカネをくれ。結婚させたいならカネをくれ。やさぐれてみたくもなります。15.16.17と私の人生暗かった藤圭子を久々に歌いたくもなります。もちろん、ひとりカラオケで。



今の婚姻率を本気でアップさせたいと考えるなら、景気回復を待たないといけないという人もいます。
が、それよりも手っ取り早い方法がひとつ。
“結婚したら国からお小遣い”制度。そうすれば、みんなもっと自由に結婚できるのに……。え? ダメ?


 


 


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ライタープロフィール

小山圭一
小山圭一

フランスのリヨン大学第2大学にて「女性学」を学んだ後、テレビ制作にディレクターとして関わる。退社後、コンデナストパブリケーションズジャパンにて『VOGUE Nippon(現VOGUE Japan)』の編集者に。2年間、ファッションやライフスタイルページを担当。2008年、フリーエディターとして雑誌編集、及び執筆業をスタート。『marie claire』(アシェット婦人画報社)や『SPUR』(集英社)などに関わり、主に女性芸能人へのインタビューやファッションページなどを手がけている。フランス留学時に学んだ「女性学」結婚やキャリアに関する研究ベースとした、世界各地の恋愛事情に造詣が深い。
facebook:小山圭一