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  • 2016.11.14

男の“守りたい願望”くすぐる女解説★100年の時を超えるラブロマンス映画「ニューヨーク 冬物語」

先日、試写させていただいて、その後インタビューされた記事をご紹介させていただきますね。

元記事はコチラ!→ ココロニブロロサイト

ニューヨークを舞台に、100年の時を超える運命的な愛の物語を描いた
映画『ニューヨーク 冬物語』

シェイクスピアと並ぶとまで絶賛されたマーク・ヘルプリンの美しい小説「ウィンターズ・テイル」を映画化。真実の愛とは何か?を深く考えさせるこの作品について、恋愛科学研究所所長の荒牧佳代先生は、様々な“恋愛のなぜ?”を解消できる作品だと語っています。

それっていったいどういうこと!?一問一答形式で、教えていただきましょう!



【荒牧佳代先生が“恋愛のなぜ?”を解説】

(1)なぜ、運命だと感じる恋があるの?

主人公のピーター(コリン・ファレル)はある日、泥棒をするために入った邸宅で病身の令嬢ベバリー(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)と出会い恋に落ちます。その瞬間からベバリーは、「ピーターと出会って、ベバリーは他のことはどうでもいいと思えるようになった。彼女にとって大切なのは、ピーターとの間に芽生えた奇跡のような絆だけなの」とジェシカ自身が話すほど、“恋は盲目”的にピーターを愛するようになります。

→ 女は直感を信じているから!

荒牧先生

女性は偶然の出来事に対して運命を感じます。なぜなら自分の直感を信じているから。思うに女性は、恋愛への関心度の強弱こそあれ、基本的にはみんな能動的で肉食系の生き物。女性は嗅覚で恋をするとも言われるくらい、自分の好きな男性の“匂い”に敏感ですが、それも遺伝子レベルで自分に合った男性を選ぶための優れたスキルなんです。また、フェロモンに関しても、現代の科学では女性のみが男性フェロモンを感知できているのではないか?とも言われています。つまり女性の恋愛の直感は男性と較べてとても鋭いんですね。


(2)なぜ、身分格差の恋愛は燃えるの?


「ピーターは高嶺の花のような美しい女性と出会うことで、生まれて初めて本物の愛を知るんです」ピーター役のコリン・ファレルがそう話す通り、この作品に描かれるのはニューヨークの裏社会で生きてきた男と、広大な邸宅に暮らす令嬢との恋。一見してどうしてこの2人が?と驚くほど不釣り合いなカップルが、切なくもロマンチックなラブストーリーを繰り広げます。

→ 障害があると気持ちが燃え上がるから!

荒牧先生

「恋愛をするうえで障害があると、2人の気持ちは燃え上がります。『ロミオとジュリエット』もそうですが、障害のある恋や階級を超えた愛はよく物語のテーマになりますね。実は恋愛の相性において、性格や価値観にはあまり意味がありません。それらは主観的なうえ流動的なもの。年齢や経験によっても変化するのであてにしないほうがいいのです。もちろん、共通する部分が多ければ同一化の作用で急接近でき、恋のボルテージも高まります。でも、だからといって関係が長続きするとは限りません。相性とはお互いを思いやる気持ち、求める気持ち、相手を愛したい気持ちのバランスだからです。バランスが良ければ想いは続きますし、絆も深まります。なお、相手を愛したいという気持ちはその人自身しか持ちえないもの。本人にしかわからないオンリーワンの感覚だからこそ、自分が愛した相手は“運命の人”だと信じることができるのです。


(3)なぜ、か弱い女はモテるの?

余命わずかのベバリー。彼女の死後も生き続けるピーターを演じたファレルは、「誰かを愛する気持ちは、たとえその人が死んだとしても、相手の人にきちんと受け継がれるものだと思う。そういう意味では、愛は時間を超えることができる」と話しています。

→ 男の“守りたい願望”をくすぐるから!

荒牧先生

「男性には心から愛する女性を“守りたい”“大切にしたい”という男のプライドをかけた本能があります。ラブストーリーにはしばしば、薄命の女性に想いを寄せる男性が描かれますが、それはこんなふうに守ってあげたいという男の願望の表れ。ですから、病身でなくても、男性が“守りたい”と思えば女性は自然と愛されるようになります。そして、浮気もされなくなります。浮気は自分が大切にしたいと思った女性を裏切る行為なので、それは自分のプライドが許さないのです。よく男性が強そうな女性(本当に強いかどうかは別)に向かって“素直になれ”など余計なお世話ともいえるアドバイスを言うのは、そういう男心を理解させたいという想いがあるからです。」


主演のファレルはこの作品について「魔法のようなパワーに満ちた壮大な作品。不思議な力に導かれた人々の人生という、ものすごく大きなスケールと親密な物語が共存しているところが魅力的」とコメント。荒牧先生も「今までに観たことのないラブストーリー」と絶賛しています。

彼との関係や将来のことで悩んでいるみなさん、劇場で、恋愛科学のプロをもうならせた物語を堪能してみてはいかがでしょうか?映画と一緒に自分の心を見つめることで、問題解決の糸口が見つかるかもしれませんよ!


(文=編集J)


【STORY】

幼い頃に両親と生き別れ、気がつけばニューヨークの裏社会で悪に手を染める日々を送っていたピーター。ある日彼は美しい令嬢ベバリーと出会い、すぐに恋に落ちる。初めて生きることの素晴らしさを知ったピーター。だが、ベバリーの余命はわずかだった。彼女を救うためなら何だってする──ピーターの切なる想いは叶わず、ベバリーの命はつきてしまう。100年後、ニューヨークの街に、記憶を失くしたピーターの姿があった。「俺は、なぜまだ生きている?」記憶がひとつ甦るたびに、生まれる謎。100年にわたり生かされた男に与えられた、ある使命とは──。


5月16日(金)丸の内ピカデリー 新宿ピカデリー 他  大ヒット上映中!

監督:アキバ・ゴールズマン出演:コリン・ファレル、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、ジェニファー・コネリー、ラッセル・クロウ
配給:ワーナー・ブラザース

映画『ニューヨーク 冬物語』 http://www.ny-fuyu.jp

(c) 2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI) LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.


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ライタープロフィール

荒牧佳代
荒牧佳代

恋愛科学研究所所長、兼、医療アナリスト。「人間行動学」を研究している。主に脳内ホルモンと個人の性格や行動を関連させ人を研究対象とした学問で、具体的にテーマとして扱っているのは、男女の恋愛や結婚、性事情、育児。携帯サイトの恋愛相談コーナーでは、開設以来長年アクセス数トップの座をキープし、230万アクセスの記録を誇る。近年はスマートフォンやWebサイトにコラム、診断テスト等のコンテンツを多数手がけ、話題に。テレビ、ラジオ、雑誌などでも魔女的に活動中。
公式ブログ:恋愛科学監修&医療アナリスト 荒牧佳代のブラッシュアップ♪