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  • 2016.11.14

オトナの片想いは続かない

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最近ムラムラしている。
いや、イライラしている?
いや、モゾモゾしている?ザワザワしている?

とにかく誰かに抱きしめられたいのだ。
セックスがしたいとかではなくて、ただ抱きしめられたい。
10秒とかでもいいから、抱きしめられて包まれたい。

欲求不満?寂しい?ホルモンバランスの崩れ?
んー半分そうだけど、半分そうでもない気がする。

たぶんこうなってしまった要因は、“片想い”しているからだと思う。
いや正確には、やっと好きになれそうな人がみつかったのに、
その火が消えてしまいそうだからかもしれない。

“オトナの片想い”というのは、なかなか続けられない。
オトナになると、見返りがないものに対して淡い想いを思い続けるのが
だんだん困難になるのは、どうしてなのだろう?

誰も好きな人がいないときは、とにかく好きな人がほしいと思い、
好きな人ができたけど一方的なときは、もう好きな人なんていらないと思い、
「想い続けているだけで幸せ」なんて、若いときのようには到底思えない。

私には今、気になる人がふたりいる。
ひとりとは2週間後に、ひとりとは1か月後に会う約束をしている。
多忙な社会人のアポイントはすぐには取れないもの。
(私が後回しにされている可能性は否めないけど涙) 

どうでもいい人なら2週間なんてヘッチャラなんだけど、
気になる人の2週間は長い。

その間の一番危険なことは、その間に向こうにステキな人が現れてしまうこと
ではなく、“自分の盛り上がり熱が冷めてしまうこと”。
実際に私はちょうど1ヶ月でプツッとクールダウンしてしまった。

すごくホットな恋だとそんな簡単に切れないかもだけど、「ちょっと気になる」
くらいだと“鉄は熱いうちに打て”は恋でもいえることだ。
気持ちが盛り上がっているときに一気にゴールしちゃわないと、
目の前に“仕事”という熱中していることがあるオトナの波は、次いつ
来るかわからない。いやもしかしたら1度きりで、もう来ないかもしれない。

もし自分に迷いがあるけど相手が盛り上がっていれば、その迷いは一瞬
忘れてともに突っ走るべきだ。「うまくいくときはスーとうまくいくものなのよね」
というのはつまりそういうこと。

オトナの恋は、錯覚して盲目にならないと進めない。

私はターゲットにしていないオトコと飲みにいって、その4時間で恋に落ちて
しまった。手もつなぐことなく、甘噛することもなく、そのときは確かに落ちた。
 
それから遠距離のカレとは1ヶ月間、“ただの会話”のメールを続けた。
普通の人ならそこそこ気がある異性じゃないと、毎日のメールに付き合えない
ものだと思うけど、生真面目なフシギちゃんはそういうラブな気持ちもなく、
毎日メールに付き合ってくれるものらしい・・・。そう、私からの質問メールに、
ご丁寧に答えているに過ぎないメールのやり取り・・・。

やりきれない!!
この鈍感オトコ!!

1ヵ月後にプールパーティで会うから胸パッドも買った。
だけどあと1ヶ月もこのままがんばり続けることはできない・・・。

だからきっと心に穴があいてヒューヒューしてしまい、誰でもいいから抱きしめて
ほしくなったのかもしれない。こういうとき『ねぇ、今日うちに来ない?』なんて
メール1本すれば、きっと誰かが来て抱きしめてくれるだろう。抱きしめてくれる
以上のことをしてくれるだろう。でもそんなことしたら、その翌日は今よりももっと
ヒューヒュー心に風が吹いてしてしまうのは、私自身が一番よく分かっている。

こういうとき連絡してしまうのは元カレ。私の心地良いように包んでくれるはず。
でもそれがその一瞬に過ぎないのも、私自身が身にしみて分かっている。

仕方ないので合コンを開催しようと友人に依頼。
今回はアラサ―若手経営者3人組!
32歳で200人、34歳で500人の従業員がいるらしいから、なかなかだね。

こういう“経営者”という方々の弱みは、テッパンで“いぢられること”だ。
いつもヘコヘコされる側なので、ちょっと偉そうにされると快感らしい。
社長なんてほとんどがドMだからね。
だから私は経営者には上どころか頂上から見下す。

従業員500人のマイケル富岡似の社長のポリシーは、常に3ピースを着ている
こと。背中がゴールド、裏地が赤のベストを着て「暑い暑い」といっている。

女子『暑いなら、そのチョッキ脱げば?』
社長『チョッキじゃなくてベストだから。それにこれは絶対に脱がない』
女子『じゃあシャツ脱いで、チョッキだけ着れば?』
女子『あっ、それいいね!ちょっと脱いでみてよ。減るもんちゃうやん』
社長『・・・・』

女子『好みのタイプは?』
社長『大島優子』
女子『AKBってだけでドン引きやわ。なにロリコン?』
社長『違うよ。がんばってる人は応援したいだけ』
女子『私めっちゃがんばってるで~』
女子『私の方ががんばってるって。応援してよ』
社長『・・・・』
 
という具合に。
終始閉口していた社長が最後「楽しかった~」といっておった。

女子『最近の恋愛事情は?』
社長『2ヶ月前にふられた。しかもラインで。』
女子『オンナの見る目ないね~』
社長『六本木のクラブの女の子やってんよ』
女子『なに?見た目さえ良ければいいの?』
社長『高い装飾品連れてどうだオレって思ってたんかな~』

女子『飲み会よくしてるん?』
社長『いや、あんまし。しょーもない女の子と会うくらいなら、
    刺激的なおっさん社長に会った方がおもろいから』

こいつらどんなしょーもないオンナと遊んでるんだ?どんだけ仕事で
マネジメントできても、恋愛では自分自身をマネジメントできるわけ
じゃないんだよね。それが恋愛!なんだけどね。 

そしてFacebookの写真がなぜかオールバックの32歳の社長の方に
「送っていくよ」といわれ、2人きりになった麻布十番駅前で抱きしめられる。

社長『うちに行っていい?なんもしないから。おれめっちゃ寂しがり屋やねん』
私 『ダーメ。こ・ん・どっ。』

ってかわいく言ってみたけど、心の中では「このオトコはアホちゃうかー?」
と叫んでた。今夜私と一緒にいたいのは、寂しいからじゃなくて、私と一緒に
いたいからでしょ?寂しいからだと誰でもいいみたいじゃない?
実際には誰でもいいんだと思うけどさ、バカ正直にいうなよ。
「愛子はカワイイね。愛子のこと好きかも」って100回くらいウソでも言えよ。
その方が今夜私のベッドで寝れる確立はずっと高い。

こんなアホ男に抱きしめられたくらいでは、私の心のヒューヒューの風は
止まらない。それどころか今にも暴風警報が発令されそうだ。

こういうときは女子と美味しいものを食べるに限る!
私 『彼氏と仲良くやってる~?近々飲みにいこうよ!』
ユミ『実は彼氏と別れたの。今は誰とも会いたくないくらい凹んでて。
 1ヶ月くらいそっとしていてくれる?話せるようになったら話すから。ごめん。』

いくつになっても、33歳になっても、みんないろいろあるんだね。
どうか神様、そろそろ私たちを幸せに導いてください。
どうか私の運命の人、そろそろ私の前に現れて、私を抱きしめてください。

オトナの片想いは続かないのじゃなくて、“続けられないもの”なのだから。
 
 

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ライタープロフィール

中野愛子
中野愛子

1979年兵庫県西宮市生まれ。立命館大学政策科学部卒業。専攻は野生動物の保全で動物(人間を含む)に強い興味を持つ。学生時代から合コンが日課で参加回数は計400回以上、お見合いや婚活パーティ、婚活サイトでの婚活も行う。サッカー選手、議員、某大手アパレルの御曹司らとの恋愛経験あり。大手人材会社で新サイトの立ち上げ、編集、プロモーションに従事するかたわら、「愛は世界を救う」というモットーのもと「モテ男塾」「恋愛力は仕事力」など恋愛に関する活動・イベントを多数開催している。趣味は、「恋愛!」と自信を持って言える婚活中の猛禽類女子代表。アラサー女子10人がつぶやく恋愛リアルネタを披露するTwitter@takadajyunjikoにも参加中。