最中に寝るオトコ

あの最中に寝るオトコ、
あなたの彼氏にもいましたか?

私は数人いました。

今となっては
「疲れてるんやな~」とか
「リラックスしてるんやな~」とか
思えるようになったのですが、
これが原因で別れたことがあります。

『つきあって』といわれて結ばれた初夜、
彼はスノボ帰りで疲弊していたのか、
終わって速攻グーグー・・・。

私は、
「この人は私のことが好きじゃないんだ」
と思った。

なぜなら私は嬉しすぎて興奮して寝つけなかったから。

悲しさとバカにされた悔しさで泣きながら、
彼が寝たあとひとりそーと帰った。

帰りの電車で、
「つきあうというコトバはなかったことにしてください」
とメールした。

どうもそれで彼は起きたらしく、何度か電話とメールが
かかってきたけど、私はすべて無視。

超ブルーな気持ちのまま家の最寄駅に降りたとき、
なんと彼がいるではないか!?

彼は車を飛ばして会いにきてくれた!!

そこまでしてくれたら許せばいいのに、
当時の私は許せなかった。

そのときは絶対自分が正当だと思っていたけど、
アラサーになった今は、そんな小さなことで
許せなかった自分は小さいオンナだったなー、と思う。

「好きならぜったい寝ないだろう。
だって私は寝ないから」と当時の私は思ったのだけど、
そのとの私は、オトコとオンナが違うと知らなかった。

今ならわかる。
私がそう思うからって、相手もそう思うとは限らないと。
特にオトコとオンナの間なら。

もし当時の私に会えるなら、私はこう教えてあげたい。
『そこで大事なポイントは、“自分がイヤだなと思うことは、
相手にしないでおこう”と思うことだけだよ。』

もしこれが伝えられたら、当時の私は翌朝カレに言うだろう。
「昨日は速攻寝られてさみしかったよ」
「ごめんね」

これだけの話だったのにな・・・。
がおがお。