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  • 2016.11.14

デリカシーとか。。。ドイツ人の正直さ

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「デリカシーの無いヒトね!」

なんて台詞はドイツじゃ使えない。多分、あるヒトとかが少ないのだと思う。


German Honesty(ドイツ人の正直さ)なる単語が私の周りのドイツ人以外の友達に存在する。その、叩かれ磨かれた真剣の曲がりのない一振りのような正直さにピキーンと固まってしまう事がある。


おとぎ話のような街のせいで正直になるのか。。。
    おとぎ話のような風景が逆にそうさせるのか。。

例えば、仕事仲間8人に料理を作ってくれた女の子に、

「色とりどりの割には味がないし野菜がちゃんと煮えてないけど食べれない事はないね。お腹がすごく空いててよかった。」


とか、さらっと言ったりする。

同じ場所で生まれる似た性質達!
 同じ場所で育つ似た性質なのか。。。 


久しぶりに会った友達が髪型を変えてたりすると、

「わぁ。。。あたしは絶対その髪型にはしないわ。」


とか、言ったりする。



ジンバブエ出身の友達に

「アフリカの料理ってなんともまずいよね。どうにかならないのかな。」

(しかも友達はシェフ。)

とか、きっと共通の話題を探してるんだろうけど、言ったりする。

 


素敵なジャケットだね!と声をかけた知らない人が、

「ありがとう。これは僕の子供のお母さんの手作りなんだ。」

とか、言ったりする。

。。。。元妻って言ってくれ!一瞬分からないから!!でも、きっと彼にはその女性は自分の子供のお母さん、というくらい距離が離れてるってことなんだと思う。


冬の厳しさの故の正直か。。
   冬の厳しさの故の正直なのか。。


これが、どうやらこっちでは笑い話にはならないらしく、私の旦那もこの、曲がりの無い一振りをするときがある。

本愛好家で自宅に何千冊も各種分野の本をそろえ、自分が死んだら遺産分けで本をあげよう、というお義父さんに、マルクスさんの返答は


「どこに住むかにもよるけど。。今はインターネットがあるからね。インターネットだと場所もとらないし管理もしなくっていいから。」


にこやかに、なんてことを。。。と固まってる私の横で、時間は進む。

反応は、というと、お義母さんの可愛い笑い声と、お父さんは「電気がなくなったって、昼間なら本は読めるんだぞぅ。」という冗談だったりする。


無邪気とはよく言ったもので、本当に邪気は無い。みんな、思った事を言ってるだけで、わだかまりが生まれる事とかもみたことはない。

日本人の私は、文章の行間を読む、とか、会話の中で真の意を汲み取ろうとしたりするからいちいち「!!」とか「が~ん。」とか固まっちゃうんだと思う。


そこで再確認。私が慣れなきゃいけないのか。

いや、でも。。。デリカシーとか。。



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ライタープロフィール

Tomoe wege
Tomoe wege

1980年生まれ。藤沢市出身。大学卒業後、マルタ島にて英語、農業を2年間学ぶ。その後は世界各地で、ウェイトレス、翻訳、イベントのデコレーション、ドッグシッター、音楽家、マッサージ師、モザイク造り、庭師、デザインなどなど数え切れない職種に従事。2011年にドイツ人のダーリboom festivalンと結婚。ドイツのライプツィヒという芸術村を拠点に、世界各地をウロウロしながら仕事をしている。ここ7年はポルトガルで2年ごとに行われる「」(音楽と美術の祭典)に庭師として参加中。『タイ人ダーリンとのんびりチャン島暮らし』Kimieの妹。