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  • 2016.11.14

恋とジブンの微妙な関係

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 最近、「恋とセックスで幸せになる秘密」(二村 ヒトシ)という本が話題になっています。

 いわゆる恋愛マニュアルのような装丁・タイトルですが、どっこい中身はかなりの硬派。この連載のキーワードでもある「自己肯定」をテーマに、恋や愛、セックスについて詳しく詳しく、分かりやすく書かれています。

・なぜ男は自信満々に見えるのか
(そのくせ付き合ってみるとダメなことが多いのか)
・性に奔放な男性・女性は、なぜそうなってしまうのか
・人はどのように親から影響を受け、それはどのように恋愛に影響しているのか
・なぜ現代日本の女子は生きづらいのか
・男女はどうやったら、仲よくできるのか

 などについて解説されていますが、中でも「人が恋をしたくなる時期」について書かれた内容には「なるほど!」と思わされました。

 曰く、人は「自分を変えたい」と思っているときに恋をしたくなるのだとか。それは「自己肯定」が不十分な時期だから(それはそうですよね「変えたい」=「不満がある」ということなのですから)。

 それぞれの理由で自分が少しイヤになり、自分を生まれ変わらせたいときに人は恋をする(この本では「心に空いた穴」と表現されています)。そうして、恋を通じて自己肯定できてない自分を再確認する。だから恋は本質的に「辛い」ものなのだ、と。

 確かに仕事が充実していたり、日々の生活が満ち足りている人は「今は別に、彼氏とか要らないかな」と言ったりしますよね。それはその時、気持ちが安定してるからなのです。

 俗に「女性は気持ちが落ちているときに異性を求め、逆に男性はノリノリのときに異性を求める」などと言います。安定してないジブンを何とかしたくて、好きな人から肯定されたくてたまらない。その気持ちこそが恋なのだとしたら、恋とは「ジブン病」の最たるものかもしれませんね。

 もちろん、恋をしてはいけないと言っているわけではありません!

 逆に「はー、なんか、恋でもしたいな」と思う気持ちがふと芽生えるようなら、少しジブンがぶれている(ジブン病が発症している)時期かも。そして「恋は別にいいや」と素直に思えるなら、きちんとジブンが安定している(ジブン病が軽い)ということ。

 そんな風に気持ちをチェックしながら、毎日を過ごしてみてくださいね。

■連載 シティリビング・ウェブ
五百田 達成のジブン病につけるクスリ
http://city.living.jp/tokyo/career/iota-t


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ライタープロフィール

五百田達成
五百田達成

東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。「コミュニケーション」「恋愛・結婚・仕事」「生活者心理」「社会変化と男女関係」を主なテーマに執筆や講演を行う。鋭い分析と優しい語り口が人気となり、「私の何がイケないの?」(TBS)、「極嬢ヂカラPremium」(テレビ東京)コメンテーターのほか、メディア出演多数。“日本一女心のわかる男"として、働く女性や職場で女性との接し方に悩む男性などから多くの支持を集めている。東京・恵比寿にて働き女子の人生相談ルーム「恋と仕事のキャリアカフェ」を主宰。『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』(クロスメディア・パブリッシング)が12万部を超えるベストセラーに。その他の著書に『「2回目のない女」を卒業します! 』(メディアファクトリー)、『一瞬で幸せ本能がめざめる 心のゆるめかた』(中経出版)などがある。
公式ブログ:五百田達成 オフィシャルブログ
web:五百田達成 オフィシャルwebsite
web:恋と仕事のキャリアカフェ
Twitter:ebisucareer
facebook:五百田 達成