みなさま、明けましておめでとうございました。
今年もよろしくお願いいたしまする。

最近、恋愛相談メールで
「自分のミスした姿を見せることができない」と
悩む人からの相談が増えています。

周囲に失態を見せられない原因は、
プライドが邪魔をするから。
高低あれど、誰もが持つプライド。
あっても邪魔なだけ。
ないほうが生きることが楽になる。
と、わたしは思います。

というわけで、わたしはバンバン、ミスした姿を
人さまにさらします。

事務職に就いていた頃は、
当時、おつき合いしていた彼からの指輪を紛失し、
社内の人の目をはばからず号泣しました。
他の会社と共同で使用していたトイレに忘れた。
きっと他の会社の子が持って行ったに違いないと
鼻水を垂らしつつしゃくり上げながら説明したところ、
上司が他の会社に聞きに行ってくれるという事態に。

結果、指輪はなぜか、その上司の机の上にありました。
勘違いもはなはだしい、痛恨のミス。
大喜びするわたしを、周囲が冷たい目で見ていたことは
間違いありません。

ある日、手紙の宛名を書いていた時のこと。
手書きが好きなので何通も書いていたら、
勢いに乗りすぎて「内埜」を「内野」と書き間違えてしまいました。
びっくりして、ムンクの「叫び」のごとき顔になり凍るわたし。
「普通、自分の名字は間違えないよね……」
あきれ顔で言われました。

そして、この2つのミスの目撃者が、今のダーリンです。
一緒に働いていた当時がこれですから、
今もほぼ毎日、失敗しっぱなし。
ダーリンの前で何か成功させられる気がしません。

先日は寝言でわたし、
「天下取ったる」
と、つぶやいたらしいです。
しかも、今まで発したことのないような野太い声で。

それから数日間、「今日は天下取れた?」と
聞かれ続けました。
取れねーよ。家で原稿書いてただけなんだから。

こんな姿を人さまに見せることが恥ずかしい、という人は、
芸人さんのトークを参考にするといいと思います。
芸人さんって、自分のミスをおもしろおかしく
しゃべることが多いでしょう?
彼らはプロなのであそこまでのレベルに
到達する必要はありませんが、勉強にはなるはず。
と、以前取材した女性タレントさんも言っていました。

あんまりガチガチにガードを固めないでね。
そのほうが生きることが楽になるし、
あなたが思う相手も、あなたに近づきやすくなるはずですよ。

このブログの前後の記事へ

ライタープロフィール

内埜さくら
内埜さくら

日本臨床心理カウンセリング協会(JACC)、認定臨床心理カウンセラー&恋愛コラムニスト。雑誌、ウェブなど多くのメディアで恋愛記事を手がけるフリーライターとしての顔も持つ。取材を得意とし、これまでインタビュー数は有名人や著名人、一般人を含めて1200人超。取材対象者は12~70歳まで幅広く対応。2011年に『恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80』(講談社)を出版。女性限定でメール恋愛相談も行っている(詳細はブログを参照)
公式ブログ:恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ