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  • 2016.11.14

「理想の結婚相手は「三平」に」 いえ、それ、やっぱ矛盾してますから。

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[ ニッポンの婚活事情 ]
Yahooニュースから、時事通信の記事にリンクが張られている。
結婚相手に求めるものが、「三高」から、三平(年収や外見が平均的で、性格も平穏、との定義らしい)に変わった、というもの。

以下、引用。(太字は筆者)

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理想の結婚相手は「三高」から「三平」に―。
結婚相談所運営の「結婚情報センター」(東京)が実施したインターネット調査で、年収や外見は平均的で性格も平穏な「三平」が男女ともに人気を集めている実態が浮き彫りとなった。担当者は「昔は三高(高学歴、高収入、高身長)が人気だったが、安定志向の世相を反映しているのでは」と分析している。
 調査では、結婚相手の条件として「三高」「三平」「三低」(低姿勢、低依存、低リスク)の三つを挙げたところ、三平を選んだのは男性で81.9%、女性も72.8%とトップだった。理由には「普通が一番」「無理しない付き合いができる」などの声が上がった。
 一方、結婚までの過程では、リードしてくれる「肉食系」の人気が女性では87.2%と圧倒的。男性でも45.2%が肉食系を選んだ。
---------------------------(引用終わり)

ご覧のとおり、「平穏な性格」を望む一方で、「結婚までの過程はリードしてくれる肉食系がいい」と言ってるわけである。なんたる矛盾。
いかに相手に求めることのトレードオフをちゃんと考えてないかということが如実に表れる解答ですね。
当ブログの読者の方はこんなことないと思いますし、世の中の多くの人が「思考不足」だとすれば、考えている人にとってはチャンスということです。

まあ、調査担当者の方の、「安定指向の世相を反映」というコメントも、突っ込みどころ満載ですけどね。かつての競合を叩くのもなんなのでやめときます。

ではまた。 





Last updated  2012年08月13日 20時58分01秒

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ライタープロフィール

西口敦
西口敦

東京大学法学部卒業後、金融業界(長銀、AMEX、UBS)、外資コンサルティング(A.T.カーニー、BCG)を経て、結婚情報サービス大手オーネットにてマーケティング・広報の責任者を務めた。現在、株式会社西口敦事務所の代表。著書に数字と現実から紐解いた目からウロコの婚活本『普通のダンナがなぜ見つからない?』(文藝春秋)がある。
公式ブログ:ニッポンの婚活ビジネス(元)最前線