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  • 2016.11.14

沖縄の結婚事情。日本一高い出生率と、日本一高い離婚率

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ある沖縄県出身アラサー女性(既婚)との会話。
先週末、友人の結婚式で沖縄に帰ったとのことで、沖縄の結婚事情の会話に。

沖縄は、
・離婚率がとても高い(日本一。2010年で人口千人あたり2.6件。全国平均は2.0件)
・合計特出生率も、とても高い(これも日本一。2009年で1.72と、全国平均の1.2を大幅に上回る)。

背景を教えてもらった。
・親が近くに住んでいることが多い。そりゃそうだろね。地元に残ってさえいれば、親は近いはず。
したがって、子供の面倒をみてもらえるので、産みやすい、かつ実家に戻ればいいので、別れやすい(!)
子供の面倒は、親のみならず、おじさんおばさんも、まるで我が子のようにマメにケアしてくれるので、手はたくさんある。
・女性の有職率が高い。したがって、これまた育てやすいし、別れやすい。
・教育費が安い。私立の学校も少ないので、受験準備も必要性が薄い。
・もともと、イージーゴーイングな考え方。「簡単に結婚して、簡単に離婚する」。
「なんとかなる」マインドセットなので、離婚に抵抗が少ない。そもそもたくさんバツイチ・バツニ(それ以上)がたくさんいるので、離婚すること自体うしろめたくない。
「あー、離婚したの?じゃあ実家に戻るんだね」といった会話が普通になされるそうだ。

なるほどー。もちろんいろんな捉え方ってあるでしょうけど、沖縄の出生率の高さの背景を考えることで、少子化対策を考えるヒントにもなるのかもね。
結婚しやすく、産みやすく、かつ別れやすく、再出発しやすく。

労働市場の活性化と似てる気がしますね。正社員化を無理やり義務付けようとすると、逆に採用が滞るってのとかね。

ではまた。


Last updated  2012年07月30日 18時45分19秒

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ライタープロフィール

西口敦
西口敦

東京大学法学部卒業後、金融業界(長銀、AMEX、UBS)、外資コンサルティング(A.T.カーニー、BCG)を経て、結婚情報サービス大手オーネットにてマーケティング・広報の責任者を務めた。現在、株式会社西口敦事務所の代表。著書に数字と現実から紐解いた目からウロコの婚活本『普通のダンナがなぜ見つからない?』(文藝春秋)がある。
公式ブログ:ニッポンの婚活ビジネス(元)最前線