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  • 2016.11.14

出生率、昨年と同じで1.39という報道。

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もう二週間前だが、2011年の合計特殊出生率の発表があり、回復した前の年から横ばいの、1.39という数字だった。

日経しか見てませんが、論調としては、まず原因について、
・若者の雇用が悪化し結婚しにくくなったうえ、 (当たり)
・保育所不足など子育ての環境が整っていないためだ (大いに疑問。ほんとにそれが理由で多数の人が出産をあきらめてるのか??)

子供を産んだ母親の年齢で、20―24歳の母親の比率は、実に10%を切っている。一方で、第一子を産んだ平均年齢はついに30.1歳と30歳を超えた。

対応として、第一生命経済研究所の方の口を借りて「若い非正規社員のスキルアップを図り、収入の高い正社員に転換する道を広げていく政策が必要だ」・・・って、もー間に合いませんから。

人口動態から見て、最大の問題はボリュームゾーンである団塊ジュニアがついに30代後半から40歳にさしかかり、出産年齢の限界に来ていること。これを何とかするには、もはや1-2年の対策しかないし、それでも手遅れ。こんなこと、もう何十年も前から「すでに起こった未来」として分かっていたことである。

まあ、マクロで見ると私は悲観的です。日本の人口動態は詰んでます。
政策には期待するだけ無駄なので、それらを与件として捉えたうえで、ミクロの個人の戦略としてどう考えるか、というフェーズに移ってます。

答え?
それは自分のアタマで考えましょう。だって画一的な絶対解は存在しないから。
こんな問いを出して、各自で真剣に考えてもらうような講座(有料)をやると、参加希望者は集まるかなあ。

ではまた。



Last updated  2012年06月20日 22時23分29秒

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ライタープロフィール

西口敦
西口敦

東京大学法学部卒業後、金融業界(長銀、AMEX、UBS)、外資コンサルティング(A.T.カーニー、BCG)を経て、結婚情報サービス大手オーネットにてマーケティング・広報の責任者を務めた。現在、株式会社西口敦事務所の代表。著書に数字と現実から紐解いた目からウロコの婚活本『普通のダンナがなぜ見つからない?』(文藝春秋)がある。
公式ブログ:ニッポンの婚活ビジネス(元)最前線